床下工事:己斐の家
![床下工事:己斐の家](/wp-content/uploads/reno04-05-2-scaled.jpg)
解体工事が終了すると
屋根を新しく葺きかえる
上の工事とともに
足元の工事がはじまります
戦前の建物とお伺いしているのですが
床下は
土台がのっている縁石部分はそのまま水平に保たれ
内部は下がってしまったのでしょう
設計時に調査した時も思ったのですが
十分な床下高さがあるからなのか
湿気もなくシロアリ被害もありませんでした
![床下工事:己斐の家](/wp-content/uploads/reno04-05-3.jpg)
建物の耐用年数や
工事の予算配分から
今回の工事は
防湿コンクリートや基礎工事は行いません
![床下工事:己斐の家](/wp-content/uploads/reno04-05-1-scaled.jpg)
構造的に力がかかる部分は転圧して
ブロック・束石を施工して
その他の部分は砂利敷きに
防湿シートも敷きません
水が入っても抜けていくように
![床下工事:己斐の家](/wp-content/uploads/reno04-05-4-scaled.jpg)
大工さんが見つけて教えていただいたのですが
土台どうしのつ継ぎ手に
割楔締めがされていて
これは絶対抜けないそうです
釘も使わない
木の特性を利用した継ぎ手です