写真で見る旧広島市役所(100年前)
旧広島市役所 ― 木造で建てられた公共建築の記憶
広島市が誕生したのは1889年(明治22年)
当時の市役所は、現在の平和公園内にあった中島地区に建てられていました
この旧広島市役所は、昭和3年(1928年)の移転まで使用されていた木造建築です
その後、公共建築の多くが鉄筋コンクリート造へと移り変わっていきましたが
この建物は木造ならではの意匠が随所に見られます
門扉やフェンスまですべて木でつくられ
コンクリートブロックではなく積み上げられた石が重厚な質感を生み出していました
細部まで丁寧につくられた建築は、た機能を果たすだけでなく、豊かな表情を持っていたことが伝わってきます
一時期、木造の公共建築は数を減らしてきていましたが
また時代にあった公共木造建築が建てられてきています
木造の建物には 人の手が生み出した温かみや、時代を超えて伝わる価値があると感じます