have a place

契約へ(hap米子)

契約へ(hap米子)

最終金額打ち合わせの前に

出雲へ古家具店へ施主とお出かけ

家具を大工工事に入れるのか

どこかで買ってくるのか

サイズ的につくってもらうのがベストとなる

古道具店で見つけた大きな時計

学習スペースHAPに掛けてみようということに

***

工事内容・契約工期・契約金額・支払い条件等を

工務店さんに伺って打ち合わせ

全てクリアして

契約へすすむことに

 

 

工務店探し(hap米子)

工務店探し(hap米子)

図面ができたら

工務店探し

同時に3社見積をとる場合もありますが

今回は1社ずつ

まずは施主さんのお付き合いのある工務店に

見積依頼から提出に1か月以上かかる

設計者からみて見積書の内容から工事に不安有り

金額と大工さんの体調が調整できず

お断りして次へ

工務店探し(hap米子)

あらたにお付き合いできる工務店を施主と探す

知り合いに推薦してもらった工務店に

見積依頼

・施主の要望の聞き取り

・見積の速さ

・コミニケーションがとれる

これらを考慮して

最終金額調整へ

 

 

工務店探し(hap米子)

図面の内容に応じて細かな見積を出してもらう

それは予算調整の為でもありますが

どこまで工務店さんが

図面の理解が進んでいるのかを見ています

細かなものが積みあがって大きな金額になるのですが

そのワンピースの内容を知っておくために

施主・施工者・設計者の思いがずれないように

実施設計(hap米子)

実施設計(hap米子)

基本設計終了後

玄関等の外部空間は変更を加えず

和室の空間を利用して

学習スペースHAPを計画するとの決定を受けて

詳細な実施設計に

実施設計(hap米子)

既存の玄関が広いので

その中で動線を分けることを提案

来客は玄関から正面のドアをくぐりHAPへ

既存玄関からの光を取り込むため

格子のデザインに

 

 

 

実施設計(hap米子)

HAP入り口はゲートとして厚みを持たせ

横にベンチと靴箱を

スイッチ・コンセント・棚板の高さは

車いすの生活で快適に過ごせるように

実施設計(hap米子)

意匠デザインもですが

改装する時にできること

断熱・気密・音の問題・構造の問題を

図面に落とし込んで

見積をお願いすることに

 

 

 

基本設計(hap米子)

基本設計(hap米子)

図:現況ゾーニング

基本設計

現地調査と施主の今の要望から
将来をどこまで見据えるのか
またどんな可能性があるのかを
スカイプまたは対面で打ち合わせしました

基本設計(hap米子)

図:計画ゾーニング

基本設計①
ゾーニング

「両親と玄関が別」
「両親の在宅スケージュールと関係なく生活も仕事ができる」
「自分の寝室と仕事部屋が別」を可能にするゾーニングを探します

外部に小屋を建てる案は移動の困難さからここで廃案
1階の和室を仕事場に
面積が大きく取れれば仕事場と寝室にと考えていきます

基本設計(hap米子)

基本設計②
車いすとこれからの生活について

施主が使用している車いす
できるだけすべての場所にアクセスできないかを考える

また杖での歩行もあるので
外からの段差などについて話し合う

学習スペースとなる仕事場へのお客様の動線
施主の動線
施主の家族の動線について考える

詳細な寸法の現調
床下・天井裏を見て測って
いろんな可能性をを考える

基本設計(hap米子)

基本設計③
家族の要望とのすり合わせ(仕事場以外)

打ち合わせに現場に伺い
同居されている
家族の要望を伺う
合わせてプランニングをする

・WCの増設
・物干しの設置(冬の物干し)

基本設計(hap米子)

基本設計④
基本設計終了

全ての希望をかなえた案と概算予算を提出
ここから実施設計に入る前に
予算と要望の調整を
家族会議をしてもらうことに

プロジェクト名決定(hap米子)

プロジェクト名決定(hap米子)

いよいよ計画がはじまりました

すべての過程を楽しむ
計画(プロジェクト)全体をネーミングしようと提案

Have a placeに決定

それぞれの居場所を持つ
計画として
スタート

計画と同時に
お施主さんは融資先を探されていました

融資によってはいろんな条件が付くことがあるので
実施設計までに決めていただくような
時間どりで進めます

現地調査(hap米子)

現地調査(hap米子)

現調に米子へ

・小屋を建てるスペースがあるか
・家の間取りはどうなっているのか
・家の仕様がどの程度なのか(構造・断熱等)
・住人の構成は
・施主本人の行動範囲(歩行・車イスで)

その中でも
なぜ小屋を考え始めたかを聞くことが一番
大まかな間取りを理解することが二番

家の外でも中でも居場所がつくれることがわかり
安心して
初見で思いついたことを
ザーッとお伝えして帰りました

現地調査(hap米子)

帰宅後

簡単な現況図を書いて送付

 

現況図面と現調の話から

施主が思いついたことが書き込まれた

2枚の絵が文章とともに送られてきました

 

「両親と玄関が別」

「両親の在宅スケージュールと関係なく生活も仕事ができる」

「自分の寝室と仕事部屋が別」

 

ここが最初の目標となりました

設計依頼(hap米子)

設計依頼(hap米子)

どんなものをどれくらいの予算で

誰に設計してもらい

誰に工事してもらうか

 

空間をつくるうえで

選択することはたくさんあります

いろんな条件や要望を持ちながら

 

『遠いし、小さいし頼んでみていいのかわかない』とメールあり

『遠いのも、小さいのもかまわないけど設計料最低40万円はかかるよ』と返信

 

『プロセスを考えて実行することを楽しみたい』と

これはレフトハンズの考え方ですね

『お仕事お願いできますか』と

 

予算と工期のめどをお伝えいただいた時

設計しているうちにその条件も変化するので

その通りには行かないことも前提で

できたものが望んでいるものをつくれそうで

会話がなりたつ場合は設計をさせていただきます

 

『はい仕事させていただきます』と

設計依頼をいただく前に

条件を整理するために米子へ

 

約20年前に新築住宅の設計で

米子への出張時に知り合った友人の近況と

家の状況を確認へ

 

設計士が入ることが有効な仕事かどうかが

設計士が必要なのかなが一番気になるところです

はじまりは小屋から(hap米子)

はじまりは小屋から(hap米子)

小屋を建てることを思案中と

イラストとともに友人からメッセージ

 

家の敷地内のあいている部分に

小屋を建てることを思いついたと

 

子供の勉強部屋

またはオンライン専用の仕事場として

 

絵を描ていたらワクワクしてきたので

私に伝えたいとのこと

 

メッセージをもらった時は

私は実家の改装中で大忙し

設計者・施工者・施主と娘として

はじまりは小屋から(hap米子)

写真とともに

『小屋って響きは想像を掻き立てるね』

とだけ返信

 

大きさは4畳半程度

電気だけがあればよいとのこと

 

『小屋って言葉は子供の頃の段ボールの秘密基地の延長』

『小屋は自由だから面白い』

『自由すぎて大変と思うか人次第だね』

『段ボールでわくわくできたのだから。。。』

 

とはじまりは小屋談義