馬木の家

馬木の家|新築|大屋根の家

大屋根の家

隣接する両親が住む家とつなぐ場所に

日頃は駐車場として使う大空間を含めた

大きな屋根かけた家です

○もちつきなどに使うアウトドアスペースに

 世代をつなぐアウトドアリビング

○リビングは低さに挑戦

天井高2.2mのリビング

○建具の色・建材などにこだわり

自分テイストのインテリアに

 

大屋根の家

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建物調査と敷地調査(はじまり):馬木の家01

建物調査と敷地調査(はじまり):馬木の家01

母屋が建っている位置に

建物を解体して

新しい家屋をとの工務店さんから依頼をいただく

 

建物調査と敷地調査(はじまり):馬木の家01
建物調査と敷地調査(はじまり):馬木の家01

用途地域

土砂災害地域の指定等

敷地の情報を役所に調べに行く

建物調査と敷地調査(はじまり):馬木の家01

家の設計以前の

家屋の配置と土木工事について相談にのる

敷地前後に

がけ地があるので

家の配置が頭を悩ますことに

基本設計(建築模型から):馬木の家02

基本設計(建築模型から):馬木の家02

ゾーニングからボリュームへ

家のボリュームを

ラフな模型を何案か説明します

できあがった家の形が大まかにわかるように

施主が選ぶものと私が選ぶものが

一致するときばかりではありませんが

模型を作っているときはどれも楽しいイメージです

さて今度の打ち合わせで

どの案が選ばれるでしょう

基本設計(建築模型から):馬木の家02

すべての模型に

それぞれの平面図があるのですが

ゾーニングは同じです

違いがわかると

欲しいものがわかるので

そして次の段階へ

基本設計(建築模型から):馬木の家02
基本設計(建築模型から):馬木の家02

外観のデザイン決定:馬木の家03

外観のデザイン決定:馬木の家03

前回の4つの模型から

大きな屋根24mを超える片流れ案

外観のイメージは決定

板金を加工する機械を現場に設置して

屋根をふくことで可能に

木を組んだときの姿を想像するとわくわく

外観のデザイン決定:馬木の家03

敷地が

道路より上にたっているので

アクセスは低い屋根側から

外観のデザイン決定:馬木の家03

外観のイメージは今回は施主と一致

施主の要望で

すべてをできるだけ低くしてほしいと

屋根も内部も

心地よい低さを探求できる良い機会

居室の高さは2.2m

水平の伸びる空間をつくることに

そのために木組みを考え梁せいを検討

木組みを考えるのが木造の家で一番楽しいところ

構造を見せる場合はリズムをよくしないと

見せてるだけではつまらない

構造体の見え方:馬木の家04

構造体の見え方:馬木の家04

居室部分は天井高を

低く抑えることが決定

 

構造体の見え方:馬木の家04

家と同じ屋根の中に

親族が集まって餅つきをするようなスペースまたは

ビルトインガレージと

なるような場所があるので

屋根の構造体がすべて見せることに

構造体の見え方:馬木の家04

家の中の大きな空間で

構造体の木の梁が

どのようにみえるか検討模型を作成

丸太とその他の接合は要検討ですが

お施主さんとイメージが共有できるように

構造体の見え方:馬木の家04

丸太を六角形にの加工:馬木の家05

丸太を六角形にの加工:馬木の家05

インナーガレージ部分で使う

木の梁の材料が

搬入されました

丸太を六角形にの加工:馬木の家05

製材所で2面だけおとされてます

丸太を六角形にの加工:馬木の家05

あとの面は

大工さんが木の皮をはぎ

六角形に仕上げます

丸太を六角形にの加工:馬木の家05

木組み上棟当日①:馬木の家06

木組み上棟当日①:馬木の家06

上棟は木組みの日

平面計画を決め

構造体の図面を書き

大工さん・プレカットの業者の方と打ち合わせ後

上棟となります

木組み上棟当日①:馬木の家06
木組み上棟当日①:馬木の家06
木組み上棟当日①:馬木の家06
木組み上棟当日①:馬木の家06

木組み上棟当日②:馬木の家07

木組み上棟当日②:馬木の家07

六角形の梁をかける

木組み上棟当日②:馬木の家07
木組み上棟当日②:馬木の家07
木組み上棟当日②:馬木の家07

当日は屋根の下地まで

25mの長い屋根の加工:馬木の家08

25mの長い屋根の加工:馬木の家08

設計段階で

屋根の流れ方向が25Mを超えるので

どのように施工するか問い合わせたところ

加工機を現場に設置して

加工しながら屋根に置いていくということに

 

 

25mの長い屋根の加工:馬木の家08

住宅ではあまり見る光景ではないので

現場で手順を見ていました

丸められた平らな金属板を

加工機を通すと

両サイドが加工されて

瓦棒の形に

それを作業員が屋根へと引っ張りあげていきます

25mの長い屋根の加工:馬木の家08
25mの長い屋根の加工:馬木の家08

外壁終了内部へ:馬木の家09

外壁終了内部へ:馬木の家09

大工さんの家なので

他の仕事をしながら

できることは自分でということで

外壁ラップサイディングの工事も自分で

丁寧に仕上げておられます

外壁終了内部へ:馬木の家09

軒の板も貼り終わり

板の色きめに

塗装サンプルをつくって色決めに

外壁終了内部へ:馬木の家09

内部は断熱材の入れ込み

気密シートを張って

床板貼りへ

 

外壁終了内部へ:馬木の家09

大工さんの奥様が

床板塗装をされました

床が貼りあがったら

この部屋の内装について

置く家具とのコーディーネートが始まります

外壁終了内部へ:馬木の家09

内部イメージの確認:馬木の家10

内部イメージの確認:馬木の家10

外部庇の塗装が始まりました

木部を濃いグレーにすることに

施主希望ですが

はじめてのこころみですがなかなか良いです

内部イメージの確認:馬木の家10

内部について

設計時に決めていたものを

発注前に再度確認調整していきます

キッチンは床板にはえる水色鏡面で

内部イメージの確認:馬木の家10

扉の取っ手とガラス

扉の色は現場で塗装

扉を建てこみしてから再度決定

内部イメージの確認:馬木の家10

ダイニングは

デンマークのアウトドアブランドの

チークのテーブルに決定

少し粗い感じのですが

部分部分が決まって

少しずつ内装のイメージが

できあがってきているようです

広島がけ地条令:馬木の家11

広島がけ地条令:馬木の家11

現場の足場が外れたあと

大雨により後ろの

がけが崩れました

 

広島がけ地条令:馬木の家11

建て替える前の建物とがけの関係

土木工事で擁壁をつくりましたが

大雨でその上の斜面の土が

敷地ながれこみました

広島がけ地条令:馬木の家11

建物とがけの関係

広島県はがけ地条例により

2m以上のがけの上にあるとき

5m以上のがえの下にあるとき

がけからのはなれた距離を規定されます

建物が逃げ切れに部分は

構造の規定が決まっています

広島がけ地条令:馬木の家11

馬木の家は

前後がけになっているので

どのように配置をするのかが

設計当時の悩みでしたが

がけの高さをわざわざ行政も図らないので

安全側をどこまでみるのか設計士にかかってます

敷地が広いので

何かあった時のため

重機・トラックが入れるようにと

家の北側を何に使うのかといわれても

広く安全側にとっておきました

何とか基礎下部分で土砂がおさまりました

広島がけ地条令:馬木の家11

天井を低くしたリビングも

だいぶ形になってきました

 

         

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