before中庭 → afterパン工房
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レフトハンズの事務所は
二つの顔があります
事務所officeとして県道に面している部分
家homeとして川に面している部分
その川に面している部分に中庭を設けていました
事務所を建てた当初は
中庭で
朝ごはんを食べたり
アウトドアパーティーを開催してました
それから
土づくりからはじめて
キッチンガーデンとして
野菜を育てました
それからそれから
手狭になったので
畑は近所で借りることにして
緑とお花の中庭へと変わってゆきました
この家の住人二人で
出かけた3か月のヨーロッパ旅行
食べ物大好きなここの住人安野さん
パンにはまってしまいました
帰国後ひたすら家庭用のオーブンでパンつくり
どこに設置するかも考えず
大きな業務用のガスオーブンを購入を予約して
パン焼きに思いをはせ
最初の旅行から帰ってい8か月後
またヨーロッパにパントリップ(パン工房を開くまでは安野さんの個人ブログdig the earth)
ずっと中庭の増築には
緑がなくなると反対だったはずの安野さん
旅行から帰ってくると
「オーブンをここに置けば」と
設計者である禰宜元が口にした途端
計画は動き出しました
まずは中庭お別れパーティーをすることに
中庭の花々をどけたら
増築部分の基礎工事開始
既存の基礎にアンカーを打ち込んで
べた基礎に
中庭を囲んでいた基礎をつなぐことにより
建物の強度は増すことに
増築を行うときの構造について考える時
既存の建物と一緒にか
増築部分だけでか
今回は一体として設計しました
増築面積が10平米以下なので
コンクリ打ちはポンプでなく
昔のようにネコ車で運びました
(私もお手伝い)
基礎工事前
基礎工事後
既存建物に挟まれた中庭空間
基礎工事で地面を覆うことにより
工事は
屋根面と外壁1面のみ
既存の壁を解体する部分
既存の壁を利用する部分と
柱と梁は木組みを見せるので
材木屋さんが
木目の良いものを準備くださり
大工さんが
手で刻んで設置してくださいました
屋根の下地となる
梁・垂木のかけ方も
大工さんと一緒に検討
屋根の断熱材は
垂木の下部にネオマフォームを
垂木間は通気層になるように施工
川対岸からの写真です
屋根も外壁も
ガルバニウム仕上げ
パン工房のステンレスの換気扇フード共
事務所の屋根をふいていただいた
板金やさんにお世話になりました
板金の加工場にいって
加工機の様子も見せてもらい
曲げ可能範囲を教えてもらいました
外壁の出隅、入り隅、屋根との取り合いは
既製品でなく
その部分の納まりに合わせて製作していただきました
パン工房のオーブンの上は
特注の換気扇フードを設置
ついでに
板金屋さんが曲げ加工で作った
バッタも一緒につれてかえりました
2007年7月に竣工した
レフトハンズのoffice+homeは
洗濯物干しに使っている部屋の
外壁材選択に失敗でした
レッドシダーの素材の粗悪さと
南面の強い日差しでぼろぼろに
パン工房の増築に合わせて
外壁を張り替えることにしました
木の外壁をはがして
合板+防水シートをはり
胴縁を施工して
断熱材が裏打ちされた
金属サイディングを張りました
ついでのついでで
ステンレスを加工した
簡単な庇をつけてもらいました
パン工房として営業するためには
保険所の検査を受けなければいけません
最低限のものを取り付けていきます
床は掃いたり、洗えるようにタイルを選択
さらに工房が
リビングとして使えるような
タイルを選びました
夏はこの場所でもの川風を受けて
ひんやりした床で昼寝最高です
レフトハンズの事務所の
竣工当時
中庭にパン工房構造体を組む
外壁張り替え部分の施工開始
防水シート施工
今回は大工さんに施工してもらう
金属サイディング施工
パン工房完成