リフォーム時にできることとは?

家の調査が終了したので
計画を始める前に
施主の方にあらためて伝えさせていただきました
リフォームでできること
この家でやっておいた方が良い優先順位も
お話させていただきました
○構造的強度を上げていく
(耐震性・梁柱の補強・金物設置)
○外壁・屋根の耐用年数をあげる
(雨水の侵入を防ぐため)
○断熱性能・気密性能をあげる
○加齢に対応する
○間取りの変更
(住人の変化・使い方にあわせて)
○設備の取り換え
家の調査が終了したので
計画を始める前に
施主の方にあらためて伝えさせていただきました
リフォームでできること
この家でやっておいた方が良い優先順位も
お話させていただきました
○構造的強度を上げていく
(耐震性・梁柱の補強・金物設置)
○外壁・屋根の耐用年数をあげる
(雨水の侵入を防ぐため)
○断熱性能・気密性能をあげる
○加齢に対応する
○間取りの変更
(住人の変化・使い方にあわせて)
○設備の取り換え
家を雨から守っている屋根にあがってみる
セメント瓦が建てたときから葺いてある
54年が経っている
屋根材本来の耐用年数はすぎている
セメント瓦を葺いた家が竹原は多い
雨の量は少ないと聞いたが
基材のセメントの状態を考えると
家をリフォームするときに変えるのがよいかと
建築の大先輩に意見を聞きながら
施主に葺き替えをおすすめする
私が建築をはじめたときには
ほぼ施工されなくなった材料なので
7年前に太陽光発電をのせたとき
施工会社に屋根は大丈夫ですといわれたらしい
確かに雨はもってはなさそうですが
屋根の耐用年数については施工会社はどう考えていたのだろうか
保障についてはあと三年のこっている
太陽光発電をもう一度乗せるか等
検討することがたくさんあります
全部できればいいのでしょうが
予算があることなので優先順位を決めて計画する
最後の増築をした時の
既存建物の確認申請用の図面をお持ちだったので
それをもとに現況調査の開始
図面が保存してあるかどうかで
作業の手間が変わってきます
しっかり図面と書類はとっておきましょう
図面通りにはできてませんでしたが
現地調査の指針ができます
計画を進める前に
建物の構造と理解しておかないと
押入れの点検口から
施主と一緒に屋根裏に
基本構造を理解してほこりまみれに
どこまで手を入れるか
見せれる梁や柱か
見てみないとわからないですよね
野地板を見たら
雨漏りしているか等もわかります
梁が濡れているか
単に木の組み方を見るのが好きなのですか
時間の流れを感じる瞬間です
平屋部分を改装して暮らしたい
とにかくあたたかく暮らしたい
という
お話をいただいて現場へ
その建物を一階見るだけでほぼ理解できるのですが
今回の建物は難しい
年々建物が増築されて
さらに寿命の違う素材の混合している
その上に保障期間がまだある設備
『何をどーするんだ』ということをまとめる作業から
誰の寿命に合わせるの
施主の思いはどこにあるのか
そんなことを考えながら計画スタートです
複合問題を解くような感じです
1棟目:1964年に建てられた平屋
太陽光発電がのる
セメント瓦 土壁上に波板補修
2棟目:1972年に建てられた2階建
太陽熱給湯器がのる
セメント瓦 モルタル壁上に塗装
3棟目:1980年に建てられた2階建
窯業系瓦 モルタル壁の上に塗装
4棟目:亡くなられたお父様自作の物置