have a place

基本設計(hap米子)

基本設計(hap米子)

図:現況ゾーニング

基本設計

現地調査と施主の今の要望から
将来をどこまで見据えるのか
またどんな可能性があるのかを
スカイプまたは対面で打ち合わせしました

基本設計(hap米子)

図:計画ゾーニング

基本設計①
ゾーニング

「両親と玄関が別」
「両親の在宅スケージュールと関係なく生活も仕事ができる」
「自分の寝室と仕事部屋が別」を可能にするゾーニングを探します

外部に小屋を建てる案は移動の困難さからここで廃案
1階の和室を仕事場に
面積が大きく取れれば仕事場と寝室にと考えていきます

基本設計(hap米子)

基本設計②
車いすとこれからの生活について

施主が使用している車いす
できるだけすべての場所にアクセスできないかを考える

また杖での歩行もあるので
外からの段差などについて話し合う

学習スペースとなる仕事場へのお客様の動線
施主の動線
施主の家族の動線について考える

詳細な寸法の現調
床下・天井裏を見て測って
いろんな可能性をを考える

基本設計(hap米子)

基本設計③
家族の要望とのすり合わせ(仕事場以外)

打ち合わせに現場に伺い
同居されている
家族の要望を伺う
合わせてプランニングをする

・WCの増設
・物干しの設置(冬の物干し)

基本設計(hap米子)

基本設計④
基本設計終了

全ての希望をかなえた案と概算予算を提出
ここから実施設計に入る前に
予算と要望の調整を
家族会議をしてもらうことに

プロジェクト名決定(hap米子)

プロジェクト名決定(hap米子)

いよいよ計画がはじまりました

すべての過程を楽しむ
計画(プロジェクト)全体をネーミングしようと提案

Have a placeに決定

それぞれの居場所を持つ
計画として
スタート

計画と同時に
お施主さんは融資先を探されていました

融資によってはいろんな条件が付くことがあるので
実施設計までに決めていただくような
時間どりで進めます

現地調査(hap米子)

現地調査(hap米子)

現調に米子へ

・小屋を建てるスペースがあるか
・家の間取りはどうなっているのか
・家の仕様がどの程度なのか(構造・断熱等)
・住人の構成は
・施主本人の行動範囲(歩行・車イスで)

その中でも
なぜ小屋を考え始めたかを聞くことが一番
大まかな間取りを理解することが二番

家の外でも中でも居場所がつくれることがわかり
安心して
初見で思いついたことを
ザーッとお伝えして帰りました

現地調査(hap米子)

帰宅後

簡単な現況図を書いて送付

 

現況図面と現調の話から

施主が思いついたことが書き込まれた

2枚の絵が文章とともに送られてきました

 

「両親と玄関が別」

「両親の在宅スケージュールと関係なく生活も仕事ができる」

「自分の寝室と仕事部屋が別」

 

ここが最初の目標となりました

設計依頼(hap米子)

設計依頼(hap米子)

どんなものをどれくらいの予算で

誰に設計してもらい

誰に工事してもらうか

 

空間をつくるうえで

選択することはたくさんあります

いろんな条件や要望を持ちながら

 

『遠いし、小さいし頼んでみていいのかわかない』とメールあり

『遠いのも、小さいのもかまわないけど設計料最低40万円はかかるよ』と返信

 

『プロセスを考えて実行することを楽しみたい』と

これはレフトハンズの考え方ですね

『お仕事お願いできますか』と

 

予算と工期のめどをお伝えいただいた時

設計しているうちにその条件も変化するので

その通りには行かないことも前提で

できたものが望んでいるものをつくれそうで

会話がなりたつ場合は設計をさせていただきます

 

『はい仕事させていただきます』と

設計依頼をいただく前に

条件を整理するために米子へ

 

約20年前に新築住宅の設計で

米子への出張時に知り合った友人の近況と

家の状況を確認へ

 

設計士が入ることが有効な仕事かどうかが

設計士が必要なのかなが一番気になるところです

はじまりは小屋から(hap米子)

はじまりは小屋から(hap米子)

小屋を建てることを思案中と

イラストとともに友人からメッセージ

 

家の敷地内のあいている部分に

小屋を建てることを思いついたと

 

子供の勉強部屋

またはオンライン専用の仕事場として

 

絵を描ていたらワクワクしてきたので

私に伝えたいとのこと

 

メッセージをもらった時は

私は実家の改装中で大忙し

設計者・施工者・施主と娘として

はじまりは小屋から(hap米子)

写真とともに

『小屋って響きは想像を掻き立てるね』

とだけ返信

 

大きさは4畳半程度

電気だけがあればよいとのこと

 

『小屋って言葉は子供の頃の段ボールの秘密基地の延長』

『小屋は自由だから面白い』

『自由すぎて大変と思うか人次第だね』

『段ボールでわくわくできたのだから。。。』

 

とはじまりは小屋談義