bisyamon
ロフトまでのスキップフロア空間
①⇒②⇒③⇒④⇒⑤
①⇒②⇒③⇒④⇒⑤
①⇒②⇒③⇒④⇒⑤
①⇒②⇒③⇒④⇒⑤
①⇒②⇒③⇒④⇒⑤
①⇒②⇒③⇒④⇒⑤
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模型を製作して
外形の確認
ご実家のお庭の部分を
分割して敷地とします
なので道路とお庭の高さの違いが
設計の重要要素となります
庭を囲んでいるブロック塀を取り壊し
間知石のよう壁も部取り壊します
間知石(けんちいし)
一間を六等分した一尺(30.3Cm)を
石面の一辺とし
奥行きは二倍
石の数を数えれば間数が分かるという石です
1階部分の土工事が終わり
基礎工事に入る前に
建物の位置と高さを決定します
横板の上部が水平面で今回はGL-900で設定
1階の中でも段差があるので今回は
この工程を2回行います
基礎形状にあわせて土を閉め固め
その上にぐり石を敷きます
水道設備にあわせて先行配管を行ないます
フーチン部分にコンクリートを引き
基礎の型枠を組みやすくします
ぐり石の上に防湿シートを引き込みます
基礎の鉄筋の組み方がおわり
図面通りに施工してあるかチェックします
基礎の立ち上がりが1200ある部分があるの
鉄筋が伸ばしてあります
基礎のコンクリート打ち
アンカーボルト・目地材・止水板のチェック
止水板は基礎のベース部分と立ち上がりの
打ち継ぎ部分が地盤面より下になり
そこから水の進入を防ぐために施工します
高基礎部分が打ちあがりました
基礎後ろ部分に土を埋め戻すまえに
基礎背面に防水工事を施します
基礎が地中に埋まる部分は
どうしても継ぎ目から水が浸入してくるので
FRP防水工事をします
FRPとは繊維強化プラスチック(Fiberglass Reinforced Plastics)の略称で
ガラス繊維などの強化材(補強材)で補強したプラスチックです
現場施工で継ぎ目がでないことが長所です
補強材で繊維シートをはります
成形後の防水面
基礎工事と平行して
きざみ小屋では大工さんが
手刻みにて
家の構造体を木を加工されています
材木屋さんの一部で加工中です
お施主さんと見学に
写真は丸太から梁材などを加工する機械
奥のレールにのった丸太が
手前ののこ部分をせまってきます
写真は材木屋の上屋にしまってあったもの
以前の住宅で床板につかわれていたケヤキ一枚物です
お施主さんが購入予定
さてどんな具合に
今度の家につかわれるか楽しみです
芯あり材(木の芯を含んだ材料)芯なし材など
いろいろな特性をもった材木を
適材適所に
大工さんが使う場所を決めて刻んでいます
十字にかかる梁を組む—渡りあご+だぼ
柱に梁をさす—長ほぞ鼻せん
梁にかける—大入れあり掛け
土台→梁材→柱と
大工さんは木材を刻んでいき
基礎に段差があるので
現場での打ちあがりの高さを確かめてから柱は刻みます
手刻みにする理由のひとつは柱を
”長ほぞ”でとめることです
柱が金物に頼らず自立する姿をみると
建物の強さを実感できます
建物の四隅に使う通し柱です
意匠にあわせてか柱の性質を見分けて
大工さんが使う場所を決めてくれます
構造体の木を組み終え
引き抜きを止めるために
『こみ栓』(写真左)と
『ボールト』(写真右)を併用しています
こみ栓が打ち込まれるほぞ穴です
柱とはり 二段ほぞになっています
2段目の梁がかかります
『渡りあご』という組み方です
柱に梁を差し込んで
こみ栓で打ちます
折半屋根をとめるため
梁にタイトフレームをつけます
山の部分の間に
2本の9センチのボルトでとめます
外壁の外とうちで色がかわります
結露した水滴が滴らないようにペフ(断熱材)が
室内部分にはついています
外壁の木ずり下地ができあがりました
今回の内装は
水がかかる浴槽部分
→FRP仕上げ
火を使うキッチン部分
→キッチンパネル(メタル系)・ケイカル板
以外は天井も壁も杉の板です
一階は真壁なので
柱に溝を彫ってそこにはめていくので
納まりがとてもきれいにしあがります
2階部分は柱が見えなくなる大壁です
同じ材料でも違う空間にしあがります
屋根には空を見る穴・窓
壁には
何にでも使える穴・棚
現場の足場板にて作成
外壁の工事が完了しました
木ずり板の防水紙の上に
Wラスを貼り上に防水紙をはり
下塗りのモルタルを塗り
仕上げの表情になる木ゴテで
上塗りのモルタルを仕上げ
乾くまでおいておきます
ローラーで塗料を塗っていきます
表面には木ゴテのコテあとがでてきます
浴槽は据え置き型のものを選び
ただ置くだけです
浴室自体は
現場でFRP加工してつくりました
継ぎ目なしの仕上がりです
工事中は床が傷がつかないように
ベニアで養生をします
設備・電気がついて
内部足場が必要なくなったら
養生をはがします
完了検査が終了しました
建物を新築・増築などするときは
建築基準法により定められている規則に適合しているか
図面の段階で建築確認申請をおこない
中間検査をうけ
工事終了時に完了検査を受けます
引渡しまであと一歩です
家の引渡しを9月の中旬に行い
お施主さんが内装工事に手をかけるまえ
照明器具をつけたら
写真撮影をお願いしていました
今日からはどんどんと家の中は変わっていくことでしょう
展示会期間中はお施主さんの好意により
オープンハウスとしていただけることになりました
ぜひいらしてください