古民家再生 厚鴨居の有効活用

古民家を再生する過程で取り外した厚鴨居
新たな場所で活用するために工務店さんに削ってもらいました
古材ならではの割れや虫食いが見受けられますが、その歴史的な味わいを大切にすることにしました
この木材は肥松(こえまつ)だと判明し、その風合いを生かして使うことができました
集成材などの工場で作られる新しい木材と比べると、古材には独特の味わいがあります
年月を経てきた木材の風格や、使い込まれた痕跡があるからこそ
新しい空間に自然に溶け込み、深みのある美しさを感じます
古民家再生において、古材を再利用することは、建物の歴史を尊重しつつ、新たな命を吹き込む大切な作業です
古材の風合いを活かしたデザインは、他の素材では得られない温かみや独自の魅力を伝えられます