杉材の2種類の外壁板:白木の家19

板を重ねて貼り
塗装して外壁とする
北欧で目にした風景です
自分たちのまわりある木を
建物に加工して使えるとしたら
まずは板材として
外壁でないでしょうか
原始的に重ねて貼るは
けっこう容易にできる行為だと思います

後ろの山の木を使うことは
今回はできませんでしたが
2種類の木の張り方を外壁でしました
写真では
入隅から左と右で違います

左側の玄関まわり
南側で日光をまともにうけるので
動きにくいように
幅90の板を被る部分を多くして
2重に貼ってます
玄関なので節のない板で

東側および北側は
一重です
塗装はプラネットカラーを使用しました
平屋部分なので
長い目でみて自分たちで塗装もできると思います
家が広いのでメンテナンスも予算がいります
生活しながら自分たちでできるように

外壁の下地は
タイベックシート縦ばりのうえ
通気胴縁
板の下で空気が抜けていくように
下からとりこみ上部から出るディテールで
シートの耐用年数が
外壁の耐用年数ということに
土・木・ガラスの農家の風景を
すこし違うニュアンスで施工しました