天井を低くしたリビングも
だいぶ形になってきました
母屋が建っている位置に
建物を解体して
新しい家屋をとの工務店さんから依頼をいただく
用途地域
敷地の情報を役所に調べに行く
家の設計以前の
家屋の配置と土木工事について相談にのる
敷地前後に
家の配置が頭を悩ますことに
家のボリュームを
ラフな模型を何案か説明します
できあがった家の形が大まかにわかるように
施主が選ぶものと私が選ぶものが
一致するときばかりではありませんが
模型を作っているときはどれも楽しいイメージです
さて今度の打ち合わせで
どの案が選ばれるでしょう
すべての模型に
それぞれの平面図があるのですが
違いがわかると
欲しいものがわかるので
そして次の段階へ
前回の4つの模型から
外観のイメージは決定
板金を加工する機械を現場に設置して
屋根をふくことで可能に
木を組んだときの姿を想像するとわくわく
敷地が
道路より上にたっているので
アクセスは低い屋根側から
外観のイメージは今回は施主と一致
施主の要望で
すべてをできるだけ低くしてほしいと
屋根も内部も
心地よい低さを探求できる良い機会
水平の伸びる空間をつくることに
そのために木組みを考え梁せいを検討
木組みを考えるのが木造の家で一番楽しいところ
構造を見せる場合はリズムをよくしないと
見せてるだけではつまらない
居室部分は天井高を
低く抑えることが決定
家と同じ屋根の中に
親族が集まって餅つきをするようなスペースまたは
なるような場所があるので
屋根の構造体がすべて見せることに
家の中の大きな空間で
どのようにみえるか検討模型を作成
丸太とその他の接合は要検討ですが
お施主さんとイメージが共有できるように
インナーガレージ部分で使う
搬入されました
製材所で2面だけおとされてます
あとの面は
大工さんが木の皮をはぎ
平面計画を決め
構造体の図面を書き
大工さん・プレカットの業者の方と打ち合わせ後
上棟となります
六角形の梁をかける
当日は屋根の下地まで
設計段階で
屋根の流れ方向が25Mを超えるので
どのように施工するか問い合わせたところ
加工しながら屋根に置いていくということに
住宅ではあまり見る光景ではないので
現場で手順を見ていました
丸められた平らな金属板を
加工機を通すと
両サイドが加工されて
瓦棒の形に
それを作業員が屋根へと引っ張りあげていきます
他の仕事をしながら
できることは自分でということで
外壁ラップサイディングの工事も自分で
丁寧に仕上げておられます
軒の板も貼り終わり
板の色きめに
塗装サンプルをつくって色決めに
内部は断熱材の入れ込み
気密シートを張って
床板貼りへ
大工さんの奥様が
床板塗装をされました
床が貼りあがったら
この部屋の内装について
置く家具とのコーディーネートが始まります
外部庇の塗装が始まりました
木部を濃いグレーにすることに
施主希望ですが
はじめてのこころみですがなかなか良いです
内部について
設計時に決めていたものを
発注前に再度確認調整していきます
キッチンは床板にはえる水色鏡面で
扉の取っ手とガラス
扉の色は現場で塗装
扉を建てこみしてから再度決定
ダイニングは
デンマークのアウトドアブランドの
チークのテーブルに決定
少し粗い感じのですが
部分部分が決まって
少しずつ内装のイメージが
できあがってきているようです
現場の足場が外れたあと
大雨により後ろの
建て替える前の建物とがけの関係
土木工事で擁壁をつくりましたが
大雨でその上の斜面の土が
敷地ながれこみました
建物とがけの関係
2m以上のがけの上にあるとき
5m以上のがえの下にあるとき
がけからのはなれた距離を規定されます
建物が逃げ切れに部分は
構造の規定が決まっています
馬木の家は
前後がけになっているので
どのように配置をするのかが
設計当時の悩みでしたが
がけの高さをわざわざ行政も図らないので
安全側をどこまでみるのか設計士にかかってます
敷地が広いので
何かあった時のため
重機・トラックが入れるようにと
家の北側を何に使うのかといわれても
広く安全側にとっておきました
何とか基礎下部分で土砂がおさまりました
天井を低くしたリビングも
だいぶ形になってきました
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