県営帯山A団地

大学三年生の時にバイトで
この建物の竣工模型のお手伝いをしていました
いろんな建築の話を聞きながらの作業でした
大学のなかにはない空気をすっていたような

帯山団地に設けられたスカイウォーク
建築を勉強している姪っ子と一周
となりの保田窪団地との違いを話しながら

保田窪団地の広場は
住人だけがつかえる広場で
内側は外に開いていません
帯山団地はスカイウォークを含め外に開いています
建築家が公共団地のプログラムの提案をするのを
大学時代にしっかり見せていただきました

30年たった現在訪ねてみると
帯山団地のもつやさしいデザインに気づくことができました
またどちらの団地も
建築物の持つプログラムを理解した住人が必要だと思います
それを楽しんでくれるような
民間であればそういう人を募集できるのでしょうが