海辺の丸太ベンチ バンクーバー

海辺に置かれたベンチ
大木がひとつ、ただそこにあるだけ
波が来ても、流されるだけ
そこには、空と砂浜の風景が壊されることなく、静かに佇んでいます
こうしたシンプルでありながら心惹かれる空間に出会うことは、なかなかありません
多くの場所でベンチは、あくまで使うために置かれていますが
この場所ではその存在がまるで風景の一部となり、自然と溶け込んでいるように感じました
サイクリング中に、立ち止まらずに通り過ぎてしまいましたが、
後日、別の砂浜でそのベンチに座ってみることにしました
そこから見える海と空を眺めながら、風を感じ、時の流れをゆっくりと楽しむことができました
風景に溶け込んだベンチで、ふと座ってみたくなる気持ち
普段は意識しないことも、こうして自然と調和した空間に身を委ねると、心が安らぐものです
シンプルでありながら、美しさを感じるこうした場所へまだまだ行きたい