家の間取りを考えよう:設計の楽しさを再発見

子供の頃、家の間取りを描いていたことがありますか?
私もその一人で、LEGOブロックを使って、夢の家を作っては遊んでいました
みなさんはどうだったでしょうか?
家を作ることにワクワクした記憶がある方も多いと思います
あのころは、自分の理想の家を自由に描くことが楽しみのひとつでしたよね
しかし、なぜ大人になると、家の間取りを自分で描かなくなるのでしょう?
住宅の相談会に行くと、ほとんどがお金の話ばかりです
予算が決まると、だいたい家の大きさも決まってしまいます
でも、一度自分で「住みたい家」を描いてみること、試しに間取りを考えてみることがとても大切だと思います
自分の理想を反映させた間取りを描くことで、家づくりに対する考え方が大きく変わるはずです
私の実家は素人の私の父親が描いた間取りをもとに、太平住宅という在来木造の住宅メーカーが建ててくれました
ダイニングキッチンを広くしたかったので、鉄骨の梁が二本も入ってしまいました
それでも、父が思い描いていた通りの家が出来上がり、広いダイニングキッチンは私たち家族の生活の中心となりました。このように、間取り一つで家の雰囲気や使い勝手が大きく変わります
間取りを一緒に考えるのが、家を建てる建築士の仕事です
設家族の生活スタイルや要望を聞きながら、最適な間取りを提案することができます
間取りによって、家の使い勝手や快適さ、さらには家の持ちまで変わってくるのです
家を建てる際には、まず自分がどんな家に住みたいかをしっかりと考えて、間取りを描いてみてください
理想の家を形にするための第一歩は、自分の思いを形にすることから始まります
それが、素晴らしい家づくりへの鍵となりますよ!