里山は今、どうなっているのか?

小学生の頃、漢字を習いながら「木」と「林」、「森」の違いを考えたことがありました
ヘンゼルとグレーテルが迷い込んだのは森? では
「山」と「丘」は?
実家がある「あさおか台」という団地名の意味を考えていたこともあります
では、「里山」とはどんな場所なのでしょうか?
農家にとって里山は薪を切り出すための山であり農地に必要な肥料となる落ち葉を取る場所でもありました
私は後者の役割を知らずに育ちました
化学肥料や電気・ガスの普及によって、私たちの生活は便利になりました
その一方で、長い間暮らしを支えてきた里山はどうなったのでしょう?
使われなくなった里山は荒れ、手入れされる機会も減っています
身近にある山に目を向けてみると、かつて人と自然が共に生きていた風景が見えてくるかもしれません
便利さだけでなく、自然と共にある暮らしをもう一度考えてみませんか?