have a place|リノベーション|在宅ワーク
和室六畳の一室を家の中にもうひとつの小さな木の小屋にしました
リモートワークのための場所であり、学習の場であり、人が集まる場にもなる空間です
この場所は「スペースHAP」と名づけられました
周囲の音や生活の気配と距離を保ちながら過ごせる環境を整えています
温熱環境にも配慮し家の中にありながら独立したひとつの居場所として機能するよう計画しました
また、この空間へ向かう動線を生活動線と分けることで、日常と仕事の切り替えが自然に行われます
ひとつの部屋を改修することは
単に形を変えることではなく
暮らしの質そのものを変えていくことにつながります
この小さな木の小屋が、住まいの中に新しい時間の流れを生み出しています
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※完成写真はページ下部に掲載しています。
スクロールしてご覧ください。
既存住宅との距離感のデザイン
これまで活動していた8畳の洋間の隣に
壁を隔て廊下をはさんで位置していた和室
そこにつながりをつくり丸いゲートをくぐることで
「オンとオフを切り替えられる自分だけの居場所」をつくりました
既存住宅と緩やかに関係を持ちながらも
独立した活動の場となっています
車いすで動きまわる仕様
床材には堅牢な「バリチーク」を採用
耐久性が高く、電動車いすでの移動にもしっかり応えます
本棚やスイッチ、ドアの引手の高さは
車いすでの使用を考え現場で検討を重ね
誰にとっても使いやすい位置に設けました
玄関との距離をかえる
玄関と和室を隔てていた壁を取り払い
来客が玄関正面のゲートをくぐって部屋に入れるようにしました
家の中にありながら「別の入口」を持つような空間に仕上げています
ゲートにより部屋内からも玄関への距離を感じさせます
光の取り入れ方へのこだわり
玄関から格子を通した柔らかな光を取り込みます
季節や時間によって光の表情が変わり室内に豊かな陰影を生み出します
静かな和室が光のデザインによって
動きのある木の部屋へと変化しまし