道後温泉本館 松山に何度も行くのだけれど 道後温泉に入ったことが無かったので 改修中ではありましたが 本館のお風呂につかりに行きました 在来木造の良いところは 改装・改築が簡単におこなえるところ 平面図を理解していないですが 改修を重ねてこんな大きな建物に わけのわからないところに 入り込む感じがワクワクします あとから建物を見回すと 外から見ると入り口がたくさん 改修中は霊の湯のみ営業 こちらの入り口から 神の湯への入り口は3か所 以前はこちらから 身分と性別で入り口が分かれていたそうです 現在のメインの入り口は 温泉街の商店街に向かって開けています 舗装工事の最中でした 屋根が切り返しが多いのが 位が高い、地位が高いということでしょうか こちらの入り口は皇室用です 2024/04/01 雲の上のギャラリー 日本の伝統的な木造建築で 柱の上に使われる『トキョウ』を 構造とデザインにしたギャラリーです 2012年に見学に行ったときは ホテルとお風呂をつなぐ橋でしたが 現在は木の橋ギャラリーとして使用されています 旅の途中で沈下橋を見に行きました どことどこをつないでいたのだろう ただ沈下橋のありかたを体感しに ホテルがなくなり 機能を失い ただ橋として残っている時 かたちにとても意味が出てきたのでしょう この形状のはしでなければ ホテルとともに建て替えだったのではと思うと 残る建築・残る木の橋ということに 集成材が時間を得て 重ねた木材の層より 組み物により一体化していることに目が行くように 巨大な木のオブジェとして 2024/03/30 牧野植物園展示館 高知県立植物園には 記念館・展示館と温室があります 温室はガラス張りなのですが この9mの塔が入り口 素敵な空間体験ができます 植物が光を求めることを理解するとともに 見学当日は雨でしたが 記念館と展示館は 植物に必要な水と光をデザインされているので 最良でした ところどころにある竪樋から落ちる雨水 屋根の形状からどこで水を落とすかという問題を シンプルに水盤に落とすデザインに日本の伝統を感じます またどこまで屋根を掛けるかも 相当考えられただろうということも 私のお気に入りの場所は 展示館の一番低い部分は イベントホールのようですが シダ植物の下に自分がいるようで心地よい 棟と両サイドの軒との距離をかえながら 屋根がつくられ その中に空間が入っているのですが 距離が短い場合は集成材の梁をそのままかけられ 距離が長い場合はトラスが組まれています わかりやすくすっきりとした空間は 心が安定します 東京の設計事務所在職時に 設計に携らせていただいた温泉館の梁を思い出しました あらためて空間のデザインて楽しいなと思う建築です 竣工から時間を経ても美しくたもたれているのも魅力です 2024/03/29 空海ドーム 瀬戸大橋博1988年に竣工した イベントプラザ空海ドーム 1989年に大学に入学した時の現代建築論のなかで 木島先生がこのドームについて 熱く語られていたことを思い出しました 今回訪れてみての感想 ・集成材で組んでいるのにとても軽やか ・ドームで切り取られたラインがとてもきれい ・空海のネーミングにデザインのコンセプトを感じる ・細かい意匠の配慮がドームの形状を引き立てている 地中海建築を研究されていただけあり 円形劇場への思いも すべての寸法に意味がありそうです ただ座っているだけで 瀬戸大橋ができた時のことに思いを寄せることができそうです ぜひ訪れてみてください 2024/03/28 フィリップ・ジョンソン邸へ行こう 表紙買いした雑誌を 久々に手に取り読んでみました 写真の『ガラスの家』という住宅作品は 好きな住宅として学生の時にあげていたもの ・フィリップ・ジョンソン 先生 ・中村好文 先生 買いますと * * * この住宅は 設計者の週末の隠れ家であり 鉄とガラスでできた小屋である 内部に壁は存在せずガラスで作られた箱の中の空間は感覚的には一つの大きなホールである 私が気に入った1つ目の理由は この大きなホールを家具やオブジェの配置によっていくつかの領域に自然に分かれていることである 無理やり用途によって細々と分けないところである ジョンソンの言葉で言うなら 家具の配置で部屋や通路の役割を果たしている空間の領域やボリュームを自然と浮かび上がらせている点である 2つ目の理由は単純な構造ではあるけれど日本にもある箱物建築などと比べてどこか色気があるところである 装飾もたいして施されていないのにどことなく感じられる設計者の美的センスである 規則的な中に見てとれる何かである ここでは屋根を突き抜けて 垂直に伸びる円形の塔がそう感じさせる一番のものである 日頃は装飾過剰な建物を見ることが多かったのでシンプルながらも内容のある住宅に魅了された * * * 大学2年生の時の課題で私が写真と図面からの家の感想です この雑誌のガイド役は建築家の中村好文先生 1974年に出版されたこの本で「ガラスの家」に出会ったそうです 「床から立ち上がった円筒は、その床に敷いてあるのと同じレンガからできていて、この家の主にモチーフとなっている。これはミースに由来するものではなく、私がかつて見た火事で焼かれて基礎とレンガの煙突だけ残った木造の農家のすがたから導き出されたからである。」 本のなかの説明に詩的なものを感じこころ揺さぶられたそうです フィリップ・ジョンソン先生は莫大な財産を受け継いだ建築家でありながら MoMA(ニューヨーク近代美術館)のキューレーターであり 抽象絵画のコレクターでした 建物だけをみて設計者のことまで気にせずにいた大学二年生の自分と 今の自分をつないでくれた大切な建物が『ガラスの家』 家具で仕切られた空間の作り方は日本のつい立てや床の高さで空間を分ける日本的な部分も感じられ 魅了された煙突の位置や形はモンドリアンなどの抽象絵画の画家の影響を受けていることも今ならわかります さらに言えば、この家は広大な敷地に建つ9個の建物の一つに過ぎないということ 機能は部屋ごとでなく建物ごとに分けてあることにおどろき そのことを気にもしてなかった自分におどろきました ガイドの中村好文先生の文章で案内されるそれぞれの建物 意味があり実験をしている過程のすべてが人生 ガラスの家で息をひきとったフィリップ・ジョンソン 建築家の生涯かたる素敵な作品とともに天国へ なんて詩的な締めくくりだろう 読みごたえのある雑誌です ぜひ一読あれ 私は「ガラスの家」を見にいつかアメリカに行くことに決めました 2024/02/01 アートプラザ 磯崎さんの作品を見たのは 大学時代に熊本から広島に帰る途中 北九州市の美術館と図書館と2つ まだ設計課題もしてない頃でしたので 空間の記憶があいまいでした アートプラザに足を踏み入れて あらためて磯崎さんのすごさに気づきました とにかくわかりやすい これは公共建築には大切な要素だと思います コンクリートを木造の組み物のように 軽く見せている 空間構成と ディテールの意味が重なっていることなどなど 私がめざしたい建築を 体感することができて幸せな時間でした もっと磯崎作品を見ようと思いました 2023/05/07 風の丘葬祭場 葬祭場の見学に向かい そこが古墳のそばであることに 立地の妙を感じました こう配屋根の角度が気になって ぼーっと見ている私です コンクリートのディテール 手すりの作り方と 光の取り込み方 アプローチのフェンスのディテール かたちをつくる面白さを 思い出させてくれる建物でした 2023/05/06 ゆうステーション(道の駅小国) 大学入学してすぐの5月くらいに 小国町での宿泊研修に参加しました その時おとづれたゆうステーションは バスターミナルだったと思いましたが 今は道の駅も兼ねています 単純明快な形とガラスで 子供の頃訪れた 広島にあった丹下さんが設計した 児童図書館を思い出しました 天井はべニアであることに 今回気が付きましたが 30年以上も前の建物ですが 木のトラスの軽やかさは 今でもずば抜けていると思います 2023/05/05 八代市立博物館未来の森ミュージアム 芝山のスロープをあがったところに 博物館の入り口 丘の上にある軽やかな空間 アプローチと建築空間が一体でデザインされたものを はじめて見たのがこの博物館でした いまでは普通のことのように 環境と建築空間が一体で設計されていますが この博物館が建つまでの 美術館や博物館とは様相が違います 軽やかな屋根が空間を包みます こちらは水前寺公園 こちらは阿蘇の風景 熊本の環境との一体感 優れたデザインは色あせないと思います 2023/05/04 県営帯山A団地 大学三年生の時にバイトで この建物の竣工模型のお手伝いをしていました いろんな建築の話を聞きながらの作業でした 大学のなかにはない空気をすっていたような 帯山団地に設けられたスカイウォーク 建築を勉強している姪っ子と一周 となりの保田窪団地との違いを話しながら 保田窪団地の広場は 住人だけがつかえる広場で 内側は外に開いていません 帯山団地はスカイウォークを含め外に開いています 建築家が公共団地のプログラムの提案をするのを 大学時代にしっかり見せていただきました 30年たった現在訪ねてみると 帯山団地のもつやさしいデザインに気づくことができました またどちらの団地も 建築物の持つプログラムを理解した住人が必要だと思います それを楽しんでくれるような 民間であればそういう人を募集できるのでしょうが 2023/05/03 1 2 3 4 5 カテゴリー 家づくりのすすめ 伴東のライ麦畑 設計とは 体で感じる 思い出 デザイン 建築探訪 旅から 日々の生活 木について まちについて 空間づくりのヒント やりたいこと 家について 本の紹介 街の風色 ブログ記事一覧 玄関の広さ Let,s talk 詩仙堂にあこがれて Let’s plan 日本のライフスタイルとは フィンランドのライフスタイル 梅雨の前に
雲の上のギャラリー 日本の伝統的な木造建築で 柱の上に使われる『トキョウ』を 構造とデザインにしたギャラリーです 2012年に見学に行ったときは ホテルとお風呂をつなぐ橋でしたが 現在は木の橋ギャラリーとして使用されています 旅の途中で沈下橋を見に行きました どことどこをつないでいたのだろう ただ沈下橋のありかたを体感しに ホテルがなくなり 機能を失い ただ橋として残っている時 かたちにとても意味が出てきたのでしょう この形状のはしでなければ ホテルとともに建て替えだったのではと思うと 残る建築・残る木の橋ということに 集成材が時間を得て 重ねた木材の層より 組み物により一体化していることに目が行くように 巨大な木のオブジェとして 2024/03/30 牧野植物園展示館 高知県立植物園には 記念館・展示館と温室があります 温室はガラス張りなのですが この9mの塔が入り口 素敵な空間体験ができます 植物が光を求めることを理解するとともに 見学当日は雨でしたが 記念館と展示館は 植物に必要な水と光をデザインされているので 最良でした ところどころにある竪樋から落ちる雨水 屋根の形状からどこで水を落とすかという問題を シンプルに水盤に落とすデザインに日本の伝統を感じます またどこまで屋根を掛けるかも 相当考えられただろうということも 私のお気に入りの場所は 展示館の一番低い部分は イベントホールのようですが シダ植物の下に自分がいるようで心地よい 棟と両サイドの軒との距離をかえながら 屋根がつくられ その中に空間が入っているのですが 距離が短い場合は集成材の梁をそのままかけられ 距離が長い場合はトラスが組まれています わかりやすくすっきりとした空間は 心が安定します 東京の設計事務所在職時に 設計に携らせていただいた温泉館の梁を思い出しました あらためて空間のデザインて楽しいなと思う建築です 竣工から時間を経ても美しくたもたれているのも魅力です 2024/03/29 空海ドーム 瀬戸大橋博1988年に竣工した イベントプラザ空海ドーム 1989年に大学に入学した時の現代建築論のなかで 木島先生がこのドームについて 熱く語られていたことを思い出しました 今回訪れてみての感想 ・集成材で組んでいるのにとても軽やか ・ドームで切り取られたラインがとてもきれい ・空海のネーミングにデザインのコンセプトを感じる ・細かい意匠の配慮がドームの形状を引き立てている 地中海建築を研究されていただけあり 円形劇場への思いも すべての寸法に意味がありそうです ただ座っているだけで 瀬戸大橋ができた時のことに思いを寄せることができそうです ぜひ訪れてみてください 2024/03/28 フィリップ・ジョンソン邸へ行こう 表紙買いした雑誌を 久々に手に取り読んでみました 写真の『ガラスの家』という住宅作品は 好きな住宅として学生の時にあげていたもの ・フィリップ・ジョンソン 先生 ・中村好文 先生 買いますと * * * この住宅は 設計者の週末の隠れ家であり 鉄とガラスでできた小屋である 内部に壁は存在せずガラスで作られた箱の中の空間は感覚的には一つの大きなホールである 私が気に入った1つ目の理由は この大きなホールを家具やオブジェの配置によっていくつかの領域に自然に分かれていることである 無理やり用途によって細々と分けないところである ジョンソンの言葉で言うなら 家具の配置で部屋や通路の役割を果たしている空間の領域やボリュームを自然と浮かび上がらせている点である 2つ目の理由は単純な構造ではあるけれど日本にもある箱物建築などと比べてどこか色気があるところである 装飾もたいして施されていないのにどことなく感じられる設計者の美的センスである 規則的な中に見てとれる何かである ここでは屋根を突き抜けて 垂直に伸びる円形の塔がそう感じさせる一番のものである 日頃は装飾過剰な建物を見ることが多かったのでシンプルながらも内容のある住宅に魅了された * * * 大学2年生の時の課題で私が写真と図面からの家の感想です この雑誌のガイド役は建築家の中村好文先生 1974年に出版されたこの本で「ガラスの家」に出会ったそうです 「床から立ち上がった円筒は、その床に敷いてあるのと同じレンガからできていて、この家の主にモチーフとなっている。これはミースに由来するものではなく、私がかつて見た火事で焼かれて基礎とレンガの煙突だけ残った木造の農家のすがたから導き出されたからである。」 本のなかの説明に詩的なものを感じこころ揺さぶられたそうです フィリップ・ジョンソン先生は莫大な財産を受け継いだ建築家でありながら MoMA(ニューヨーク近代美術館)のキューレーターであり 抽象絵画のコレクターでした 建物だけをみて設計者のことまで気にせずにいた大学二年生の自分と 今の自分をつないでくれた大切な建物が『ガラスの家』 家具で仕切られた空間の作り方は日本のつい立てや床の高さで空間を分ける日本的な部分も感じられ 魅了された煙突の位置や形はモンドリアンなどの抽象絵画の画家の影響を受けていることも今ならわかります さらに言えば、この家は広大な敷地に建つ9個の建物の一つに過ぎないということ 機能は部屋ごとでなく建物ごとに分けてあることにおどろき そのことを気にもしてなかった自分におどろきました ガイドの中村好文先生の文章で案内されるそれぞれの建物 意味があり実験をしている過程のすべてが人生 ガラスの家で息をひきとったフィリップ・ジョンソン 建築家の生涯かたる素敵な作品とともに天国へ なんて詩的な締めくくりだろう 読みごたえのある雑誌です ぜひ一読あれ 私は「ガラスの家」を見にいつかアメリカに行くことに決めました 2024/02/01 アートプラザ 磯崎さんの作品を見たのは 大学時代に熊本から広島に帰る途中 北九州市の美術館と図書館と2つ まだ設計課題もしてない頃でしたので 空間の記憶があいまいでした アートプラザに足を踏み入れて あらためて磯崎さんのすごさに気づきました とにかくわかりやすい これは公共建築には大切な要素だと思います コンクリートを木造の組み物のように 軽く見せている 空間構成と ディテールの意味が重なっていることなどなど 私がめざしたい建築を 体感することができて幸せな時間でした もっと磯崎作品を見ようと思いました 2023/05/07 風の丘葬祭場 葬祭場の見学に向かい そこが古墳のそばであることに 立地の妙を感じました こう配屋根の角度が気になって ぼーっと見ている私です コンクリートのディテール 手すりの作り方と 光の取り込み方 アプローチのフェンスのディテール かたちをつくる面白さを 思い出させてくれる建物でした 2023/05/06 ゆうステーション(道の駅小国) 大学入学してすぐの5月くらいに 小国町での宿泊研修に参加しました その時おとづれたゆうステーションは バスターミナルだったと思いましたが 今は道の駅も兼ねています 単純明快な形とガラスで 子供の頃訪れた 広島にあった丹下さんが設計した 児童図書館を思い出しました 天井はべニアであることに 今回気が付きましたが 30年以上も前の建物ですが 木のトラスの軽やかさは 今でもずば抜けていると思います 2023/05/05 八代市立博物館未来の森ミュージアム 芝山のスロープをあがったところに 博物館の入り口 丘の上にある軽やかな空間 アプローチと建築空間が一体でデザインされたものを はじめて見たのがこの博物館でした いまでは普通のことのように 環境と建築空間が一体で設計されていますが この博物館が建つまでの 美術館や博物館とは様相が違います 軽やかな屋根が空間を包みます こちらは水前寺公園 こちらは阿蘇の風景 熊本の環境との一体感 優れたデザインは色あせないと思います 2023/05/04 県営帯山A団地 大学三年生の時にバイトで この建物の竣工模型のお手伝いをしていました いろんな建築の話を聞きながらの作業でした 大学のなかにはない空気をすっていたような 帯山団地に設けられたスカイウォーク 建築を勉強している姪っ子と一周 となりの保田窪団地との違いを話しながら 保田窪団地の広場は 住人だけがつかえる広場で 内側は外に開いていません 帯山団地はスカイウォークを含め外に開いています 建築家が公共団地のプログラムの提案をするのを 大学時代にしっかり見せていただきました 30年たった現在訪ねてみると 帯山団地のもつやさしいデザインに気づくことができました またどちらの団地も 建築物の持つプログラムを理解した住人が必要だと思います それを楽しんでくれるような 民間であればそういう人を募集できるのでしょうが 2023/05/03 1 2 3 4 5 カテゴリー 家づくりのすすめ 伴東のライ麦畑 設計とは 体で感じる 思い出 デザイン 建築探訪 旅から 日々の生活 木について まちについて 空間づくりのヒント やりたいこと 家について 本の紹介 街の風色 ブログ記事一覧 玄関の広さ Let,s talk 詩仙堂にあこがれて Let’s plan 日本のライフスタイルとは フィンランドのライフスタイル 梅雨の前に
牧野植物園展示館 高知県立植物園には 記念館・展示館と温室があります 温室はガラス張りなのですが この9mの塔が入り口 素敵な空間体験ができます 植物が光を求めることを理解するとともに 見学当日は雨でしたが 記念館と展示館は 植物に必要な水と光をデザインされているので 最良でした ところどころにある竪樋から落ちる雨水 屋根の形状からどこで水を落とすかという問題を シンプルに水盤に落とすデザインに日本の伝統を感じます またどこまで屋根を掛けるかも 相当考えられただろうということも 私のお気に入りの場所は 展示館の一番低い部分は イベントホールのようですが シダ植物の下に自分がいるようで心地よい 棟と両サイドの軒との距離をかえながら 屋根がつくられ その中に空間が入っているのですが 距離が短い場合は集成材の梁をそのままかけられ 距離が長い場合はトラスが組まれています わかりやすくすっきりとした空間は 心が安定します 東京の設計事務所在職時に 設計に携らせていただいた温泉館の梁を思い出しました あらためて空間のデザインて楽しいなと思う建築です 竣工から時間を経ても美しくたもたれているのも魅力です 2024/03/29 空海ドーム 瀬戸大橋博1988年に竣工した イベントプラザ空海ドーム 1989年に大学に入学した時の現代建築論のなかで 木島先生がこのドームについて 熱く語られていたことを思い出しました 今回訪れてみての感想 ・集成材で組んでいるのにとても軽やか ・ドームで切り取られたラインがとてもきれい ・空海のネーミングにデザインのコンセプトを感じる ・細かい意匠の配慮がドームの形状を引き立てている 地中海建築を研究されていただけあり 円形劇場への思いも すべての寸法に意味がありそうです ただ座っているだけで 瀬戸大橋ができた時のことに思いを寄せることができそうです ぜひ訪れてみてください 2024/03/28 フィリップ・ジョンソン邸へ行こう 表紙買いした雑誌を 久々に手に取り読んでみました 写真の『ガラスの家』という住宅作品は 好きな住宅として学生の時にあげていたもの ・フィリップ・ジョンソン 先生 ・中村好文 先生 買いますと * * * この住宅は 設計者の週末の隠れ家であり 鉄とガラスでできた小屋である 内部に壁は存在せずガラスで作られた箱の中の空間は感覚的には一つの大きなホールである 私が気に入った1つ目の理由は この大きなホールを家具やオブジェの配置によっていくつかの領域に自然に分かれていることである 無理やり用途によって細々と分けないところである ジョンソンの言葉で言うなら 家具の配置で部屋や通路の役割を果たしている空間の領域やボリュームを自然と浮かび上がらせている点である 2つ目の理由は単純な構造ではあるけれど日本にもある箱物建築などと比べてどこか色気があるところである 装飾もたいして施されていないのにどことなく感じられる設計者の美的センスである 規則的な中に見てとれる何かである ここでは屋根を突き抜けて 垂直に伸びる円形の塔がそう感じさせる一番のものである 日頃は装飾過剰な建物を見ることが多かったのでシンプルながらも内容のある住宅に魅了された * * * 大学2年生の時の課題で私が写真と図面からの家の感想です この雑誌のガイド役は建築家の中村好文先生 1974年に出版されたこの本で「ガラスの家」に出会ったそうです 「床から立ち上がった円筒は、その床に敷いてあるのと同じレンガからできていて、この家の主にモチーフとなっている。これはミースに由来するものではなく、私がかつて見た火事で焼かれて基礎とレンガの煙突だけ残った木造の農家のすがたから導き出されたからである。」 本のなかの説明に詩的なものを感じこころ揺さぶられたそうです フィリップ・ジョンソン先生は莫大な財産を受け継いだ建築家でありながら MoMA(ニューヨーク近代美術館)のキューレーターであり 抽象絵画のコレクターでした 建物だけをみて設計者のことまで気にせずにいた大学二年生の自分と 今の自分をつないでくれた大切な建物が『ガラスの家』 家具で仕切られた空間の作り方は日本のつい立てや床の高さで空間を分ける日本的な部分も感じられ 魅了された煙突の位置や形はモンドリアンなどの抽象絵画の画家の影響を受けていることも今ならわかります さらに言えば、この家は広大な敷地に建つ9個の建物の一つに過ぎないということ 機能は部屋ごとでなく建物ごとに分けてあることにおどろき そのことを気にもしてなかった自分におどろきました ガイドの中村好文先生の文章で案内されるそれぞれの建物 意味があり実験をしている過程のすべてが人生 ガラスの家で息をひきとったフィリップ・ジョンソン 建築家の生涯かたる素敵な作品とともに天国へ なんて詩的な締めくくりだろう 読みごたえのある雑誌です ぜひ一読あれ 私は「ガラスの家」を見にいつかアメリカに行くことに決めました 2024/02/01 アートプラザ 磯崎さんの作品を見たのは 大学時代に熊本から広島に帰る途中 北九州市の美術館と図書館と2つ まだ設計課題もしてない頃でしたので 空間の記憶があいまいでした アートプラザに足を踏み入れて あらためて磯崎さんのすごさに気づきました とにかくわかりやすい これは公共建築には大切な要素だと思います コンクリートを木造の組み物のように 軽く見せている 空間構成と ディテールの意味が重なっていることなどなど 私がめざしたい建築を 体感することができて幸せな時間でした もっと磯崎作品を見ようと思いました 2023/05/07 風の丘葬祭場 葬祭場の見学に向かい そこが古墳のそばであることに 立地の妙を感じました こう配屋根の角度が気になって ぼーっと見ている私です コンクリートのディテール 手すりの作り方と 光の取り込み方 アプローチのフェンスのディテール かたちをつくる面白さを 思い出させてくれる建物でした 2023/05/06 ゆうステーション(道の駅小国) 大学入学してすぐの5月くらいに 小国町での宿泊研修に参加しました その時おとづれたゆうステーションは バスターミナルだったと思いましたが 今は道の駅も兼ねています 単純明快な形とガラスで 子供の頃訪れた 広島にあった丹下さんが設計した 児童図書館を思い出しました 天井はべニアであることに 今回気が付きましたが 30年以上も前の建物ですが 木のトラスの軽やかさは 今でもずば抜けていると思います 2023/05/05 八代市立博物館未来の森ミュージアム 芝山のスロープをあがったところに 博物館の入り口 丘の上にある軽やかな空間 アプローチと建築空間が一体でデザインされたものを はじめて見たのがこの博物館でした いまでは普通のことのように 環境と建築空間が一体で設計されていますが この博物館が建つまでの 美術館や博物館とは様相が違います 軽やかな屋根が空間を包みます こちらは水前寺公園 こちらは阿蘇の風景 熊本の環境との一体感 優れたデザインは色あせないと思います 2023/05/04 県営帯山A団地 大学三年生の時にバイトで この建物の竣工模型のお手伝いをしていました いろんな建築の話を聞きながらの作業でした 大学のなかにはない空気をすっていたような 帯山団地に設けられたスカイウォーク 建築を勉強している姪っ子と一周 となりの保田窪団地との違いを話しながら 保田窪団地の広場は 住人だけがつかえる広場で 内側は外に開いていません 帯山団地はスカイウォークを含め外に開いています 建築家が公共団地のプログラムの提案をするのを 大学時代にしっかり見せていただきました 30年たった現在訪ねてみると 帯山団地のもつやさしいデザインに気づくことができました またどちらの団地も 建築物の持つプログラムを理解した住人が必要だと思います それを楽しんでくれるような 民間であればそういう人を募集できるのでしょうが 2023/05/03 1 2 3 4 5 カテゴリー 家づくりのすすめ 伴東のライ麦畑 設計とは 体で感じる 思い出 デザイン 建築探訪 旅から 日々の生活 木について まちについて 空間づくりのヒント やりたいこと 家について 本の紹介 街の風色 ブログ記事一覧 玄関の広さ Let,s talk 詩仙堂にあこがれて Let’s plan 日本のライフスタイルとは フィンランドのライフスタイル 梅雨の前に
空海ドーム 瀬戸大橋博1988年に竣工した イベントプラザ空海ドーム 1989年に大学に入学した時の現代建築論のなかで 木島先生がこのドームについて 熱く語られていたことを思い出しました 今回訪れてみての感想 ・集成材で組んでいるのにとても軽やか ・ドームで切り取られたラインがとてもきれい ・空海のネーミングにデザインのコンセプトを感じる ・細かい意匠の配慮がドームの形状を引き立てている 地中海建築を研究されていただけあり 円形劇場への思いも すべての寸法に意味がありそうです ただ座っているだけで 瀬戸大橋ができた時のことに思いを寄せることができそうです ぜひ訪れてみてください 2024/03/28 フィリップ・ジョンソン邸へ行こう 表紙買いした雑誌を 久々に手に取り読んでみました 写真の『ガラスの家』という住宅作品は 好きな住宅として学生の時にあげていたもの ・フィリップ・ジョンソン 先生 ・中村好文 先生 買いますと * * * この住宅は 設計者の週末の隠れ家であり 鉄とガラスでできた小屋である 内部に壁は存在せずガラスで作られた箱の中の空間は感覚的には一つの大きなホールである 私が気に入った1つ目の理由は この大きなホールを家具やオブジェの配置によっていくつかの領域に自然に分かれていることである 無理やり用途によって細々と分けないところである ジョンソンの言葉で言うなら 家具の配置で部屋や通路の役割を果たしている空間の領域やボリュームを自然と浮かび上がらせている点である 2つ目の理由は単純な構造ではあるけれど日本にもある箱物建築などと比べてどこか色気があるところである 装飾もたいして施されていないのにどことなく感じられる設計者の美的センスである 規則的な中に見てとれる何かである ここでは屋根を突き抜けて 垂直に伸びる円形の塔がそう感じさせる一番のものである 日頃は装飾過剰な建物を見ることが多かったのでシンプルながらも内容のある住宅に魅了された * * * 大学2年生の時の課題で私が写真と図面からの家の感想です この雑誌のガイド役は建築家の中村好文先生 1974年に出版されたこの本で「ガラスの家」に出会ったそうです 「床から立ち上がった円筒は、その床に敷いてあるのと同じレンガからできていて、この家の主にモチーフとなっている。これはミースに由来するものではなく、私がかつて見た火事で焼かれて基礎とレンガの煙突だけ残った木造の農家のすがたから導き出されたからである。」 本のなかの説明に詩的なものを感じこころ揺さぶられたそうです フィリップ・ジョンソン先生は莫大な財産を受け継いだ建築家でありながら MoMA(ニューヨーク近代美術館)のキューレーターであり 抽象絵画のコレクターでした 建物だけをみて設計者のことまで気にせずにいた大学二年生の自分と 今の自分をつないでくれた大切な建物が『ガラスの家』 家具で仕切られた空間の作り方は日本のつい立てや床の高さで空間を分ける日本的な部分も感じられ 魅了された煙突の位置や形はモンドリアンなどの抽象絵画の画家の影響を受けていることも今ならわかります さらに言えば、この家は広大な敷地に建つ9個の建物の一つに過ぎないということ 機能は部屋ごとでなく建物ごとに分けてあることにおどろき そのことを気にもしてなかった自分におどろきました ガイドの中村好文先生の文章で案内されるそれぞれの建物 意味があり実験をしている過程のすべてが人生 ガラスの家で息をひきとったフィリップ・ジョンソン 建築家の生涯かたる素敵な作品とともに天国へ なんて詩的な締めくくりだろう 読みごたえのある雑誌です ぜひ一読あれ 私は「ガラスの家」を見にいつかアメリカに行くことに決めました 2024/02/01 アートプラザ 磯崎さんの作品を見たのは 大学時代に熊本から広島に帰る途中 北九州市の美術館と図書館と2つ まだ設計課題もしてない頃でしたので 空間の記憶があいまいでした アートプラザに足を踏み入れて あらためて磯崎さんのすごさに気づきました とにかくわかりやすい これは公共建築には大切な要素だと思います コンクリートを木造の組み物のように 軽く見せている 空間構成と ディテールの意味が重なっていることなどなど 私がめざしたい建築を 体感することができて幸せな時間でした もっと磯崎作品を見ようと思いました 2023/05/07 風の丘葬祭場 葬祭場の見学に向かい そこが古墳のそばであることに 立地の妙を感じました こう配屋根の角度が気になって ぼーっと見ている私です コンクリートのディテール 手すりの作り方と 光の取り込み方 アプローチのフェンスのディテール かたちをつくる面白さを 思い出させてくれる建物でした 2023/05/06 ゆうステーション(道の駅小国) 大学入学してすぐの5月くらいに 小国町での宿泊研修に参加しました その時おとづれたゆうステーションは バスターミナルだったと思いましたが 今は道の駅も兼ねています 単純明快な形とガラスで 子供の頃訪れた 広島にあった丹下さんが設計した 児童図書館を思い出しました 天井はべニアであることに 今回気が付きましたが 30年以上も前の建物ですが 木のトラスの軽やかさは 今でもずば抜けていると思います 2023/05/05 八代市立博物館未来の森ミュージアム 芝山のスロープをあがったところに 博物館の入り口 丘の上にある軽やかな空間 アプローチと建築空間が一体でデザインされたものを はじめて見たのがこの博物館でした いまでは普通のことのように 環境と建築空間が一体で設計されていますが この博物館が建つまでの 美術館や博物館とは様相が違います 軽やかな屋根が空間を包みます こちらは水前寺公園 こちらは阿蘇の風景 熊本の環境との一体感 優れたデザインは色あせないと思います 2023/05/04 県営帯山A団地 大学三年生の時にバイトで この建物の竣工模型のお手伝いをしていました いろんな建築の話を聞きながらの作業でした 大学のなかにはない空気をすっていたような 帯山団地に設けられたスカイウォーク 建築を勉強している姪っ子と一周 となりの保田窪団地との違いを話しながら 保田窪団地の広場は 住人だけがつかえる広場で 内側は外に開いていません 帯山団地はスカイウォークを含め外に開いています 建築家が公共団地のプログラムの提案をするのを 大学時代にしっかり見せていただきました 30年たった現在訪ねてみると 帯山団地のもつやさしいデザインに気づくことができました またどちらの団地も 建築物の持つプログラムを理解した住人が必要だと思います それを楽しんでくれるような 民間であればそういう人を募集できるのでしょうが 2023/05/03 1 2 3 4 5 カテゴリー 家づくりのすすめ 伴東のライ麦畑 設計とは 体で感じる 思い出 デザイン 建築探訪 旅から 日々の生活 木について まちについて 空間づくりのヒント やりたいこと 家について 本の紹介 街の風色 ブログ記事一覧 玄関の広さ Let,s talk 詩仙堂にあこがれて Let’s plan 日本のライフスタイルとは フィンランドのライフスタイル 梅雨の前に
フィリップ・ジョンソン邸へ行こう 表紙買いした雑誌を 久々に手に取り読んでみました 写真の『ガラスの家』という住宅作品は 好きな住宅として学生の時にあげていたもの ・フィリップ・ジョンソン 先生 ・中村好文 先生 買いますと * * * この住宅は 設計者の週末の隠れ家であり 鉄とガラスでできた小屋である 内部に壁は存在せずガラスで作られた箱の中の空間は感覚的には一つの大きなホールである 私が気に入った1つ目の理由は この大きなホールを家具やオブジェの配置によっていくつかの領域に自然に分かれていることである 無理やり用途によって細々と分けないところである ジョンソンの言葉で言うなら 家具の配置で部屋や通路の役割を果たしている空間の領域やボリュームを自然と浮かび上がらせている点である 2つ目の理由は単純な構造ではあるけれど日本にもある箱物建築などと比べてどこか色気があるところである 装飾もたいして施されていないのにどことなく感じられる設計者の美的センスである 規則的な中に見てとれる何かである ここでは屋根を突き抜けて 垂直に伸びる円形の塔がそう感じさせる一番のものである 日頃は装飾過剰な建物を見ることが多かったのでシンプルながらも内容のある住宅に魅了された * * * 大学2年生の時の課題で私が写真と図面からの家の感想です この雑誌のガイド役は建築家の中村好文先生 1974年に出版されたこの本で「ガラスの家」に出会ったそうです 「床から立ち上がった円筒は、その床に敷いてあるのと同じレンガからできていて、この家の主にモチーフとなっている。これはミースに由来するものではなく、私がかつて見た火事で焼かれて基礎とレンガの煙突だけ残った木造の農家のすがたから導き出されたからである。」 本のなかの説明に詩的なものを感じこころ揺さぶられたそうです フィリップ・ジョンソン先生は莫大な財産を受け継いだ建築家でありながら MoMA(ニューヨーク近代美術館)のキューレーターであり 抽象絵画のコレクターでした 建物だけをみて設計者のことまで気にせずにいた大学二年生の自分と 今の自分をつないでくれた大切な建物が『ガラスの家』 家具で仕切られた空間の作り方は日本のつい立てや床の高さで空間を分ける日本的な部分も感じられ 魅了された煙突の位置や形はモンドリアンなどの抽象絵画の画家の影響を受けていることも今ならわかります さらに言えば、この家は広大な敷地に建つ9個の建物の一つに過ぎないということ 機能は部屋ごとでなく建物ごとに分けてあることにおどろき そのことを気にもしてなかった自分におどろきました ガイドの中村好文先生の文章で案内されるそれぞれの建物 意味があり実験をしている過程のすべてが人生 ガラスの家で息をひきとったフィリップ・ジョンソン 建築家の生涯かたる素敵な作品とともに天国へ なんて詩的な締めくくりだろう 読みごたえのある雑誌です ぜひ一読あれ 私は「ガラスの家」を見にいつかアメリカに行くことに決めました 2024/02/01 アートプラザ 磯崎さんの作品を見たのは 大学時代に熊本から広島に帰る途中 北九州市の美術館と図書館と2つ まだ設計課題もしてない頃でしたので 空間の記憶があいまいでした アートプラザに足を踏み入れて あらためて磯崎さんのすごさに気づきました とにかくわかりやすい これは公共建築には大切な要素だと思います コンクリートを木造の組み物のように 軽く見せている 空間構成と ディテールの意味が重なっていることなどなど 私がめざしたい建築を 体感することができて幸せな時間でした もっと磯崎作品を見ようと思いました 2023/05/07 風の丘葬祭場 葬祭場の見学に向かい そこが古墳のそばであることに 立地の妙を感じました こう配屋根の角度が気になって ぼーっと見ている私です コンクリートのディテール 手すりの作り方と 光の取り込み方 アプローチのフェンスのディテール かたちをつくる面白さを 思い出させてくれる建物でした 2023/05/06 ゆうステーション(道の駅小国) 大学入学してすぐの5月くらいに 小国町での宿泊研修に参加しました その時おとづれたゆうステーションは バスターミナルだったと思いましたが 今は道の駅も兼ねています 単純明快な形とガラスで 子供の頃訪れた 広島にあった丹下さんが設計した 児童図書館を思い出しました 天井はべニアであることに 今回気が付きましたが 30年以上も前の建物ですが 木のトラスの軽やかさは 今でもずば抜けていると思います 2023/05/05 八代市立博物館未来の森ミュージアム 芝山のスロープをあがったところに 博物館の入り口 丘の上にある軽やかな空間 アプローチと建築空間が一体でデザインされたものを はじめて見たのがこの博物館でした いまでは普通のことのように 環境と建築空間が一体で設計されていますが この博物館が建つまでの 美術館や博物館とは様相が違います 軽やかな屋根が空間を包みます こちらは水前寺公園 こちらは阿蘇の風景 熊本の環境との一体感 優れたデザインは色あせないと思います 2023/05/04 県営帯山A団地 大学三年生の時にバイトで この建物の竣工模型のお手伝いをしていました いろんな建築の話を聞きながらの作業でした 大学のなかにはない空気をすっていたような 帯山団地に設けられたスカイウォーク 建築を勉強している姪っ子と一周 となりの保田窪団地との違いを話しながら 保田窪団地の広場は 住人だけがつかえる広場で 内側は外に開いていません 帯山団地はスカイウォークを含め外に開いています 建築家が公共団地のプログラムの提案をするのを 大学時代にしっかり見せていただきました 30年たった現在訪ねてみると 帯山団地のもつやさしいデザインに気づくことができました またどちらの団地も 建築物の持つプログラムを理解した住人が必要だと思います それを楽しんでくれるような 民間であればそういう人を募集できるのでしょうが 2023/05/03 1 2 3 4 5 カテゴリー 家づくりのすすめ 伴東のライ麦畑 設計とは 体で感じる 思い出 デザイン 建築探訪 旅から 日々の生活 木について まちについて 空間づくりのヒント やりたいこと 家について 本の紹介 街の風色 ブログ記事一覧 玄関の広さ Let,s talk 詩仙堂にあこがれて Let’s plan 日本のライフスタイルとは フィンランドのライフスタイル 梅雨の前に
アートプラザ 磯崎さんの作品を見たのは 大学時代に熊本から広島に帰る途中 北九州市の美術館と図書館と2つ まだ設計課題もしてない頃でしたので 空間の記憶があいまいでした アートプラザに足を踏み入れて あらためて磯崎さんのすごさに気づきました とにかくわかりやすい これは公共建築には大切な要素だと思います コンクリートを木造の組み物のように 軽く見せている 空間構成と ディテールの意味が重なっていることなどなど 私がめざしたい建築を 体感することができて幸せな時間でした もっと磯崎作品を見ようと思いました 2023/05/07 風の丘葬祭場 葬祭場の見学に向かい そこが古墳のそばであることに 立地の妙を感じました こう配屋根の角度が気になって ぼーっと見ている私です コンクリートのディテール 手すりの作り方と 光の取り込み方 アプローチのフェンスのディテール かたちをつくる面白さを 思い出させてくれる建物でした 2023/05/06 ゆうステーション(道の駅小国) 大学入学してすぐの5月くらいに 小国町での宿泊研修に参加しました その時おとづれたゆうステーションは バスターミナルだったと思いましたが 今は道の駅も兼ねています 単純明快な形とガラスで 子供の頃訪れた 広島にあった丹下さんが設計した 児童図書館を思い出しました 天井はべニアであることに 今回気が付きましたが 30年以上も前の建物ですが 木のトラスの軽やかさは 今でもずば抜けていると思います 2023/05/05 八代市立博物館未来の森ミュージアム 芝山のスロープをあがったところに 博物館の入り口 丘の上にある軽やかな空間 アプローチと建築空間が一体でデザインされたものを はじめて見たのがこの博物館でした いまでは普通のことのように 環境と建築空間が一体で設計されていますが この博物館が建つまでの 美術館や博物館とは様相が違います 軽やかな屋根が空間を包みます こちらは水前寺公園 こちらは阿蘇の風景 熊本の環境との一体感 優れたデザインは色あせないと思います 2023/05/04 県営帯山A団地 大学三年生の時にバイトで この建物の竣工模型のお手伝いをしていました いろんな建築の話を聞きながらの作業でした 大学のなかにはない空気をすっていたような 帯山団地に設けられたスカイウォーク 建築を勉強している姪っ子と一周 となりの保田窪団地との違いを話しながら 保田窪団地の広場は 住人だけがつかえる広場で 内側は外に開いていません 帯山団地はスカイウォークを含め外に開いています 建築家が公共団地のプログラムの提案をするのを 大学時代にしっかり見せていただきました 30年たった現在訪ねてみると 帯山団地のもつやさしいデザインに気づくことができました またどちらの団地も 建築物の持つプログラムを理解した住人が必要だと思います それを楽しんでくれるような 民間であればそういう人を募集できるのでしょうが 2023/05/03 1 2 3 4 5 カテゴリー 家づくりのすすめ 伴東のライ麦畑 設計とは 体で感じる 思い出 デザイン 建築探訪 旅から 日々の生活 木について まちについて 空間づくりのヒント やりたいこと 家について 本の紹介 街の風色 ブログ記事一覧 玄関の広さ Let,s talk 詩仙堂にあこがれて Let’s plan 日本のライフスタイルとは フィンランドのライフスタイル 梅雨の前に
風の丘葬祭場 葬祭場の見学に向かい そこが古墳のそばであることに 立地の妙を感じました こう配屋根の角度が気になって ぼーっと見ている私です コンクリートのディテール 手すりの作り方と 光の取り込み方 アプローチのフェンスのディテール かたちをつくる面白さを 思い出させてくれる建物でした 2023/05/06 ゆうステーション(道の駅小国) 大学入学してすぐの5月くらいに 小国町での宿泊研修に参加しました その時おとづれたゆうステーションは バスターミナルだったと思いましたが 今は道の駅も兼ねています 単純明快な形とガラスで 子供の頃訪れた 広島にあった丹下さんが設計した 児童図書館を思い出しました 天井はべニアであることに 今回気が付きましたが 30年以上も前の建物ですが 木のトラスの軽やかさは 今でもずば抜けていると思います 2023/05/05 八代市立博物館未来の森ミュージアム 芝山のスロープをあがったところに 博物館の入り口 丘の上にある軽やかな空間 アプローチと建築空間が一体でデザインされたものを はじめて見たのがこの博物館でした いまでは普通のことのように 環境と建築空間が一体で設計されていますが この博物館が建つまでの 美術館や博物館とは様相が違います 軽やかな屋根が空間を包みます こちらは水前寺公園 こちらは阿蘇の風景 熊本の環境との一体感 優れたデザインは色あせないと思います 2023/05/04 県営帯山A団地 大学三年生の時にバイトで この建物の竣工模型のお手伝いをしていました いろんな建築の話を聞きながらの作業でした 大学のなかにはない空気をすっていたような 帯山団地に設けられたスカイウォーク 建築を勉強している姪っ子と一周 となりの保田窪団地との違いを話しながら 保田窪団地の広場は 住人だけがつかえる広場で 内側は外に開いていません 帯山団地はスカイウォークを含め外に開いています 建築家が公共団地のプログラムの提案をするのを 大学時代にしっかり見せていただきました 30年たった現在訪ねてみると 帯山団地のもつやさしいデザインに気づくことができました またどちらの団地も 建築物の持つプログラムを理解した住人が必要だと思います それを楽しんでくれるような 民間であればそういう人を募集できるのでしょうが 2023/05/03 1 2 3 4 5 カテゴリー 家づくりのすすめ 伴東のライ麦畑 設計とは 体で感じる 思い出 デザイン 建築探訪 旅から 日々の生活 木について まちについて 空間づくりのヒント やりたいこと 家について 本の紹介 街の風色 ブログ記事一覧 玄関の広さ Let,s talk 詩仙堂にあこがれて Let’s plan 日本のライフスタイルとは フィンランドのライフスタイル 梅雨の前に
ゆうステーション(道の駅小国) 大学入学してすぐの5月くらいに 小国町での宿泊研修に参加しました その時おとづれたゆうステーションは バスターミナルだったと思いましたが 今は道の駅も兼ねています 単純明快な形とガラスで 子供の頃訪れた 広島にあった丹下さんが設計した 児童図書館を思い出しました 天井はべニアであることに 今回気が付きましたが 30年以上も前の建物ですが 木のトラスの軽やかさは 今でもずば抜けていると思います 2023/05/05 八代市立博物館未来の森ミュージアム 芝山のスロープをあがったところに 博物館の入り口 丘の上にある軽やかな空間 アプローチと建築空間が一体でデザインされたものを はじめて見たのがこの博物館でした いまでは普通のことのように 環境と建築空間が一体で設計されていますが この博物館が建つまでの 美術館や博物館とは様相が違います 軽やかな屋根が空間を包みます こちらは水前寺公園 こちらは阿蘇の風景 熊本の環境との一体感 優れたデザインは色あせないと思います 2023/05/04 県営帯山A団地 大学三年生の時にバイトで この建物の竣工模型のお手伝いをしていました いろんな建築の話を聞きながらの作業でした 大学のなかにはない空気をすっていたような 帯山団地に設けられたスカイウォーク 建築を勉強している姪っ子と一周 となりの保田窪団地との違いを話しながら 保田窪団地の広場は 住人だけがつかえる広場で 内側は外に開いていません 帯山団地はスカイウォークを含め外に開いています 建築家が公共団地のプログラムの提案をするのを 大学時代にしっかり見せていただきました 30年たった現在訪ねてみると 帯山団地のもつやさしいデザインに気づくことができました またどちらの団地も 建築物の持つプログラムを理解した住人が必要だと思います それを楽しんでくれるような 民間であればそういう人を募集できるのでしょうが 2023/05/03 1 2 3 4 5 カテゴリー 家づくりのすすめ 伴東のライ麦畑 設計とは 体で感じる 思い出 デザイン 建築探訪 旅から 日々の生活 木について まちについて 空間づくりのヒント やりたいこと 家について 本の紹介 街の風色 ブログ記事一覧 玄関の広さ Let,s talk 詩仙堂にあこがれて Let’s plan 日本のライフスタイルとは フィンランドのライフスタイル 梅雨の前に
八代市立博物館未来の森ミュージアム 芝山のスロープをあがったところに 博物館の入り口 丘の上にある軽やかな空間 アプローチと建築空間が一体でデザインされたものを はじめて見たのがこの博物館でした いまでは普通のことのように 環境と建築空間が一体で設計されていますが この博物館が建つまでの 美術館や博物館とは様相が違います 軽やかな屋根が空間を包みます こちらは水前寺公園 こちらは阿蘇の風景 熊本の環境との一体感 優れたデザインは色あせないと思います 2023/05/04 県営帯山A団地 大学三年生の時にバイトで この建物の竣工模型のお手伝いをしていました いろんな建築の話を聞きながらの作業でした 大学のなかにはない空気をすっていたような 帯山団地に設けられたスカイウォーク 建築を勉強している姪っ子と一周 となりの保田窪団地との違いを話しながら 保田窪団地の広場は 住人だけがつかえる広場で 内側は外に開いていません 帯山団地はスカイウォークを含め外に開いています 建築家が公共団地のプログラムの提案をするのを 大学時代にしっかり見せていただきました 30年たった現在訪ねてみると 帯山団地のもつやさしいデザインに気づくことができました またどちらの団地も 建築物の持つプログラムを理解した住人が必要だと思います それを楽しんでくれるような 民間であればそういう人を募集できるのでしょうが 2023/05/03 1 2 3 4 5 カテゴリー 家づくりのすすめ 伴東のライ麦畑 設計とは 体で感じる 思い出 デザイン 建築探訪 旅から 日々の生活 木について まちについて 空間づくりのヒント やりたいこと 家について 本の紹介 街の風色 ブログ記事一覧 玄関の広さ Let,s talk 詩仙堂にあこがれて Let’s plan 日本のライフスタイルとは フィンランドのライフスタイル 梅雨の前に
県営帯山A団地 大学三年生の時にバイトで この建物の竣工模型のお手伝いをしていました いろんな建築の話を聞きながらの作業でした 大学のなかにはない空気をすっていたような 帯山団地に設けられたスカイウォーク 建築を勉強している姪っ子と一周 となりの保田窪団地との違いを話しながら 保田窪団地の広場は 住人だけがつかえる広場で 内側は外に開いていません 帯山団地はスカイウォークを含め外に開いています 建築家が公共団地のプログラムの提案をするのを 大学時代にしっかり見せていただきました 30年たった現在訪ねてみると 帯山団地のもつやさしいデザインに気づくことができました またどちらの団地も 建築物の持つプログラムを理解した住人が必要だと思います それを楽しんでくれるような 民間であればそういう人を募集できるのでしょうが 2023/05/03 1 2 3 4 5 カテゴリー 家づくりのすすめ 伴東のライ麦畑 設計とは 体で感じる 思い出 デザイン 建築探訪 旅から 日々の生活 木について まちについて 空間づくりのヒント やりたいこと 家について 本の紹介 街の風色 ブログ記事一覧 玄関の広さ Let,s talk 詩仙堂にあこがれて Let’s plan 日本のライフスタイルとは フィンランドのライフスタイル 梅雨の前に