木偏のつく漢字の20種類の木々について
『木 なまえ・かたち・たくみ』
著 白洲正子
いつか読むだろうと買っておいた本を
最近になって読み始めました
今年読んだ別の本で
日本にはたくさんの木の種類があることを知り
さらに山の整備で木を伐る経験を通して
名前も知らなかった木々の存在を実感しました
建築に携わる中である程度の木の材種や用途については理解していましたが
白洲正子さんが取り上げた≪木偏≫のつく漢字の20種類の木々は
それぞれ日本の文化の中で独自の役割を持っています
この本では単に木の名前や特徴を紹介するだけでなく
それらの木が生えている場所を実際に訪れ
その背景や歴史にまで触れています
ようやく今、自分の経験と重ねながら
この本を身近に感じて読める時がきた気がします