麦畑にpantrip 今年のGWの思い出 麦畑を体感していただくイベントを行いました 麦畑もライ麦畑も 見たことがない人が多く 自然の色と形を感じていただきました 設計士の私は種をまくとき図面を書いて それを畑に再現するのですが 畑のなかにくりぬかれた四角いステージで 篠笛や安来節が またパントリップのパンを食べていただきました あっという間のGWでしたが 畑でいろんな人と語りあい 自然の力をいただいた日々でした 2022/06/01 おぼえているもの 先日従姉の思い出の地へ出かけました 出かけるのは40年ぶり 従姉が小学生の頃過ごした 学校・家・公園・神社などをまわりました 6年間を3時間くらいで 従姉はふわふわ・ぐらぐらしながら 頭が活性化していきました 私は小学校上がる前の記憶なので 言語的なことは何も覚えていなくて 体験的な部分として 写真の家に向かう環境を覚えていました 近くの温泉の建物の雰囲気とか 思い出の一部を切り取った空間体験を 2022/04/22 家の歴史 NHK朝ドラで 親子孫までの三世代100年のお話が放映されたいましたが 家の歴史100年を持つ家が 日本にはどれだけ存在するのでしょう 一番大きな消費財となりつつある世の中 少し考えをシフトして家の寿命について 家族の枠を超えて考えていかなければと思います * * * 写真は私の実家です 祖父母は国鉄に勤めていて長く官舎に住んでいました 50歳を超えたころにこの家を建てました 私の父親は長男なのでそこに一緒に住むことに 間取りは父が考えたよう 参考にした建築雑誌が私の手元にあります * * * 今年築50年なので メンテナンスが必要な部分がたくさん 資料となる写真にうつる祖父・祖母を見て この家のことを考える時間が増えています 仕事にする一歩手前 家に対す考え方の整理をしなくては * * * それにしても50年前の足場はすごいですね 職人さんの身のこなしはどんなものだったのだろう 2022/04/13 星月夜 小さい頃から没頭してしまう趣味 ジクソーパズル その風景を見るために旅にでたことも 3年前風景の集大成 3000ピースのウユニ塩湖をやりとげて しばらくお休み状態でしたが 原田マハさんの 「たゆたえども沈まず」 ゴッホについて書いた小説を読んで 久々に火がつきました 絵のパズルの面白さは画家が描いた色の重なりを 細かく見てピースをはめること 次は何の絵をつくろうかな 2022/04/12 ピクチャーウィンドウ 窓で切り取った景色を効果的に見せる技法 ピクチャーウィンドウ 家の設計でも取り入れることがあります ここ吉島のゴミ処理場は さらにトンネル空間を歩く効果で 先の景色はさらにきれいに見えることに 映画のロケ地効果で みなさんがこの空間を体験することになるのかな 2022/04/02 おぼえている場所 先週画家ゴッホについての本を読んでいる時 でてきた町アルル 写真はアルル中心部なのですが 郊外の遺跡から歩いて中心部に戻る時 感じたひかりをいまでも思い出します 私でも絵がきれいに書けるかもと思うくらい ものがよく見えました 湿度の感じか光の感じがたか理由はわかりませんが 写真には残してないけど 思い出す風景です 2022/02/12 Hotel home ヘルシンキで泊まった マンションの一室を借りるHotelhome 暮らすように旅ができます 海外に行って人々の生活空間を体験することは とても刺激的で 日頃の自分の生活空間を考えることになります 間取りは 玄関を入ってホールを抜けると この家のメインのLD空間 南側の窓の向こうは 椅子に座ってくつろげるほどのテラス ソファーでくつろいだり テーブルにて食事もできます 玄関ホール左手は シャワー・便器・手洗い・洗濯機のスペース ビシャビシャになっても 床暖房他で すぐに乾燥します 玄関ホール右手はキッチン 冷蔵庫・電子レンジから食器まで用意されています 市場で食材を買って料理することが可能です 簡単にここで食事もできます LD空間の北側は 収納が設けられた寝室です うれしくなって 鞄の中の少ない衣装を クローゼットに入れてみました 2016年の旅ですが 今となっては ネットで予約して 誰にも会わないで メールで送られてくるコードだけで 旅先の土地でhomeを手に入れる アフターコロナにも良いホテルかもしれません 2022/01/25 生きるぼくら 先週紹介した 「むらの原理 都市の原理」をわかりやすく むらの部分の良いところだけを物語にしている小説でした 作者原田マハさんの言葉をかりたら 「お米をめぐる、とっておきの物語。おれの、ぼくらの、わくわくするような物語」 お米は作ったことはないけれど ここ伴東で畑をかりて麦をつくっていると体感する良い部分が 言葉になって理解できました 私が小説家だったら 「家をめぐる、とっておきの物語。おれの、ぼくらの、わくわくするような物語」 を書けるのにとおもいますが できないので 設計士としてひとつの家に対してとっておきの物語を仕上げたいと思います 2022/01/24 むらの原理 都市の原理 年末本棚の整理をしている時に久々に手にした本 なんとなく読み始めると 最近、設計の仕事や麦つくりの中で日々考えている もやもやとした境界線がスッキリとしました むらの原理と都市の原理を理解することで 今自分が住んでいる環境を どちらの物差しでも見ることができて よりよく理解できる気がしてきました 「むらは扶助と義務とで成り立つ自立の社会であり 都市は権利と管理で成り立つ分業の社会」 私は広島市郊外の昭和40年代に造成された住宅団地で育ち 都市で暮らすための教育を受けてきました 社会の一員として分業の一役を担っているのでしょう 戦後むらから人を吸収して都市は広がり 都市のルールでむらについても考える時代が続いて そのなかで育って生活してきたのでしょう むらでは 山の木で火を焚き 自然から水を得て 田畑で野菜・米などを作る時 一戸の家は自立できます 都市では 分業をこなし 給料を得て それを元手にすべてを買うことができます 全てに価格がつけられています 私が最近設計で関わった広島市近郊の農家はむらの原理でできたもの 自立するための設備をいつでも備えることができますが 都市の原理で生活することもできます 私が伴東で耕作している麦畑周辺は 都市化によって地力の持っている土地が 地辺となり売り出されていきます 自立する家をつくることは難しい状況です TVで見た 農家をシェアハウスにして 都市からちょっと逃げ出したい若者たちが集まっている状態 そこでむらの原理を知ることで 一人の人間の自立に必要なことを知れば むらでも都市でも生活する場所をみつけ出せるのでしょう 人が自然と共生して むらと都市を理解し どちらも成立させていけばよいと思います 最後に 町内会というのは むら的な扶助の考えを残して都市のなかにあります もう少し都市になじむように 働きと名前を変更させた方が良いと思いますが みなさんいかがでしょうか 2022/01/18 雪景色 己斐の家の現場監理に行く前に 雪が降っている中通り道なので 己斐の山上にあるお墓を参りに 天気の良い日は眼下に広がる広島市を眺めることができ 大好きな場所 雪の中で見た景色は 太陽の光による川面の炙りだしショーでした 写真奥の川から順次光があたって 広島市の土地の輪郭を見せてくれました よく見えない雪の中でよく見えるという 面白い体験でした 2022/01/14 1 2 3 4 5 6 7 8 カテゴリー 家づくりのすすめ 伴東のライ麦畑 設計とは 体で感じる 思い出 デザイン 建築探訪 旅から 日々の生活 木について まちについて 空間づくりのヒント やりたいこと 家について 本の紹介 街の風色 ブログ記事一覧 キッチン GWに家のメンテナンス 道後温泉本館 雲の上のギャラリー 牧野植物園展示館 空海ドーム 大崎上島ちゃり旅
おぼえているもの 先日従姉の思い出の地へ出かけました 出かけるのは40年ぶり 従姉が小学生の頃過ごした 学校・家・公園・神社などをまわりました 6年間を3時間くらいで 従姉はふわふわ・ぐらぐらしながら 頭が活性化していきました 私は小学校上がる前の記憶なので 言語的なことは何も覚えていなくて 体験的な部分として 写真の家に向かう環境を覚えていました 近くの温泉の建物の雰囲気とか 思い出の一部を切り取った空間体験を 2022/04/22 家の歴史 NHK朝ドラで 親子孫までの三世代100年のお話が放映されたいましたが 家の歴史100年を持つ家が 日本にはどれだけ存在するのでしょう 一番大きな消費財となりつつある世の中 少し考えをシフトして家の寿命について 家族の枠を超えて考えていかなければと思います * * * 写真は私の実家です 祖父母は国鉄に勤めていて長く官舎に住んでいました 50歳を超えたころにこの家を建てました 私の父親は長男なのでそこに一緒に住むことに 間取りは父が考えたよう 参考にした建築雑誌が私の手元にあります * * * 今年築50年なので メンテナンスが必要な部分がたくさん 資料となる写真にうつる祖父・祖母を見て この家のことを考える時間が増えています 仕事にする一歩手前 家に対す考え方の整理をしなくては * * * それにしても50年前の足場はすごいですね 職人さんの身のこなしはどんなものだったのだろう 2022/04/13 星月夜 小さい頃から没頭してしまう趣味 ジクソーパズル その風景を見るために旅にでたことも 3年前風景の集大成 3000ピースのウユニ塩湖をやりとげて しばらくお休み状態でしたが 原田マハさんの 「たゆたえども沈まず」 ゴッホについて書いた小説を読んで 久々に火がつきました 絵のパズルの面白さは画家が描いた色の重なりを 細かく見てピースをはめること 次は何の絵をつくろうかな 2022/04/12 ピクチャーウィンドウ 窓で切り取った景色を効果的に見せる技法 ピクチャーウィンドウ 家の設計でも取り入れることがあります ここ吉島のゴミ処理場は さらにトンネル空間を歩く効果で 先の景色はさらにきれいに見えることに 映画のロケ地効果で みなさんがこの空間を体験することになるのかな 2022/04/02 おぼえている場所 先週画家ゴッホについての本を読んでいる時 でてきた町アルル 写真はアルル中心部なのですが 郊外の遺跡から歩いて中心部に戻る時 感じたひかりをいまでも思い出します 私でも絵がきれいに書けるかもと思うくらい ものがよく見えました 湿度の感じか光の感じがたか理由はわかりませんが 写真には残してないけど 思い出す風景です 2022/02/12 Hotel home ヘルシンキで泊まった マンションの一室を借りるHotelhome 暮らすように旅ができます 海外に行って人々の生活空間を体験することは とても刺激的で 日頃の自分の生活空間を考えることになります 間取りは 玄関を入ってホールを抜けると この家のメインのLD空間 南側の窓の向こうは 椅子に座ってくつろげるほどのテラス ソファーでくつろいだり テーブルにて食事もできます 玄関ホール左手は シャワー・便器・手洗い・洗濯機のスペース ビシャビシャになっても 床暖房他で すぐに乾燥します 玄関ホール右手はキッチン 冷蔵庫・電子レンジから食器まで用意されています 市場で食材を買って料理することが可能です 簡単にここで食事もできます LD空間の北側は 収納が設けられた寝室です うれしくなって 鞄の中の少ない衣装を クローゼットに入れてみました 2016年の旅ですが 今となっては ネットで予約して 誰にも会わないで メールで送られてくるコードだけで 旅先の土地でhomeを手に入れる アフターコロナにも良いホテルかもしれません 2022/01/25 生きるぼくら 先週紹介した 「むらの原理 都市の原理」をわかりやすく むらの部分の良いところだけを物語にしている小説でした 作者原田マハさんの言葉をかりたら 「お米をめぐる、とっておきの物語。おれの、ぼくらの、わくわくするような物語」 お米は作ったことはないけれど ここ伴東で畑をかりて麦をつくっていると体感する良い部分が 言葉になって理解できました 私が小説家だったら 「家をめぐる、とっておきの物語。おれの、ぼくらの、わくわくするような物語」 を書けるのにとおもいますが できないので 設計士としてひとつの家に対してとっておきの物語を仕上げたいと思います 2022/01/24 むらの原理 都市の原理 年末本棚の整理をしている時に久々に手にした本 なんとなく読み始めると 最近、設計の仕事や麦つくりの中で日々考えている もやもやとした境界線がスッキリとしました むらの原理と都市の原理を理解することで 今自分が住んでいる環境を どちらの物差しでも見ることができて よりよく理解できる気がしてきました 「むらは扶助と義務とで成り立つ自立の社会であり 都市は権利と管理で成り立つ分業の社会」 私は広島市郊外の昭和40年代に造成された住宅団地で育ち 都市で暮らすための教育を受けてきました 社会の一員として分業の一役を担っているのでしょう 戦後むらから人を吸収して都市は広がり 都市のルールでむらについても考える時代が続いて そのなかで育って生活してきたのでしょう むらでは 山の木で火を焚き 自然から水を得て 田畑で野菜・米などを作る時 一戸の家は自立できます 都市では 分業をこなし 給料を得て それを元手にすべてを買うことができます 全てに価格がつけられています 私が最近設計で関わった広島市近郊の農家はむらの原理でできたもの 自立するための設備をいつでも備えることができますが 都市の原理で生活することもできます 私が伴東で耕作している麦畑周辺は 都市化によって地力の持っている土地が 地辺となり売り出されていきます 自立する家をつくることは難しい状況です TVで見た 農家をシェアハウスにして 都市からちょっと逃げ出したい若者たちが集まっている状態 そこでむらの原理を知ることで 一人の人間の自立に必要なことを知れば むらでも都市でも生活する場所をみつけ出せるのでしょう 人が自然と共生して むらと都市を理解し どちらも成立させていけばよいと思います 最後に 町内会というのは むら的な扶助の考えを残して都市のなかにあります もう少し都市になじむように 働きと名前を変更させた方が良いと思いますが みなさんいかがでしょうか 2022/01/18 雪景色 己斐の家の現場監理に行く前に 雪が降っている中通り道なので 己斐の山上にあるお墓を参りに 天気の良い日は眼下に広がる広島市を眺めることができ 大好きな場所 雪の中で見た景色は 太陽の光による川面の炙りだしショーでした 写真奥の川から順次光があたって 広島市の土地の輪郭を見せてくれました よく見えない雪の中でよく見えるという 面白い体験でした 2022/01/14 1 2 3 4 5 6 7 8 カテゴリー 家づくりのすすめ 伴東のライ麦畑 設計とは 体で感じる 思い出 デザイン 建築探訪 旅から 日々の生活 木について まちについて 空間づくりのヒント やりたいこと 家について 本の紹介 街の風色 ブログ記事一覧 キッチン GWに家のメンテナンス 道後温泉本館 雲の上のギャラリー 牧野植物園展示館 空海ドーム 大崎上島ちゃり旅
家の歴史 NHK朝ドラで 親子孫までの三世代100年のお話が放映されたいましたが 家の歴史100年を持つ家が 日本にはどれだけ存在するのでしょう 一番大きな消費財となりつつある世の中 少し考えをシフトして家の寿命について 家族の枠を超えて考えていかなければと思います * * * 写真は私の実家です 祖父母は国鉄に勤めていて長く官舎に住んでいました 50歳を超えたころにこの家を建てました 私の父親は長男なのでそこに一緒に住むことに 間取りは父が考えたよう 参考にした建築雑誌が私の手元にあります * * * 今年築50年なので メンテナンスが必要な部分がたくさん 資料となる写真にうつる祖父・祖母を見て この家のことを考える時間が増えています 仕事にする一歩手前 家に対す考え方の整理をしなくては * * * それにしても50年前の足場はすごいですね 職人さんの身のこなしはどんなものだったのだろう 2022/04/13 星月夜 小さい頃から没頭してしまう趣味 ジクソーパズル その風景を見るために旅にでたことも 3年前風景の集大成 3000ピースのウユニ塩湖をやりとげて しばらくお休み状態でしたが 原田マハさんの 「たゆたえども沈まず」 ゴッホについて書いた小説を読んで 久々に火がつきました 絵のパズルの面白さは画家が描いた色の重なりを 細かく見てピースをはめること 次は何の絵をつくろうかな 2022/04/12 ピクチャーウィンドウ 窓で切り取った景色を効果的に見せる技法 ピクチャーウィンドウ 家の設計でも取り入れることがあります ここ吉島のゴミ処理場は さらにトンネル空間を歩く効果で 先の景色はさらにきれいに見えることに 映画のロケ地効果で みなさんがこの空間を体験することになるのかな 2022/04/02 おぼえている場所 先週画家ゴッホについての本を読んでいる時 でてきた町アルル 写真はアルル中心部なのですが 郊外の遺跡から歩いて中心部に戻る時 感じたひかりをいまでも思い出します 私でも絵がきれいに書けるかもと思うくらい ものがよく見えました 湿度の感じか光の感じがたか理由はわかりませんが 写真には残してないけど 思い出す風景です 2022/02/12 Hotel home ヘルシンキで泊まった マンションの一室を借りるHotelhome 暮らすように旅ができます 海外に行って人々の生活空間を体験することは とても刺激的で 日頃の自分の生活空間を考えることになります 間取りは 玄関を入ってホールを抜けると この家のメインのLD空間 南側の窓の向こうは 椅子に座ってくつろげるほどのテラス ソファーでくつろいだり テーブルにて食事もできます 玄関ホール左手は シャワー・便器・手洗い・洗濯機のスペース ビシャビシャになっても 床暖房他で すぐに乾燥します 玄関ホール右手はキッチン 冷蔵庫・電子レンジから食器まで用意されています 市場で食材を買って料理することが可能です 簡単にここで食事もできます LD空間の北側は 収納が設けられた寝室です うれしくなって 鞄の中の少ない衣装を クローゼットに入れてみました 2016年の旅ですが 今となっては ネットで予約して 誰にも会わないで メールで送られてくるコードだけで 旅先の土地でhomeを手に入れる アフターコロナにも良いホテルかもしれません 2022/01/25 生きるぼくら 先週紹介した 「むらの原理 都市の原理」をわかりやすく むらの部分の良いところだけを物語にしている小説でした 作者原田マハさんの言葉をかりたら 「お米をめぐる、とっておきの物語。おれの、ぼくらの、わくわくするような物語」 お米は作ったことはないけれど ここ伴東で畑をかりて麦をつくっていると体感する良い部分が 言葉になって理解できました 私が小説家だったら 「家をめぐる、とっておきの物語。おれの、ぼくらの、わくわくするような物語」 を書けるのにとおもいますが できないので 設計士としてひとつの家に対してとっておきの物語を仕上げたいと思います 2022/01/24 むらの原理 都市の原理 年末本棚の整理をしている時に久々に手にした本 なんとなく読み始めると 最近、設計の仕事や麦つくりの中で日々考えている もやもやとした境界線がスッキリとしました むらの原理と都市の原理を理解することで 今自分が住んでいる環境を どちらの物差しでも見ることができて よりよく理解できる気がしてきました 「むらは扶助と義務とで成り立つ自立の社会であり 都市は権利と管理で成り立つ分業の社会」 私は広島市郊外の昭和40年代に造成された住宅団地で育ち 都市で暮らすための教育を受けてきました 社会の一員として分業の一役を担っているのでしょう 戦後むらから人を吸収して都市は広がり 都市のルールでむらについても考える時代が続いて そのなかで育って生活してきたのでしょう むらでは 山の木で火を焚き 自然から水を得て 田畑で野菜・米などを作る時 一戸の家は自立できます 都市では 分業をこなし 給料を得て それを元手にすべてを買うことができます 全てに価格がつけられています 私が最近設計で関わった広島市近郊の農家はむらの原理でできたもの 自立するための設備をいつでも備えることができますが 都市の原理で生活することもできます 私が伴東で耕作している麦畑周辺は 都市化によって地力の持っている土地が 地辺となり売り出されていきます 自立する家をつくることは難しい状況です TVで見た 農家をシェアハウスにして 都市からちょっと逃げ出したい若者たちが集まっている状態 そこでむらの原理を知ることで 一人の人間の自立に必要なことを知れば むらでも都市でも生活する場所をみつけ出せるのでしょう 人が自然と共生して むらと都市を理解し どちらも成立させていけばよいと思います 最後に 町内会というのは むら的な扶助の考えを残して都市のなかにあります もう少し都市になじむように 働きと名前を変更させた方が良いと思いますが みなさんいかがでしょうか 2022/01/18 雪景色 己斐の家の現場監理に行く前に 雪が降っている中通り道なので 己斐の山上にあるお墓を参りに 天気の良い日は眼下に広がる広島市を眺めることができ 大好きな場所 雪の中で見た景色は 太陽の光による川面の炙りだしショーでした 写真奥の川から順次光があたって 広島市の土地の輪郭を見せてくれました よく見えない雪の中でよく見えるという 面白い体験でした 2022/01/14 1 2 3 4 5 6 7 8 カテゴリー 家づくりのすすめ 伴東のライ麦畑 設計とは 体で感じる 思い出 デザイン 建築探訪 旅から 日々の生活 木について まちについて 空間づくりのヒント やりたいこと 家について 本の紹介 街の風色 ブログ記事一覧 キッチン GWに家のメンテナンス 道後温泉本館 雲の上のギャラリー 牧野植物園展示館 空海ドーム 大崎上島ちゃり旅
星月夜 小さい頃から没頭してしまう趣味 ジクソーパズル その風景を見るために旅にでたことも 3年前風景の集大成 3000ピースのウユニ塩湖をやりとげて しばらくお休み状態でしたが 原田マハさんの 「たゆたえども沈まず」 ゴッホについて書いた小説を読んで 久々に火がつきました 絵のパズルの面白さは画家が描いた色の重なりを 細かく見てピースをはめること 次は何の絵をつくろうかな 2022/04/12 ピクチャーウィンドウ 窓で切り取った景色を効果的に見せる技法 ピクチャーウィンドウ 家の設計でも取り入れることがあります ここ吉島のゴミ処理場は さらにトンネル空間を歩く効果で 先の景色はさらにきれいに見えることに 映画のロケ地効果で みなさんがこの空間を体験することになるのかな 2022/04/02 おぼえている場所 先週画家ゴッホについての本を読んでいる時 でてきた町アルル 写真はアルル中心部なのですが 郊外の遺跡から歩いて中心部に戻る時 感じたひかりをいまでも思い出します 私でも絵がきれいに書けるかもと思うくらい ものがよく見えました 湿度の感じか光の感じがたか理由はわかりませんが 写真には残してないけど 思い出す風景です 2022/02/12 Hotel home ヘルシンキで泊まった マンションの一室を借りるHotelhome 暮らすように旅ができます 海外に行って人々の生活空間を体験することは とても刺激的で 日頃の自分の生活空間を考えることになります 間取りは 玄関を入ってホールを抜けると この家のメインのLD空間 南側の窓の向こうは 椅子に座ってくつろげるほどのテラス ソファーでくつろいだり テーブルにて食事もできます 玄関ホール左手は シャワー・便器・手洗い・洗濯機のスペース ビシャビシャになっても 床暖房他で すぐに乾燥します 玄関ホール右手はキッチン 冷蔵庫・電子レンジから食器まで用意されています 市場で食材を買って料理することが可能です 簡単にここで食事もできます LD空間の北側は 収納が設けられた寝室です うれしくなって 鞄の中の少ない衣装を クローゼットに入れてみました 2016年の旅ですが 今となっては ネットで予約して 誰にも会わないで メールで送られてくるコードだけで 旅先の土地でhomeを手に入れる アフターコロナにも良いホテルかもしれません 2022/01/25 生きるぼくら 先週紹介した 「むらの原理 都市の原理」をわかりやすく むらの部分の良いところだけを物語にしている小説でした 作者原田マハさんの言葉をかりたら 「お米をめぐる、とっておきの物語。おれの、ぼくらの、わくわくするような物語」 お米は作ったことはないけれど ここ伴東で畑をかりて麦をつくっていると体感する良い部分が 言葉になって理解できました 私が小説家だったら 「家をめぐる、とっておきの物語。おれの、ぼくらの、わくわくするような物語」 を書けるのにとおもいますが できないので 設計士としてひとつの家に対してとっておきの物語を仕上げたいと思います 2022/01/24 むらの原理 都市の原理 年末本棚の整理をしている時に久々に手にした本 なんとなく読み始めると 最近、設計の仕事や麦つくりの中で日々考えている もやもやとした境界線がスッキリとしました むらの原理と都市の原理を理解することで 今自分が住んでいる環境を どちらの物差しでも見ることができて よりよく理解できる気がしてきました 「むらは扶助と義務とで成り立つ自立の社会であり 都市は権利と管理で成り立つ分業の社会」 私は広島市郊外の昭和40年代に造成された住宅団地で育ち 都市で暮らすための教育を受けてきました 社会の一員として分業の一役を担っているのでしょう 戦後むらから人を吸収して都市は広がり 都市のルールでむらについても考える時代が続いて そのなかで育って生活してきたのでしょう むらでは 山の木で火を焚き 自然から水を得て 田畑で野菜・米などを作る時 一戸の家は自立できます 都市では 分業をこなし 給料を得て それを元手にすべてを買うことができます 全てに価格がつけられています 私が最近設計で関わった広島市近郊の農家はむらの原理でできたもの 自立するための設備をいつでも備えることができますが 都市の原理で生活することもできます 私が伴東で耕作している麦畑周辺は 都市化によって地力の持っている土地が 地辺となり売り出されていきます 自立する家をつくることは難しい状況です TVで見た 農家をシェアハウスにして 都市からちょっと逃げ出したい若者たちが集まっている状態 そこでむらの原理を知ることで 一人の人間の自立に必要なことを知れば むらでも都市でも生活する場所をみつけ出せるのでしょう 人が自然と共生して むらと都市を理解し どちらも成立させていけばよいと思います 最後に 町内会というのは むら的な扶助の考えを残して都市のなかにあります もう少し都市になじむように 働きと名前を変更させた方が良いと思いますが みなさんいかがでしょうか 2022/01/18 雪景色 己斐の家の現場監理に行く前に 雪が降っている中通り道なので 己斐の山上にあるお墓を参りに 天気の良い日は眼下に広がる広島市を眺めることができ 大好きな場所 雪の中で見た景色は 太陽の光による川面の炙りだしショーでした 写真奥の川から順次光があたって 広島市の土地の輪郭を見せてくれました よく見えない雪の中でよく見えるという 面白い体験でした 2022/01/14 1 2 3 4 5 6 7 8 カテゴリー 家づくりのすすめ 伴東のライ麦畑 設計とは 体で感じる 思い出 デザイン 建築探訪 旅から 日々の生活 木について まちについて 空間づくりのヒント やりたいこと 家について 本の紹介 街の風色 ブログ記事一覧 キッチン GWに家のメンテナンス 道後温泉本館 雲の上のギャラリー 牧野植物園展示館 空海ドーム 大崎上島ちゃり旅
ピクチャーウィンドウ 窓で切り取った景色を効果的に見せる技法 ピクチャーウィンドウ 家の設計でも取り入れることがあります ここ吉島のゴミ処理場は さらにトンネル空間を歩く効果で 先の景色はさらにきれいに見えることに 映画のロケ地効果で みなさんがこの空間を体験することになるのかな 2022/04/02 おぼえている場所 先週画家ゴッホについての本を読んでいる時 でてきた町アルル 写真はアルル中心部なのですが 郊外の遺跡から歩いて中心部に戻る時 感じたひかりをいまでも思い出します 私でも絵がきれいに書けるかもと思うくらい ものがよく見えました 湿度の感じか光の感じがたか理由はわかりませんが 写真には残してないけど 思い出す風景です 2022/02/12 Hotel home ヘルシンキで泊まった マンションの一室を借りるHotelhome 暮らすように旅ができます 海外に行って人々の生活空間を体験することは とても刺激的で 日頃の自分の生活空間を考えることになります 間取りは 玄関を入ってホールを抜けると この家のメインのLD空間 南側の窓の向こうは 椅子に座ってくつろげるほどのテラス ソファーでくつろいだり テーブルにて食事もできます 玄関ホール左手は シャワー・便器・手洗い・洗濯機のスペース ビシャビシャになっても 床暖房他で すぐに乾燥します 玄関ホール右手はキッチン 冷蔵庫・電子レンジから食器まで用意されています 市場で食材を買って料理することが可能です 簡単にここで食事もできます LD空間の北側は 収納が設けられた寝室です うれしくなって 鞄の中の少ない衣装を クローゼットに入れてみました 2016年の旅ですが 今となっては ネットで予約して 誰にも会わないで メールで送られてくるコードだけで 旅先の土地でhomeを手に入れる アフターコロナにも良いホテルかもしれません 2022/01/25 生きるぼくら 先週紹介した 「むらの原理 都市の原理」をわかりやすく むらの部分の良いところだけを物語にしている小説でした 作者原田マハさんの言葉をかりたら 「お米をめぐる、とっておきの物語。おれの、ぼくらの、わくわくするような物語」 お米は作ったことはないけれど ここ伴東で畑をかりて麦をつくっていると体感する良い部分が 言葉になって理解できました 私が小説家だったら 「家をめぐる、とっておきの物語。おれの、ぼくらの、わくわくするような物語」 を書けるのにとおもいますが できないので 設計士としてひとつの家に対してとっておきの物語を仕上げたいと思います 2022/01/24 むらの原理 都市の原理 年末本棚の整理をしている時に久々に手にした本 なんとなく読み始めると 最近、設計の仕事や麦つくりの中で日々考えている もやもやとした境界線がスッキリとしました むらの原理と都市の原理を理解することで 今自分が住んでいる環境を どちらの物差しでも見ることができて よりよく理解できる気がしてきました 「むらは扶助と義務とで成り立つ自立の社会であり 都市は権利と管理で成り立つ分業の社会」 私は広島市郊外の昭和40年代に造成された住宅団地で育ち 都市で暮らすための教育を受けてきました 社会の一員として分業の一役を担っているのでしょう 戦後むらから人を吸収して都市は広がり 都市のルールでむらについても考える時代が続いて そのなかで育って生活してきたのでしょう むらでは 山の木で火を焚き 自然から水を得て 田畑で野菜・米などを作る時 一戸の家は自立できます 都市では 分業をこなし 給料を得て それを元手にすべてを買うことができます 全てに価格がつけられています 私が最近設計で関わった広島市近郊の農家はむらの原理でできたもの 自立するための設備をいつでも備えることができますが 都市の原理で生活することもできます 私が伴東で耕作している麦畑周辺は 都市化によって地力の持っている土地が 地辺となり売り出されていきます 自立する家をつくることは難しい状況です TVで見た 農家をシェアハウスにして 都市からちょっと逃げ出したい若者たちが集まっている状態 そこでむらの原理を知ることで 一人の人間の自立に必要なことを知れば むらでも都市でも生活する場所をみつけ出せるのでしょう 人が自然と共生して むらと都市を理解し どちらも成立させていけばよいと思います 最後に 町内会というのは むら的な扶助の考えを残して都市のなかにあります もう少し都市になじむように 働きと名前を変更させた方が良いと思いますが みなさんいかがでしょうか 2022/01/18 雪景色 己斐の家の現場監理に行く前に 雪が降っている中通り道なので 己斐の山上にあるお墓を参りに 天気の良い日は眼下に広がる広島市を眺めることができ 大好きな場所 雪の中で見た景色は 太陽の光による川面の炙りだしショーでした 写真奥の川から順次光があたって 広島市の土地の輪郭を見せてくれました よく見えない雪の中でよく見えるという 面白い体験でした 2022/01/14 1 2 3 4 5 6 7 8 カテゴリー 家づくりのすすめ 伴東のライ麦畑 設計とは 体で感じる 思い出 デザイン 建築探訪 旅から 日々の生活 木について まちについて 空間づくりのヒント やりたいこと 家について 本の紹介 街の風色 ブログ記事一覧 キッチン GWに家のメンテナンス 道後温泉本館 雲の上のギャラリー 牧野植物園展示館 空海ドーム 大崎上島ちゃり旅
おぼえている場所 先週画家ゴッホについての本を読んでいる時 でてきた町アルル 写真はアルル中心部なのですが 郊外の遺跡から歩いて中心部に戻る時 感じたひかりをいまでも思い出します 私でも絵がきれいに書けるかもと思うくらい ものがよく見えました 湿度の感じか光の感じがたか理由はわかりませんが 写真には残してないけど 思い出す風景です 2022/02/12 Hotel home ヘルシンキで泊まった マンションの一室を借りるHotelhome 暮らすように旅ができます 海外に行って人々の生活空間を体験することは とても刺激的で 日頃の自分の生活空間を考えることになります 間取りは 玄関を入ってホールを抜けると この家のメインのLD空間 南側の窓の向こうは 椅子に座ってくつろげるほどのテラス ソファーでくつろいだり テーブルにて食事もできます 玄関ホール左手は シャワー・便器・手洗い・洗濯機のスペース ビシャビシャになっても 床暖房他で すぐに乾燥します 玄関ホール右手はキッチン 冷蔵庫・電子レンジから食器まで用意されています 市場で食材を買って料理することが可能です 簡単にここで食事もできます LD空間の北側は 収納が設けられた寝室です うれしくなって 鞄の中の少ない衣装を クローゼットに入れてみました 2016年の旅ですが 今となっては ネットで予約して 誰にも会わないで メールで送られてくるコードだけで 旅先の土地でhomeを手に入れる アフターコロナにも良いホテルかもしれません 2022/01/25 生きるぼくら 先週紹介した 「むらの原理 都市の原理」をわかりやすく むらの部分の良いところだけを物語にしている小説でした 作者原田マハさんの言葉をかりたら 「お米をめぐる、とっておきの物語。おれの、ぼくらの、わくわくするような物語」 お米は作ったことはないけれど ここ伴東で畑をかりて麦をつくっていると体感する良い部分が 言葉になって理解できました 私が小説家だったら 「家をめぐる、とっておきの物語。おれの、ぼくらの、わくわくするような物語」 を書けるのにとおもいますが できないので 設計士としてひとつの家に対してとっておきの物語を仕上げたいと思います 2022/01/24 むらの原理 都市の原理 年末本棚の整理をしている時に久々に手にした本 なんとなく読み始めると 最近、設計の仕事や麦つくりの中で日々考えている もやもやとした境界線がスッキリとしました むらの原理と都市の原理を理解することで 今自分が住んでいる環境を どちらの物差しでも見ることができて よりよく理解できる気がしてきました 「むらは扶助と義務とで成り立つ自立の社会であり 都市は権利と管理で成り立つ分業の社会」 私は広島市郊外の昭和40年代に造成された住宅団地で育ち 都市で暮らすための教育を受けてきました 社会の一員として分業の一役を担っているのでしょう 戦後むらから人を吸収して都市は広がり 都市のルールでむらについても考える時代が続いて そのなかで育って生活してきたのでしょう むらでは 山の木で火を焚き 自然から水を得て 田畑で野菜・米などを作る時 一戸の家は自立できます 都市では 分業をこなし 給料を得て それを元手にすべてを買うことができます 全てに価格がつけられています 私が最近設計で関わった広島市近郊の農家はむらの原理でできたもの 自立するための設備をいつでも備えることができますが 都市の原理で生活することもできます 私が伴東で耕作している麦畑周辺は 都市化によって地力の持っている土地が 地辺となり売り出されていきます 自立する家をつくることは難しい状況です TVで見た 農家をシェアハウスにして 都市からちょっと逃げ出したい若者たちが集まっている状態 そこでむらの原理を知ることで 一人の人間の自立に必要なことを知れば むらでも都市でも生活する場所をみつけ出せるのでしょう 人が自然と共生して むらと都市を理解し どちらも成立させていけばよいと思います 最後に 町内会というのは むら的な扶助の考えを残して都市のなかにあります もう少し都市になじむように 働きと名前を変更させた方が良いと思いますが みなさんいかがでしょうか 2022/01/18 雪景色 己斐の家の現場監理に行く前に 雪が降っている中通り道なので 己斐の山上にあるお墓を参りに 天気の良い日は眼下に広がる広島市を眺めることができ 大好きな場所 雪の中で見た景色は 太陽の光による川面の炙りだしショーでした 写真奥の川から順次光があたって 広島市の土地の輪郭を見せてくれました よく見えない雪の中でよく見えるという 面白い体験でした 2022/01/14 1 2 3 4 5 6 7 8 カテゴリー 家づくりのすすめ 伴東のライ麦畑 設計とは 体で感じる 思い出 デザイン 建築探訪 旅から 日々の生活 木について まちについて 空間づくりのヒント やりたいこと 家について 本の紹介 街の風色 ブログ記事一覧 キッチン GWに家のメンテナンス 道後温泉本館 雲の上のギャラリー 牧野植物園展示館 空海ドーム 大崎上島ちゃり旅
Hotel home ヘルシンキで泊まった マンションの一室を借りるHotelhome 暮らすように旅ができます 海外に行って人々の生活空間を体験することは とても刺激的で 日頃の自分の生活空間を考えることになります 間取りは 玄関を入ってホールを抜けると この家のメインのLD空間 南側の窓の向こうは 椅子に座ってくつろげるほどのテラス ソファーでくつろいだり テーブルにて食事もできます 玄関ホール左手は シャワー・便器・手洗い・洗濯機のスペース ビシャビシャになっても 床暖房他で すぐに乾燥します 玄関ホール右手はキッチン 冷蔵庫・電子レンジから食器まで用意されています 市場で食材を買って料理することが可能です 簡単にここで食事もできます LD空間の北側は 収納が設けられた寝室です うれしくなって 鞄の中の少ない衣装を クローゼットに入れてみました 2016年の旅ですが 今となっては ネットで予約して 誰にも会わないで メールで送られてくるコードだけで 旅先の土地でhomeを手に入れる アフターコロナにも良いホテルかもしれません 2022/01/25 生きるぼくら 先週紹介した 「むらの原理 都市の原理」をわかりやすく むらの部分の良いところだけを物語にしている小説でした 作者原田マハさんの言葉をかりたら 「お米をめぐる、とっておきの物語。おれの、ぼくらの、わくわくするような物語」 お米は作ったことはないけれど ここ伴東で畑をかりて麦をつくっていると体感する良い部分が 言葉になって理解できました 私が小説家だったら 「家をめぐる、とっておきの物語。おれの、ぼくらの、わくわくするような物語」 を書けるのにとおもいますが できないので 設計士としてひとつの家に対してとっておきの物語を仕上げたいと思います 2022/01/24 むらの原理 都市の原理 年末本棚の整理をしている時に久々に手にした本 なんとなく読み始めると 最近、設計の仕事や麦つくりの中で日々考えている もやもやとした境界線がスッキリとしました むらの原理と都市の原理を理解することで 今自分が住んでいる環境を どちらの物差しでも見ることができて よりよく理解できる気がしてきました 「むらは扶助と義務とで成り立つ自立の社会であり 都市は権利と管理で成り立つ分業の社会」 私は広島市郊外の昭和40年代に造成された住宅団地で育ち 都市で暮らすための教育を受けてきました 社会の一員として分業の一役を担っているのでしょう 戦後むらから人を吸収して都市は広がり 都市のルールでむらについても考える時代が続いて そのなかで育って生活してきたのでしょう むらでは 山の木で火を焚き 自然から水を得て 田畑で野菜・米などを作る時 一戸の家は自立できます 都市では 分業をこなし 給料を得て それを元手にすべてを買うことができます 全てに価格がつけられています 私が最近設計で関わった広島市近郊の農家はむらの原理でできたもの 自立するための設備をいつでも備えることができますが 都市の原理で生活することもできます 私が伴東で耕作している麦畑周辺は 都市化によって地力の持っている土地が 地辺となり売り出されていきます 自立する家をつくることは難しい状況です TVで見た 農家をシェアハウスにして 都市からちょっと逃げ出したい若者たちが集まっている状態 そこでむらの原理を知ることで 一人の人間の自立に必要なことを知れば むらでも都市でも生活する場所をみつけ出せるのでしょう 人が自然と共生して むらと都市を理解し どちらも成立させていけばよいと思います 最後に 町内会というのは むら的な扶助の考えを残して都市のなかにあります もう少し都市になじむように 働きと名前を変更させた方が良いと思いますが みなさんいかがでしょうか 2022/01/18 雪景色 己斐の家の現場監理に行く前に 雪が降っている中通り道なので 己斐の山上にあるお墓を参りに 天気の良い日は眼下に広がる広島市を眺めることができ 大好きな場所 雪の中で見た景色は 太陽の光による川面の炙りだしショーでした 写真奥の川から順次光があたって 広島市の土地の輪郭を見せてくれました よく見えない雪の中でよく見えるという 面白い体験でした 2022/01/14 1 2 3 4 5 6 7 8 カテゴリー 家づくりのすすめ 伴東のライ麦畑 設計とは 体で感じる 思い出 デザイン 建築探訪 旅から 日々の生活 木について まちについて 空間づくりのヒント やりたいこと 家について 本の紹介 街の風色 ブログ記事一覧 キッチン GWに家のメンテナンス 道後温泉本館 雲の上のギャラリー 牧野植物園展示館 空海ドーム 大崎上島ちゃり旅
生きるぼくら 先週紹介した 「むらの原理 都市の原理」をわかりやすく むらの部分の良いところだけを物語にしている小説でした 作者原田マハさんの言葉をかりたら 「お米をめぐる、とっておきの物語。おれの、ぼくらの、わくわくするような物語」 お米は作ったことはないけれど ここ伴東で畑をかりて麦をつくっていると体感する良い部分が 言葉になって理解できました 私が小説家だったら 「家をめぐる、とっておきの物語。おれの、ぼくらの、わくわくするような物語」 を書けるのにとおもいますが できないので 設計士としてひとつの家に対してとっておきの物語を仕上げたいと思います 2022/01/24 むらの原理 都市の原理 年末本棚の整理をしている時に久々に手にした本 なんとなく読み始めると 最近、設計の仕事や麦つくりの中で日々考えている もやもやとした境界線がスッキリとしました むらの原理と都市の原理を理解することで 今自分が住んでいる環境を どちらの物差しでも見ることができて よりよく理解できる気がしてきました 「むらは扶助と義務とで成り立つ自立の社会であり 都市は権利と管理で成り立つ分業の社会」 私は広島市郊外の昭和40年代に造成された住宅団地で育ち 都市で暮らすための教育を受けてきました 社会の一員として分業の一役を担っているのでしょう 戦後むらから人を吸収して都市は広がり 都市のルールでむらについても考える時代が続いて そのなかで育って生活してきたのでしょう むらでは 山の木で火を焚き 自然から水を得て 田畑で野菜・米などを作る時 一戸の家は自立できます 都市では 分業をこなし 給料を得て それを元手にすべてを買うことができます 全てに価格がつけられています 私が最近設計で関わった広島市近郊の農家はむらの原理でできたもの 自立するための設備をいつでも備えることができますが 都市の原理で生活することもできます 私が伴東で耕作している麦畑周辺は 都市化によって地力の持っている土地が 地辺となり売り出されていきます 自立する家をつくることは難しい状況です TVで見た 農家をシェアハウスにして 都市からちょっと逃げ出したい若者たちが集まっている状態 そこでむらの原理を知ることで 一人の人間の自立に必要なことを知れば むらでも都市でも生活する場所をみつけ出せるのでしょう 人が自然と共生して むらと都市を理解し どちらも成立させていけばよいと思います 最後に 町内会というのは むら的な扶助の考えを残して都市のなかにあります もう少し都市になじむように 働きと名前を変更させた方が良いと思いますが みなさんいかがでしょうか 2022/01/18 雪景色 己斐の家の現場監理に行く前に 雪が降っている中通り道なので 己斐の山上にあるお墓を参りに 天気の良い日は眼下に広がる広島市を眺めることができ 大好きな場所 雪の中で見た景色は 太陽の光による川面の炙りだしショーでした 写真奥の川から順次光があたって 広島市の土地の輪郭を見せてくれました よく見えない雪の中でよく見えるという 面白い体験でした 2022/01/14 1 2 3 4 5 6 7 8 カテゴリー 家づくりのすすめ 伴東のライ麦畑 設計とは 体で感じる 思い出 デザイン 建築探訪 旅から 日々の生活 木について まちについて 空間づくりのヒント やりたいこと 家について 本の紹介 街の風色 ブログ記事一覧 キッチン GWに家のメンテナンス 道後温泉本館 雲の上のギャラリー 牧野植物園展示館 空海ドーム 大崎上島ちゃり旅
むらの原理 都市の原理 年末本棚の整理をしている時に久々に手にした本 なんとなく読み始めると 最近、設計の仕事や麦つくりの中で日々考えている もやもやとした境界線がスッキリとしました むらの原理と都市の原理を理解することで 今自分が住んでいる環境を どちらの物差しでも見ることができて よりよく理解できる気がしてきました 「むらは扶助と義務とで成り立つ自立の社会であり 都市は権利と管理で成り立つ分業の社会」 私は広島市郊外の昭和40年代に造成された住宅団地で育ち 都市で暮らすための教育を受けてきました 社会の一員として分業の一役を担っているのでしょう 戦後むらから人を吸収して都市は広がり 都市のルールでむらについても考える時代が続いて そのなかで育って生活してきたのでしょう むらでは 山の木で火を焚き 自然から水を得て 田畑で野菜・米などを作る時 一戸の家は自立できます 都市では 分業をこなし 給料を得て それを元手にすべてを買うことができます 全てに価格がつけられています 私が最近設計で関わった広島市近郊の農家はむらの原理でできたもの 自立するための設備をいつでも備えることができますが 都市の原理で生活することもできます 私が伴東で耕作している麦畑周辺は 都市化によって地力の持っている土地が 地辺となり売り出されていきます 自立する家をつくることは難しい状況です TVで見た 農家をシェアハウスにして 都市からちょっと逃げ出したい若者たちが集まっている状態 そこでむらの原理を知ることで 一人の人間の自立に必要なことを知れば むらでも都市でも生活する場所をみつけ出せるのでしょう 人が自然と共生して むらと都市を理解し どちらも成立させていけばよいと思います 最後に 町内会というのは むら的な扶助の考えを残して都市のなかにあります もう少し都市になじむように 働きと名前を変更させた方が良いと思いますが みなさんいかがでしょうか 2022/01/18 雪景色 己斐の家の現場監理に行く前に 雪が降っている中通り道なので 己斐の山上にあるお墓を参りに 天気の良い日は眼下に広がる広島市を眺めることができ 大好きな場所 雪の中で見た景色は 太陽の光による川面の炙りだしショーでした 写真奥の川から順次光があたって 広島市の土地の輪郭を見せてくれました よく見えない雪の中でよく見えるという 面白い体験でした 2022/01/14 1 2 3 4 5 6 7 8 カテゴリー 家づくりのすすめ 伴東のライ麦畑 設計とは 体で感じる 思い出 デザイン 建築探訪 旅から 日々の生活 木について まちについて 空間づくりのヒント やりたいこと 家について 本の紹介 街の風色 ブログ記事一覧 キッチン GWに家のメンテナンス 道後温泉本館 雲の上のギャラリー 牧野植物園展示館 空海ドーム 大崎上島ちゃり旅
雪景色 己斐の家の現場監理に行く前に 雪が降っている中通り道なので 己斐の山上にあるお墓を参りに 天気の良い日は眼下に広がる広島市を眺めることができ 大好きな場所 雪の中で見た景色は 太陽の光による川面の炙りだしショーでした 写真奥の川から順次光があたって 広島市の土地の輪郭を見せてくれました よく見えない雪の中でよく見えるという 面白い体験でした 2022/01/14 1 2 3 4 5 6 7 8 カテゴリー 家づくりのすすめ 伴東のライ麦畑 設計とは 体で感じる 思い出 デザイン 建築探訪 旅から 日々の生活 木について まちについて 空間づくりのヒント やりたいこと 家について 本の紹介 街の風色 ブログ記事一覧 キッチン GWに家のメンテナンス 道後温泉本館 雲の上のギャラリー 牧野植物園展示館 空海ドーム 大崎上島ちゃり旅