diary20220930 自然素材と時間

夜な夜な
収穫したライ麦の穂を加工する作業をしていると
素材の自然な色や形に魅了されながら
かたちが揃ってないことのでかかる手間にイライラしたりする
しばらく作業していると
その中でも効率的な動きができるようになる
「なぜ急ぐひつようがあるのか」と思いながら
楽しい作業ならゆっくり行えばよいではないか
建築を建てる時も効率が求められてきた
手間をかけることができない時代が続いている
工業化されたプロトタイプの家達
それを推し進めてきたなかで
自然素材の良さを抽出する技術はどこまでのこっているだろうか
表面的・デザイン・言葉としての
耳障りの良い自然素材
使う時には作業の時間も考えていかなくては
職人さんたちが作ることを楽しんでいた時代はまたくるのだろうか