向原の家|リノベーション|古民家再生
広島県の里ではよくある風景
母屋と離れで二世帯住宅で暮らされていました
母屋の住人が亡くなられて
敷地内にある4棟の建物を
セカンドライフに向けてどのように使うか決め
母屋の改築を始めました
コロナの時期だったので解体も含めて
仕上げ作業は自分たちも参加のハーフビルドで
広島県の里ではよくある風景
母屋と離れで二世帯住宅で暮らされていました
母屋の住人が亡くなられて
敷地内にある4棟の建物を
セカンドライフに向けてどのように使うか決め
母屋の改築を始めました
コロナの時期だったので解体も含めて
仕上げ作業は自分たちも参加のハーフビルドで
まだまだ静かな仏間
手前に入るふすまには
これから思いついたときに
いつでも絵が描けるように
障子を開けると
縁側空間は赤いぬりかべ
既存欄間を使った明かりとりの窓で
十分な明るさが取れています
ベット兼ソファーの小上がり
母屋で寝るときはベットに
人が集まった時にはソファーに
木製建具に家具の再利用
納屋にとってあった建具や既存に使われていた
木製の建具を再利用
時間の経過は空間に重みをだします
空間のアップサイクル
三畳の和室は寝室として使われいましたが
空間構成を変えたことにより洗面所に
既存骨組みを利用しながら
新しい生活に合わせて空間をつくりなおす
空間のアップサイクルが改装工事の醍醐味です
どこまでもつづく
母屋の離れを利用して住宅棟とつないで
つないだ廊下空間からこの空間に入ると
納屋を潜り抜けていく畑への入り口まで
ずーっとつながる空間が見渡せる
梁は見せ方をデザインする
「立派な梁だからすべて見せればよい」
というわけでもない
存在感のあるものなので
うるさく感じるデザインを目にすること多々
天井の高さや仕上げの素材感で見せ方を考える
厚鴨居再利用カウンター
田の字形の家を象徴する構造体=厚鴨居
大きな空間をつくるため撤去
梁成300ある地松
なかなか手に入れることも困難な時代
工務店の工場で加工してもらいカウンターに
いつも触れることができるように
キッチンから見る絵のような空間
打ち合わせの早い段階で
塗り壁はセルフビルドと決定
次は色
奥様は赤 旦那様は青
何日も決着つかないので
モンドリアンの絵のように空間に色を
と意見させていただきました
赤x青x木=モンドリアン
空間の中にちりばめられた赤と青
見る角度による違う表情がおもしろい
玄関正面には
手元にある素材で壁画を作成されました
西日があたる・大きな開口の縁側を閉じてみた
にしびがあたると熱くなる
大きな開口は熱も逃げる
家のアプローチになる側の外壁面を閉じてみました
下地のシート張りまでは工務店
板の仕上げはセルフビルド
母屋妻側南側を開いてみた(納屋はあるけど)
玄関土間にお風呂が増築されていたので
それを撤去して
補強して南側からの光を入れる予定
納屋とその奥の小屋の整備が進むほど
光はたくさんはいってくることでしょう
縁側欄間を加工して再利用デザイン
寝たり・食べたりしない
居室ではない玄関や縁側には
気密性能は期待できませんが
既存住宅で使われていた縁側欄間
木製に模様のきれいなすりガラスを再利用
ひとつの電球の光で家への帰着感
仕事から帰られたときに
ほっとするような玄関の演出
ひとつのひかりがガラスを通して外側に
半戸外の広い玄関土間
ちょっとした来客などを迎える場所
南側アルミサッシを開けると納屋とつながる
雨降り・寒い時のバーベキューをする場所か?
板壁はなんでも貼付けられる展示スペースへ
FJ会の白方さんから
定例バーベキューにお招きいただき
改装予定の家の前でバーベキュー
午前中山仕事をしてお腹を空かして伺いました
知らされていた情報は
古民家を改装してカフェにということだけでした
イメージのついた『古民家cafe』をつくるのは
気が進まないのですが
見学しながらご要望と予算を聞いた時は
いまできる空間の使い方を
私の第一印象でお伝えしました
あと設計士がするお仕事についても
とりあへず次回は類似事例の見学をする予定にして
バーベキューは終了しました
しっかり家を見学をする前に
建築ミーティングをとして
まずはレフトハンズについての説明
仕事の内容と進め方を仮の予定表をもとに
施主さんの言葉でご要望はお聞きしたのですが
要望のバックグラウンドをもう少し理解したいので
コンセプトを設けてさらにお話を伺うことに
子育てをこの春に終わられたので
『セカンドライフの拠点としての家つくり』と題した
建築ミーティングを開催しました
・4棟ある建物のこれから
・ここを使う可能性のある人たちの話
・家としての機能のほかに設けたいもの
などなど
今回の計画部分に限定せず
これからのここでの活動についてはなし
いろんな思いをしることができました
かたちは自由に作れるのでその思いが何なのかを知っておかないとアウトラインが描けません
仕事を依頼していただいたので
次回の打合せの準備のため
既存の家の間取り調査にとりかかりました
屋根裏も見て空間をイメージして帰りました
午後からの打合せを前に白木の家を見学させていただいました
田の字型間取り
建物の構成(蔵と母屋と納屋)と配置
時代とともに増改築をくりかえされている状態が計画物件と同じです
改築の完成形を見ていただき
自分たちの家での改装をイメージしていただきました
次の段階に進む前に
改装の場合は既存の家の調査が必要です
あるものをできるだけその位置で使う計画なので
調査しながら設計している感じになります
基本調査では
①建物の高さ方向の寸法・間取り及び天井高
②サッシ及び建具の大きさ・種類
③梁及び柱などの構造体について
④設備の状況
などを調べていきます
①アプローチ側の壁面
壁と窓と玄関のデザインを決めるのに
高さ方向の寸法が必要になります
②アルミサッシの位置や大きさ
障子・ふすま・木建の大きさとデザインなど
位置を変えて使えるものは使用することに

photo:国岡さん
③計画に沿って
工事に先立って自分たちでできることは自分たちの精神で
玄関の天井を壊していただいたので
構造体のかけ方を見るために梁の上にあがったら
東側の大きなはりが3本見えました
施主にも見ていただき
先日決まったゾーニングから
予想外の展開でLDKの位置を変えて計画することに
④電気の取り込み位置や下水道の配管などを調べます
既存の配管を利用できるように計画していきます

重要なのは調査しながら現場に長くいること
空間を感じる時間が持てないとイメージもわきにくいので
身近に感じるまで時間がかかります
生活の匂いも感じながら

設計がはじまりました
まずは
機能のゾーニング
周辺環境とのつながりなどを
認識していただきます
前回お聞きした条件から
ゾーニングプランを何案かを図面にしました
この時間が毎回最高に楽しい
図面の中からお二人がそれぞれ選んだものに対して
選択した理由をはなしていただきました
6つのプランの中で上位3つがご夫婦で同じプランでした
話は前にどんどん進んでいく感じで
いろんな詳細まで決まっていきました
予算・自分でできる工事のことなどを考慮しながら計画を進めます
西側に開いた縁側をつぶして東に開くこと案に
設計の意図を理解していただき
つなぐ部分の広さを大切にしようということになりました
東側には隣地があり山があり
開けた場所があるのですが
現在の家のつくりでは東に開かれてないので
あまり景色を目にすることはなく
今回の計画でとりこむ部分をご説明させていただいました
基礎調査をもとに平面図を決めていきます
大きな梁の見せ方
キッチンとLDのつながり
母屋と住居棟のつながりなどから
2案をつくり話をすすめていきます
住居とうからLDに入ったときに納屋の向こうの畑からのひかりが感じれるように計画することに
配置が決まったので
隣り合った部屋とのつなぎ方
風や光
人の流れなどを
また内装の素材についてイメージをお聞きします
畳下の板はどこかで使うことに
ゴミとして捨てる予定でおられた
納屋の荷物のなかから
建具を見つけ出し使うことに
掃除・磨きは奥さんの担当に
敷地内全体をイメージして
外倉庫の移動などを考えてます
入るかどうかご夫婦で検討中
予算のこともあり
できることは自分たちですることになっていますので
設計の途中で解体が必要な部分を先に進めていただいてます
ここの梁が見たいとリクエストして打合せ終了となりました
GW前の打合せ時に施主の方に解体をお願いしておいた天井が壊され
しっかりとした梁が三本見えました
打合せしながら部屋を動きまわります
パースも模型も必要ありません
玄関土間に増築されていた浴室こちらも解体をされていました
土間の従来の広さ・屋根までの空間の大きさを知ることができ
また南からのひかりの入り方の予測もつきました
自分の家なのでいつでも壊してもよいのですが設計中に壊していただけることははじめてです
空間から感じることを共有しながら進められるのでワクワク感がましていきます
敷地の条件により
母屋の玄関や縁側がない東側部分に良い光が
そしてさらに良い梁が
こちらを自分たちがこれから過ごす部分の中心として仕上げていきます
母屋の離れにあった昔の厠部分は廊下として
母屋と住居棟をつなぎます
住居棟部分にある倉庫
蔵の後に建てられたからか
一階の住居スペースを削ってつくられていた場所
ここがウォークインクローゼットとなり
新しい生活のものをしまう場所となります
倉庫の本領発揮です
プランが決まりましたので
窓の大きさ・建具の開け閉め・内部の素材などの打合せを行いました
4月の頭から建物のあり方を決める基本設計が終了しました
基本設計図書と概算見積書と
今回は工事内容整理表を提出
工事をどこまで依頼してセルフビルドでどこまでやるのか
そのアウトラインを提示して今回の案の概算見積を作成しています
じっくり考えてきた平面図なので
予算調整でコンセプトがぶれることなさそうということで
次回からもっと細かな設計に入ります
タイルと水栓のカタログを見ていただき
実施設計の楽しみを理解していただきました
空間からお金の直結するものの選択に移っていきます
最後にこれからの設計の進め方をおつたえして
設計にかかる設計監理費用をご確認いただき
次回本契約を結ぶことに
基本設計期間は
計画的には一番楽しく重要な部分ですが
仮契約状態で手付金をいただきはじめています
レフトハンズの設計の仕方を見ていただくとともに
レフトハンズとして設計させていただける物件か確認後の契約です
大きなお金と労力がいることなので
お互いが納得して次に進むことにしています
空間のかたちを決めたので
予算にそって
電気・給排水設備
仕上げ等を決めていきます
展開図を見ながら
(改装なので現物があるのですが)
電気設備の話をしながら
生活の様子を思い描いてコンセント・スイッチなどを決めていく
実施設計図は工事をしていただく人への説明図書のようなもの
最終的な形を思い描き図面につくり方を記す
出窓は取り外し
壁の真ん中に脱衣室への開口部が
どこで何を使うのかを確認
打合せの次の日が
タンスなどの大型のものを捨てに行く日だったので
物の選択はとても真剣
打合せの最後に
お願いしてお持ちの山を見せていただきました
りっぱな杉の木
家の改装に使えるとよいのですが
今回の打合せは
業務用キッチンを見に行く前に
LEFTHANDSの事務所で打合せ
図面のリストの中から
本日は照明器具と建具と仕上げの打合せと
レフトハンズの事務所の見学
前回までの打合せのおさらいをした後
家部分も含めて見学していただきました
設計を始める前に事務所に見学に来ていただくのですが通例ですが
今回は約3か月家について考えてきた後なので
施主さんの見る目が細かなところに向いていきます
照明器具の種類を説明して
明るさを見てもらいながら
改装に使う器具を仮選定
細かなデザインは空間ができてからにしますが
予算取りのため数と種類の決定しておきます
奥様の目にとまったのは
なぜか私がパソコンを置いて使っている台
古い建具を利用してテーブルをつくることに
旦那様の目にとまったのは
上吊の建具の金物
古い建具を再利用するので上吊にしない予定でしたが
たっての希望で建具に加工を施して吊ることにしました
(床に金物がでないので床の施工は楽になります)
ディテールを図面に書く前に来ていただいたので細かな希望の図面に反映ができそうです
施主の想いのつまった図面ができあがりました
A3で65枚
・再利用のものの使い方
・施主が施工をする部分
などがあり
これから工事に入っていただく職人さんに
かたちだけでなく伝えたいことがたくさんあります
本日施工業者にお渡しします
詳細図面等を書いている間に
現場は
施主による解体工事もどんどんと進んでいます
天井・床・壁と解体されていきました
残すは構造体
柱や梁の撤去・組み換えは大工さんにお願いします
レフトハンズの図面の表紙はご家族の手を
帰省された息子さんも参加されて
写真撮影を行っていただきました
自分たちの改装を理解していただける
見積を工務店さんに依頼してある間に
施主さんによる工事はどんどんと進んでいます
私はフェイスブックでその様子を眺めておりますが
写真もFBから引用させていただいてます
解体はほぼ終了して
再利用するものの掃除
いらないものの処分
それからそれから
梁及び縁側の掃除⇒研磨⇒塗装と
息子さんやお友達が来て
工事はずんずんと進んでいくのでした
工務店さんに出向いて
工事請負契約を締結しました
いよいよ工事が始まります
契約のついでに
工務店さんの作業場を見学させていただきました
既存の梁の加工もここでおこなわれることに
準備万端の現場
解体はほぼ終了
工事の準備をしていよいよ
月末から工事開始です
設計したとおりに工事をすすめてもらえるように
監理の仕事が始まります
木材が搬入され
床板をはる構造体をつくるとこから
工事がはじまりました
工事準備期間に
床のレベルをだしていただきました
梁及び壁については
撤去してしまうものか再利用するものなのか
指示が書かれています
設備撤去の関係で
解体残してあった壁を施主さんが壊され
東側からのひかりが入り
現場が一段と明るくなりました
床組と同時に化粧柱の加工がはじまりました
変形している梁にほぞを指して入れ込みます
梁に柱がしっかりとつくように
DIYではできない部分です
その他打合せにて
電気設備について現場で丁寧に説明いただき
施主様と再度家のこれからの電気の状態を確認していただきました
和室の畳を上げて
畳下の板を合板に変えて少し気密を上げます
使用しなくなった板は外壁・内壁の板として再利用
写真は別の現場で床板を再利用したものです
(内部の壁)
今回の現場ではどのようにつかわれるのでしょう
キッチンの床はモルタルになるので
ブロック基礎をして
キッチンのまわりの給排水の配管後
土間コンクリートを打ちます
リビング床は下地の合板まで出来上がりました
断熱材の敷き込み
下地材の防蟻材の塗り込みとも終了です
仕上げの杉の床板は施主工事となります
和室の部分から現在見える風景は
ずいぶんと変わる予定
現場で再度いろいろと確認作業が続きます
朝もやの中現場に
いつもと違う
山の紅葉した表情を見つめながら
現場に着いたら
先週行われた工事のチェック
図面通りまた打合せ通りに施工されているかどうか
またそれで問題がないか
メイン工事
設計中に見つけた三本の梁
新しいプランの中でどのようにして見せるか
見えているだけでなく
きれいに見せていくのか
移設・撤去した状態はすっきりしています
写真はつい3週間前の既存の状態
平面図にあわせて
柱の新設
梁の撤去
梁の新設
三本の梁と同じ方向にかかる張りは
既存の梁を加工して架け替え
構造的な補強を梁を活かすように行います
取り外した厚鴨居は
キッチンのカウンターとして使います
何十年も家にかけてあった梁が
取り外すと同時にひねりが出たそうです
仕口でそれを抑えていたと思うと
大工さんの技術はすごいことですね
壁をこわして
二つの家がつながりました
蔵の場所に建てられていた施主が住んでいる住宅棟と
前世代が住まれていた母屋が
これで靴をはかなくても移動ができます
外観からすると連結されているようですが
内側は2枚の壁で遮断されていました
連結部分はWCと三畳の和室がありました
和室の意匠をそのままに
ちょっと広めの洗面所に
オレンジの枠の部分に開口ができて
脱衣・お風呂とつながります
脱衣室からみた洗面所です
塗り壁・タイル・床の板は
お施主さんが仕上げていく予定です
母屋の東側にかかる大きな梁を見つけて
有効に見せるべくプランを考え
お施主さんが磨き再塗装されました
和室の厚鴨居の高さが下端1730と
天井を高くしたときに圧迫感があるので架け替え
まずは取り外し
この厚鴨居は取り外すときに最後のねじりがでました
削りだしをしてもらうと
素材は肥松と判明
虫食い・ひびなどがあるので
さらに使いやすいサイズに
後日写真のようにかかる予定です
30センチは上にあげれたかな
取り外しておくこともできますが
強度を保つことが大切なので
その補強をどのようにするかが設計の面白さです
古民家=縁側をイメージする人が多いと思いますが
家の西側の縁側で陽射しがきつく
また車庫で窓からの風景も切れているので
縁側の使い方を変えてリノベーションします
改築前の縁側は
アルミサッシと障子に挟まれていますが
床板の下から空気及び虫が入りたい放題
床下から板を打って空気の流れを止めます
部屋を囲む空気層が出来上がり
また縁側の上にはまっている
縁側欄間を利用して光を取り込みます
懐かしいガラスがはまっています
縁側欄間の位置をオレンジラインまで下げて
開口部をつくります
できあがりをお楽しみに
基本設計している時から
自分たちで施工する塗り壁の色について
様々な意見が出ていました
奥様は赤が
旦那様は青が
譲れない色のようでした
いちよメーカーにどんな色でも作れるのか確認
塗装見本で指示してくださいとのこと
秋に旅行で行った
鹿児島の仙厳園に建つ島津の殿様が住んでた家
壁の色は赤でした
赤の壁ありましたよとお伝え
工事が始まり
洗面所のタイルはブルーに決定
提案を採用されたので
いざ塗装見本で選んでメーカーに頼んでみると
今まで作ったことのない色のようで
色粉の量がわからないので金額が出せないとのこと
有料でサンプルをつくってもらいました
青は白の2倍の値段
赤は白の4倍の値段
白と木(黒)の場所に赤と青を入れていく作業
大工さんにお話したら
とっても楽しみだと言ってくださいました
現場監督はお話したら
車も赤と青ですねと
私は気がついていませんでした
施主のそのこだわり
施主の要望に合わせて平面図を書きながら
建物の強度を同時に考え
柱を追加したり・抜いたりする
施工するのは大工さん
曲がったあ梁に柱をしっかりつけてくださいました
上部がきれいにつくように逃げを下でとる
下端に下駄を履かせました
既存の空間に梁をかける場合
柱間の空間を広げて入れることができないので
柱の掘り込みの幅を梁の断面形状より
少し大きくとって梁をかけてもらいました
その梁より大きな穴をふさぐ部分を
木の飾りを入れ込みました
木と木の接合部
新築だと簡単なことが
改装の場合はいろんな知恵が必要です
向原の家は
西側に玄関・縁側
南側には納屋がありその先に畑があります
建設当初は950ピッチに柱が入り
すべて壁だったと思われます
その後の改装で
柱を切断して窓を設けて
お風呂・キッチンを設置されていました
柱を入れて補強をすることもできますが
既存壁の外側に構造のフレームを設けて補強
フレームにサッシを取り付けて
南側からの光を求めることに
納屋の改装を続けることにより
どんどんと光が入り込むようになります
畑・納屋へと動線がつながりやすくなってます
フレーム上部の6mの梁は
追っかけ継ぎで施工されてます
縁側のリノベが進んでます
大きなアルミサッシを取り外し
別の場所で光を取り入れ
黄色の線の部分から横に細い開口を設け
個性的な光を取り入れます
(にしびですが)
できあがりまであと一歩手前の年末の様子
ここに昔のガラスが入った木製建具を入れます
季節が良い時には写真のように外して風景を楽しめます
8畳の仏間はほぼ既存のままなので
新旧の対比が面白い
アプローチになる縁側の外の部分は
木の壁になる予定
下地までは工務店さんで
外壁仕上げは施主施工
既存の梁と杉の天井板
取り付ける位置で並べて確認
既存の梁を再生したカウンター
杉の赤身で描く壁のライン
既存梁を再生したカウンターと
新しく空間を彩るタイル
既存の縁側欄間をガラスとともに利用
光のきらめきをガラスを通して空間に
古建具を捨てる前に設計に取り掛かれたので
再生して使うことができました
無垢の木でできた建具は存在感があります
過去と現在をつないでくれそう
建具の再生は建具屋さんに依頼
古いものを掃除・修理をして現場に届けてくれます
新しく作成するのは玄関扉のみですが
ルール通りでない使い方にもいろいろと意見をいただき
知恵をかしていただいてます
玄関横の光採り
縁側欄間を利用
以前は縁側にあった木製建具
開き戸から上吊の引き戸に
思い出の落書きもそのままに
はいそこは入ってはいけませんね
建具枠も納屋にあった文机と思われるものを加工して使用
縁側に建具が入りました
縁側欄間として使われていたもの
季節の良い時には外すこともできます
外から見た建具の状態
施主施工により外壁の杉板が貼られていきます
建具のラインが出来上がりました
西日を遮りますが
生活に必要な明かりは取り入れられそうです
工務店さんにお願した工事が完了しました
これからも
施主さんの仕上げ工事が続きます
できあがった空間も良いですが
途中の感じも未来を感じさせてくれて私は好きです
完成写真は後日撮らしていただくとして
建物輪郭ができたから見えるものを少し写真載せます
薪ストーブと温められる空間
塗り壁を練習した縁側の壁とこれから仕上げる壁の養生
敷地東側の段差となる石積の壁
縁側から家にあがるための沓脱石
沓脱石のかたちをくりぬいた外壁
西側は閉じましたが
縁側からの出入りは北側でできます
先日12月19日に見学会を行いました
来ていただいた方に
このカウンターで家主の入れたコーヒーを飲んでいただき
いろんな話をさせていただきました
家の工事の説明は家主にお任せして
ぼーっと座っている幸せな時間でした
カウンターについての物語をお話しして
この家の設計監理の仕事を終わりにします
田の字型の家は屋根を支える梁の下に
黒い大きな梁=厚鴨居が設置され
そこに障子やふすまが入って空間を構成しています
そのまま6畳や8畳の部屋として使う場合は良いのですが
広ーく使いたい場合は視覚的に邪魔になります
補強をしながら厚鴨居を取り除く
ここが古民家を新しく生まれ変わらせるときの醍醐味です
30センチの梁成のある木材なので
育つにも時間がかかってます
広島では地松が使われていることが多いようです
本当に使えるか削りだして木目を確認
虫に食われている部分ありました
すべてを削りだして
使用する材料を
工務店さんの作業小屋にて決定
現場に持ってきて
木目の並びをみながら工事を行ってもらいます
時間をかけて育ち
時間をかけて使われたものを
さらに手間をかけて再生
厚鴨居のセカンドライフです
50才をこえた私たち(施主・設計者)
今ある空間をどのように使うのか
これからどのように生活するのか
暮らし方を一緒に考えました
——————————
計画・夢が大きくなるのは皆同じ
予算のなかで
・今やるべきこと
・あとからできること
・プロに任せるところと
・セルフビルドするところ
話し合い図面を作成しました
——————————
まず空間を理解し
いろんな暮らしの可能性を考え
自分たちで工事された
リノベーション
お披露目会の見学会です
同じように暮らしを考えておられる方は大歓迎
ぜひ見にいらしてください
——————————
12月19日(日曜日)
10時~15時
安芸高田市向原長田
見学ご希望の方は
lefthands@nifty.comに
ご連絡ください
折り返し詳細を連絡差し上げます
(名前・住所・連絡先をお知らせください)





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