川がつくる街 – ベルンと広島の風景
スイスの首都ベルンを訪れたとき、アーレ川の美しいループに囲まれた街の風景に見入ってしまった
ミルキーブルーの水が街を抱くように流れるその地形は、広島の三角州とどこか重なるものがある
広島は七つの川がつくりだした街
海外の人に自分の住む場所について話すとき、川とともにある風景を説明することが多い
川は昔から、交通や貿易の道であり、人々の暮らしと深く関わってきた
今も川沿いは、遊び場であり、運動の場であり、散歩道でもある
水の流れを感じながら過ごす時間は、街に住んでいることを忘れさせてくれるような心地よさがある
家を設計するうえでも、景色や環境とのつながりを大切にしたい
水辺の心地よさを日常に取り入れる家づくりは、もっと可能性があるのではないかと思う