壱岐島の木造4階建て「モクヨンビル」
夏休みを利用して訪れた長崎県壱岐島
この島では、大自然やおいしい食事だけでなく、目当ての建築がありました
それが「モクヨンビル」。名前の通り、木造4階建てのビルです
「ビル」というと、通常は鉄骨やコンクリートを思い浮かべますが、モクヨンビルは全く異なるアプローチ
真ん中が吹き抜けとなっており、周囲には4つのコアが配置されています
それぞれのコアに異なる機能が設けられています
建物全体が木造でありながら「ビル」の印象をしっかり納得させる外装の設計
構造的な特徴も見どころの一つは柱や梁はすべて無垢材が使われ
壁には構造用合板を真壁仕上げで施しています
そのため、建物の骨格がはっきりと見え、どのように建物が成り立っているのかが一目でわかります
これが木造の良さでもあります
手すりやルーバー、床板といった意匠材部分もただ張るだけではなく
木の特性を活かしたデザインにが細部にまでほどこされ調和の美しさを感じられました
1階にはカフェがあり、コーヒーを片手に木の温もりを感じる空間を楽しむことができます
そして、2階以上のフロアは靴を脱いで見学するスタイル
木の素材感を直接肌で感じながら、心地よい空間を体感できるのもモクヨンビルならではの魅力です
木造建築の可能性を存分に示してくれるこの建物
空間も意匠もすべてがわかりやすく、設計者のこだわりと心意気を感じることができました
木造でありながらビルとして成立するモクヨンビルは、デザインと構造の融合が見事な一例
壱岐島に訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください