火と木の関係から空間はつくられる

中規模木造の勉強会に参加していると
木造の建物は「防火」ということがキーワードになります
木造の住宅と違って不特定多数の人がいる場所で
火事の時
人命をどう守るかということで大事だからだと思います
最近見た京都の清水寺に行った時に見た赤いバケツ
すごくなごみました
消火栓等は別のところにあるだろうけど
初期消火部分は人の力で水で火を消すぞーがわかりやすくって
または消火器を使うことで建物を汚してはいけないという配慮からでしょうか

昔の家は家の中に火を入れて
そこで煮炊きをしながら暖をとる
かたちこそかわれど同じようなことが
つい最近まで日本ではおこなわれてきました
火を悪者にして都市から木造を追い出していた時代から
最近はきちんとしたデータをとり火とともに木造で街をつくる時代に

体感として
火・水・風・土とともにあった時代から
意匠として
またはとても便利な状態でみるこれらの要素
この要素を感じながら生活はむずかしいしけど
なにか都市木造を設計する時には考慮できたらいいな