おぼえているもの

先日従姉の思い出の地へ出かけました
出かけるのは40年ぶり
従姉が小学生の頃過ごした
学校・家・公園・神社などをまわりました
6年間を3時間くらいで
従姉はふわふわ・ぐらぐらしながら
頭が活性化していきました
私は小学校上がる前の記憶なので
言語的なことは何も覚えていなくて
体験的な部分として
写真の家に向かう環境を覚えていました
近くの温泉の建物の雰囲気とか
思い出の一部を切り取った空間体験を
2022/04/22
生きるぼくら

先週紹介した
「むらの原理 都市の原理」をわかりやすく
むらの部分の良いところだけを物語にしている小説でした
作者原田マハさんの言葉をかりたら
「お米をめぐる、とっておきの物語。おれの、ぼくらの、わくわくするような物語」
お米は作ったことはないけれど
ここ伴東で畑をかりて麦をつくっていると体感する良い部分が
言葉になって理解できました
私が小説家だったら
「家をめぐる、とっておきの物語。おれの、ぼくらの、わくわくするような物語」
を書けるのにとおもいますが
できないので
設計士としてひとつの家に対してとっておきの物語を仕上げたいと思います
2022/01/24
スケジュール帳

建物の設計監理は
時間の管理でもあります
仕事柄時間の管理はうまくできる方ですが
プライベートでは自分の手帳が予定で埋まるのは
あまり好きではありません
「朝起きて心の赴くまま過ごしたい」と思っています
今年は少し思考をチェンジするため3種の手帳を買いました
・100Days
100日だけの日記 特別な日の日記(畑作業に使う予定)
・To Do
やりたいことが思いついたら記しておく
・Gantt Chatt
日々繰り返すことをチェックする
一年後の成果が楽しみです
2022/01/15
雪景色

己斐の家の現場監理に行く前に
雪が降っている中通り道なので
己斐の山上にあるお墓を参りに
天気の良い日は眼下に広がる広島市を眺めることができ
大好きな場所
雪の中で見た景色は
太陽の光による川面の炙りだしショーでした
写真奥の川から順次光があたって
広島市の土地の輪郭を見せてくれました
よく見えない雪の中でよく見えるという
面白い体験でした
2022/01/14
ひとつひとつ

昨日から仕事がはじまりました
今まで通りいただいた仕事をひとつひとつ大切に
活動していきたいと思います
今年は仕事の依頼を待っているだけでなく
やりたいことを明確に
ひとつひとつ叶えていこうと思います
お知り合い等で下記のような方がおられましたら
ご紹介ください
また皆様のやりたいことが建築・家に絡むようなことがあれば
気軽にご相談窓口としてご活用ください
・地元の民家のリノベーション
・ひとり暮らし用の一軒家新築
・森の中の解放感がある木造建築
・在広島でない人の在広島の実家などの手入れ・運用のサポート
・家の間取りを自分で考えることを教える塾講師
2022/01/07
脱衣室

農家の改装
母屋の北側の外壁部分に
WC・キッチン・浴室
窓が必要な部屋を配置したら
脱衣室が家の内側に入ってきて
4畳半の空間に入れ子構造になりました
***
風通しのための窓つけて
収納つけて
手すりつけて
ベンチつけて
さらに洗面台
さらに洗濯機を置くこともある
***
脱衣室には用途がたくさん
基本は服を脱ぐところだけでよいのですが
機能に合わせて大きさを考えるか
その他の機能は分散させたらよいのでは
2021/12/07
ビスコッティ

麦の種まきがひと段落したので
併設したpantripのパン工房では
日曜日ごとビスコッティが焼かれ
幸せな香りが空間に充満します
麦つくりをはじめた年は収穫が少量で
外皮を含めた全部を粉にして焼いたのが始まりです
今年は豊作だったので
さらに麦粒を入れ込んでみました
麦一つにしてもいろんな形で
さらにアーモンドもいろんな形で入れ込んでます
ものつくりはなんでも楽しい
2021/12/06
イチョウの木

サクラやイチョウの樹は
季節になると街に色をあたえてくれてます
我が家のそばにも安川沿いにイチョウの大木が
私的な庭に立っていても存在としては街のものです
伐られてしっまたら寂しがる人が私のほかにもたくさんいるでしょう
家の外観も実は
私的なものであり公的なものです
街並みをつくるという点で
ここの公への考え方が希薄なのはなんでなのでしょう
2021/11/30
図形あそび

昨日のお休みは事務所の壁一面を利用して
大人遊び
工作用紙を自由に切って壁画をつくりました
図形を重ねたり・切ったりすることが
こどもの頃の大好きな遊びでした
いろんなことに縛られず
物をつくる気力みたいなものを思い出しました
簡単ですよ
貼ってはがせるのりで施工しているので
いつでも修正ができますので
お試しあれ

2021/11/24
間取りを描く

子供のころ家の間取りを描いていたと
何回か耳にしたことがあります
私はもっぱらLEGOブロックで家をつくっていましたが
皆さんはいかがでしょう
***
大人になって家の間取りをなぜ書かなくなるのでしょう
住宅の相談会というのも
ほとんどがお金がらみのものが多い
お金の相談が終わったら、いくら使えるか決まったら
家の大きさがだいたい決まるので
一度自分で住みたい家の間取りを描いてみてはいかがでしょう
***
実家は素人の私の父親が描いたものを
太平住宅という在来木造のメーカーが建ててくれました
大きなダイニングキッチンをなりたたせるのに
鉄骨の梁が二本も入ってます
施主の思う通り建ってます
***
間取りを一緒に考えるのが家を建てる建築士の仕事だと思います
間取りによって家の持ちも違ってきますよ
2021/11/23