間野平の家具工房|新築|段々畑にたつ
家具工房の移転計画
段々畑の高低差を活かしたスキップフロアの2階建て
施主が工事に参加するハーフビルド木造建築
窓からは山や庭がひと続きに見えるよう計画
○段々畑の『段』を活かした敷地計画
○ハーフビルドという建て方
○手刻みの木組みとオリジナル家具
段々畑の『段』を活かした敷地計画
敷地はかつての段々畑
高低差1.5mの三段をそのまま活かし
上段に平屋、下段に2階建てを配置
地形に合わせることで、人工的な造成を最小限におさえ
周囲の山並みに自然に溶け込む外観となっています
内部は1.5mの段差を活かしたスキップフロア構成
ハーフビルドという建て方
構造体と設備を工務店が担当し
内装を建て主自身が仕上げた「ハーフビルド方式」でつくりました
家具の工房で家具をつくる建て主が
壁や床、家具、建具までを自ら製作
完成後もテラスを増築し
少しずつ育てていくプロセスが続いています
建てながら時間を重ねていく
その姿勢がこの建物の魅力です
手刻みの木組みとオリジナル家具
構造材には地松を使用し
大工さんによる手刻みの木組みで組み上げました
窓台や家具には建て主の工房で製作された無垢材を採用
建築と家具が一体となり手の跡が感じられる空間になりました
窓越しには庭と山の景色が広がり
お庭も日々変化しています