diary20251028 空との境界
最近の朝の陽ざしが心地よく
毎朝窓からの景色を楽しんでいますが
子供の頃は自発的というよりは
学校の授業に身が入らず外ばかり見ていたような
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最近知った「無分別」ということば
言葉で分ける前の世界に身を置くということ
景色の中にある山の端も遠くから見ればラインであるが
木々がそのラインを構成しているだけ
朝日の赤とそらの青もラインがあるようでグラデーションで見えてくる
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この言葉で分けるという境界のラインが
人を便利に生きやすくもしながら
そこにのらないものをすくいあげられなくしていることを感じる
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建築をつくることはラインをひき、ものをつくること
空に対して明確な形を定義している
つくるなら美しいものをと思うが
美しいもまた人それぞれでのもの
共につくるには言葉が必要になるのだけれど