雲の上のギャラリー集成材の組物

日本の伝統的な木造建築で
柱の上に使われる『トキョウ』を
構造とデザインにしたギャラリーです

2012年に見学に行ったときは
ホテルとお風呂をつなぐ橋でしたが
現在は木の橋ギャラリーとして使用されています

旅の途中で沈下橋を見に行きました
どことどこをつないでいたのだろう
ただ沈下橋のありかたを体感しに

ホテルがなくなり
機能を失い
ただ橋として残っている時
かたちにとても意味が出てきたのでしょう

この形状のはしでなければ
ホテルとともに建て替えだったのではと思うと
残る建築・残る木の橋ということに
集成材が時間を得て
重ねた木材の層より
組み物により一体化していることに目が行くように
巨大な木のオブジェとして