diary20251031 視点をかえてみる
昨日の休みは、久しぶりに“窓が山”へ登りました。
事務所から登山口までは車で約15分。
そこから八合目までは20分ほどで登れます。
高い場所から街を見下ろすと、遠くまで視野が開けて気持ちがリフレッシュします。
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家を設計するときも、ひとつの空間を
仕上げの視点、設備の視点など、いくつもの角度から重ねて考えます。
もしかすると、私は“別の視点に移動すること”が得意なのかもしれません。
家づくりを考えている皆さんも、ぜひさまざまな視点で計画してみてください。
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小・中学生の頃は、自転車で太田川の河川敷へ。
大学時代は、熊本城の二の丸公園の大きな木に会いに行きました。
東京では、都庁の展望室から街を眺めるのが好きでした。
そして今は、この“窓が山”です。
昨日は、幼稚園の子どもたちと山のなかで出会いました。
子どもたちの目には、きっと私とはまったく違う山の景色が映っているのでしょう。
むしろ、そのほうが“山という存在”を丸ごと感じているように思えます。
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身体を動かすことで、物理的に視点を変える。
一方、文章を書くときにも「誰の視点なのか」を意識する必要があります。
特定の誰かの視点に完全に立つことはできませんが、
想像するだけで、見える景色は少し変わっていきます。