行政指導

事故があった後
災害があった後
関わる法律が改正されることがあるが
全ての問題は理解しチェックがきちんとされるかである
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住宅新築の場合は確認申請で提出し行政のチェックを受けるが
改築の場合はチェックを受けることがまれである
店舗などではチェックはどこまでされているのでしょうか
商売・お金が絡むところでは
規制はチェック自体が進まないことも多々ある
業界ないだけで知れ渡る情報が表に出ていない状態が問題
***
今回の知床の遊覧船の事故を知り
建築でも行政チェック徹底を命にかかわる部分ではお願いしたい
2022/04/25
おぼえているもの

先日従姉の思い出の地へ出かけました
出かけるのは40年ぶり
従姉が小学生の頃過ごした
学校・家・公園・神社などをまわりました
6年間を3時間くらいで
従姉はふわふわ・ぐらぐらしながら
頭が活性化していきました
私は小学校上がる前の記憶なので
言語的なことは何も覚えていなくて
体験的な部分として
写真の家に向かう環境を覚えていました
近くの温泉の建物の雰囲気とか
思い出の一部を切り取った空間体験を
2022/04/22
家の歴史

NHK朝ドラで
親子孫までの三世代100年のお話が放映されたいましたが
家の歴史100年を持つ家が
日本にはどれだけ存在するのでしょう
一番大きな消費財となりつつある世の中
少し考えをシフトして家の寿命について
家族の枠を超えて考えていかなければと思います
* * *
写真は私の実家です
祖父母は国鉄に勤めていて長く官舎に住んでいました
50歳を超えたころにこの家を建てました
私の父親は長男なのでそこに一緒に住むことに
間取りは父が考えたよう
参考にした建築雑誌が私の手元にあります
* * *
今年築50年なので
メンテナンスが必要な部分がたくさん
資料となる写真にうつる祖父・祖母を見て
この家のことを考える時間が増えています
仕事にする一歩手前
家に対す考え方の整理をしなくては
* * *
それにしても50年前の足場はすごいですね
職人さんの身のこなしはどんなものだったのだろう
2022/04/13
星月夜

小さい頃から没頭してしまう趣味
ジクソーパズル
その風景を見るために旅にでたことも
3年前風景の集大成
3000ピースのウユニ塩湖をやりとげて
しばらくお休み状態でしたが
原田マハさんの
「たゆたえども沈まず」
ゴッホについて書いた小説を読んで
久々に火がつきました
絵のパズルの面白さは画家が描いた色の重なりを
細かく見てピースをはめること
次は何の絵をつくろうかな
2022/04/12
ライ麦出穂

4月1日
ライ麦の穂が確認できました
昨年より2週間遅い出穂
現在背丈90㎝
刈り入れ時は2mになります
雨風穏やかで倒れることなく育つとよいのですが
2022/04/02
ピクチャーウィンドウ

窓で切り取った景色を効果的に見せる技法
ピクチャーウィンドウ
家の設計でも取り入れることがあります
ここ吉島のゴミ処理場は
さらにトンネル空間を歩く効果で
先の景色はさらにきれいに見えることに
映画のロケ地効果で
みなさんがこの空間を体験することになるのかな
2022/04/02
土地について

最近実家のある団地の風景が変わりつつある
団地開発から50年以上が経ち
次の世代住み継ぐことはなく
全て壊されて新しい家が建つことが多い
急傾斜の坂に狭い道路のため
土地の値段が安いのか
50年前の広い土地をそのまま一軒建つことが多いが
2軒に分割されて売られることもある
全て土地の価格のせいだ
全て土地に絡む税金のせいだ
全て土地を売っている不動産の収入がらみのせいだ
お金が同じ額だけてにできればよいのなら
せめて一般市民が手に入れられる面積を広くしてほしい
土地単価を下げて広い土地を
そうしないと街はいびつな住宅ばかりを経ち続けることになる
土地の値段が上がるほど
小さく細く細分化される
地方都市が東京のようにならなくてよいのではないか
家にまつわる豊かさは
街にまつわる豊かさは
何なのか考えているのだろうか
2022/03/16
駒蔵

時々ずーっと
見ていたくなる建物に出会います
この駒蔵もその一つ
いろいろ考えてこの形になったんだろうなと
想像しながら

蔵というのは
大事なものをしまって置くところ
火から守るための知恵がいっぱい
別棟でつくられ
漆喰の壁が厚くつくられ
さらに屋根部分も漆喰でしあげて
その上に二重に屋根がかけて
温度の変化からも守る

軒の部分は
伊豆石で作られて
かたちと素材のバランス面白い

内部の木組みのリズムも
井桁上に組んだ梁
見ごたえのある建物
知恵がつまっている
その上でのデザイン性
こういう建物をつくりたい
2022/03/08
ぬり壁の色

旅先で見る日本建築
和室などの色で
時々ぎょっとするほどの色と出会います

左官の材料に色粉を混ぜて
壁の色をつくりだすのでしょう

柱や梁で囲まれた壁は
それぞれがキャンパス
好きに色をつけてもよいのではと
ハーフビルドの家で色をつけてみました
色も特注色の赤と青

青はLDK部分に
赤は縁側だった場所と仏間に

畳
和紙
ふすま紙
天井板
いろんな素材をひとつにまとめる色の力はすごいです
思い切った色使いもよいものです
塗り替えもできますから
2022/03/08
外壁の色(北欧)

北欧の郊外住宅
木の板張りを見かけますが
色は様々
あか
あお
きいろ
みどりと

急傾斜な山が多い日本と違って
なだらかなのか
地盤がかたいからなのか
日本の街中を占める
きたない土木構造物はほぼ見当たりません

ノルウェーでホームステイした時
ラガハイドに教えてもらったこと
外壁の塗り替えは自分たちでするということ
色をつけるのは
雪にかこまれる季節も想定して

彼女の務める学校を見学したとき
教室の色もカーテンの色も様々
学年が変わったらみんなで選んで
教室の色を塗り替えるそうです
色を変えて
環境にアクションを起こすって
体験しておいた方が良いことですね
自分たちの環境は自分たちでつくれると

青い空はどこにでもある
みどりの木はどこにでもある
日本にも豊かな色の文化がある
けどこと街中の外壁の色を見ていると
色の問題だけでなく
庭と家の問題
土木構造物の問題
素材の色を大切にしてきた日本人が作り出す
今の街並みはいかに
2022/03/08