料亭三宜楼見学 壱岐島と広島を車で往復するので その途中の門司港にて 門司の繫栄の象徴的な建物 1931年に建てられた 延べ床面積1200㎡以上 木造3階建ての料亭建物を見学 門司の栄町銀天街からの坂をぼのり 石積の高台の上に建築されました 窓から門司港駅や港が見えたことでしょう 建物の二階部分には 百畳間という大きな空間があることが どのような構造になっているか 見学前に気になってました 短い方向で4間(畳長手4枚)梁がとんでいる 模型から外壁面に横架材が2本あることから ここにトラスのようなものが 組まれているのだと想像できます 館内に設置してある断面図面を見ると 百畳間の上の三階の床は 他の部分より高くなっていたようなので その中で架構が組まれていることでしょう 建築基準法制定前ですが 多数のものがとおるであろう 廊下や階段は広くとってあり 明確な動線でした 2005年に解体の危機が起こり 地元有志が立上り保存へ向けて動きだしたそうです 既存の建物を最大限生かすための 柱・梁の追加部分は もともとの広さがあるため気になりません 床壁部分も合板で強度を持たせる補強中でした 門司の中で何を残すのか明確にして 保存が行われていることに好感をもちました カメラの調子が悪かったので 九州に行くときは再度撮影によせていただく予定です 2024/08/28 ボリューム 街散歩中に見つけた風景 平和公園から十日市にわたる橋から 川の先にはサッカー場 今までは川の向こうに山が見えていました こうやって見ていると息詰まりそう 球技場のボリュームがいきなり街の中には ちょっときつい 2023/11/25 樹木と建物 建物を西日から守るための欅並木 山形・酒田の山居倉庫の景色 どちらも残っている幸せな関係 青森・弘前の長勝寺参道 参道にはお寺がたくさん こちらは建て替えがおこなわれていますが 参道の樹はそのままに 秋田・男鹿半島 なまはげ伝承館裏の神社 山の中に建てられた祠は樹に囲まれている 山形・羽黒山 国宝五重の塔と杉並木 建物より年長の杉も点在する 山形市内の博物館 山形城内にもってこられた建物は 樹と一緒に保存される 2022/10/11 土地について 最近実家のある団地の風景が変わりつつある 団地開発から50年以上が経ち 次の世代住み継ぐことはなく 全て壊されて新しい家が建つことが多い 急傾斜の坂に狭い道路のため 土地の値段が安いのか 50年前の広い土地をそのまま一軒建つことが多いが 2軒に分割されて売られることもある 全て土地の価格のせいだ 全て土地に絡む税金のせいだ 全て土地を売っている不動産の収入がらみのせいだ お金が同じ額だけてにできればよいのなら せめて一般市民が手に入れられる面積を広くしてほしい 土地単価を下げて広い土地を そうしないと街はいびつな住宅ばかりを経ち続けることになる 土地の値段が上がるほど 小さく細く細分化される 地方都市が東京のようにならなくてよいのではないか 家にまつわる豊かさは 街にまつわる豊かさは 何なのか考えているのだろうか 2022/03/16 外壁の色(北欧) 北欧の郊外住宅 木の板張りを見かけますが 色は様々 あか あお きいろ みどりと 急傾斜な山が多い日本と違って なだらかなのか 地盤がかたいからなのか 日本の街中を占める きたない土木構造物はほぼ見当たりません ノルウェーでホームステイした時 ラガハイドに教えてもらったこと 外壁の塗り替えは自分たちでするということ 色をつけるのは 雪にかこまれる季節も想定して 彼女の務める学校を見学したとき 教室の色もカーテンの色も様々 学年が変わったらみんなで選んで 教室の色を塗り替えるそうです 色を変えて 環境にアクションを起こすって 体験しておいた方が良いことですね 自分たちの環境は自分たちでつくれると 青い空はどこにでもある みどりの木はどこにでもある 日本にも豊かな色の文化がある けどこと街中の外壁の色を見ていると 色の問題だけでなく 庭と家の問題 土木構造物の問題 素材の色を大切にしてきた日本人が作り出す 今の街並みはいかに 2022/03/08 素材感 イタリアのピエンツァ 素敵な街角に出会って写真をとったら 集合住宅(持ち家か賃貸かわかりませんが)でした レンガの壁に木製の建具 変換まわりの植栽は 焼き物の植木鉢のなか 日本の集合住宅は 工場で作られたサイディング (レンガや木の柄がデザインされている) アルミのサッシに時にはシャッター プラスチックのプランター どちらで生活したいかと言えば 素材感があたたかいイタリアの方かな 日本でも日本の素材で建てれますが 無機質な車のような家が みなさんの世界観とあっているのかな 2022/03/01 むらの原理 都市の原理 年末本棚の整理をしている時に久々に手にした本 なんとなく読み始めると 最近、設計の仕事や麦つくりの中で日々考えている もやもやとした境界線がスッキリとしました むらの原理と都市の原理を理解することで 今自分が住んでいる環境を どちらの物差しでも見ることができて よりよく理解できる気がしてきました 「むらは扶助と義務とで成り立つ自立の社会であり 都市は権利と管理で成り立つ分業の社会」 私は広島市郊外の昭和40年代に造成された住宅団地で育ち 都市で暮らすための教育を受けてきました 社会の一員として分業の一役を担っているのでしょう 戦後むらから人を吸収して都市は広がり 都市のルールでむらについても考える時代が続いて そのなかで育って生活してきたのでしょう むらでは 山の木で火を焚き 自然から水を得て 田畑で野菜・米などを作る時 一戸の家は自立できます 都市では 分業をこなし 給料を得て それを元手にすべてを買うことができます 全てに価格がつけられています 私が最近設計で関わった広島市近郊の農家はむらの原理でできたもの 自立するための設備をいつでも備えることができますが 都市の原理で生活することもできます 私が伴東で耕作している麦畑周辺は 都市化によって地力の持っている土地が 地辺となり売り出されていきます 自立する家をつくることは難しい状況です TVで見た 農家をシェアハウスにして 都市からちょっと逃げ出したい若者たちが集まっている状態 そこでむらの原理を知ることで 一人の人間の自立に必要なことを知れば むらでも都市でも生活する場所をみつけ出せるのでしょう 人が自然と共生して むらと都市を理解し どちらも成立させていけばよいと思います 最後に 町内会というのは むら的な扶助の考えを残して都市のなかにあります もう少し都市になじむように 働きと名前を変更させた方が良いと思いますが みなさんいかがでしょうか 2022/01/18 ガードレール 参道の軸線がきれいな神社に参ってきました 参りながら 振り返りながら 夕日があたる時は このような光の道になります 当然海まで歩いてみたくなりますよね 歩いた先の海岸線にはガードレール 参道からは見えないけど なんかおかしな光景 車の侵入を防ぐのであればもう少し方法があるのでは 「光の道」の先端ですよ もしかしたら夕日の祭りの時だけ外すのかしら 2021/12/14 住宅団地の開発 イタリア・トリエステ この写真を見ると いつも思うことがある 山の斜面に建てられた家の風景を見ると 家が樹木におおわれている 写真中心部の市街地の生活とは違う 郊外には緑豊かな生活があると *** 最近私の生活圏で 住宅団地の開発が進んでいる 山を切り崩し裸の土地となる かたや昭和に開発された団地は今 緑があったお庭や玄関まわりに樹木が 駐車場になったり 建売住宅が建ち どんどんと伐られている *** 郊外道路に植えられた広葉樹の街路樹も 葉っぱが落ちる前にむしり取られている 街と緑の関係について考える 街に緑が必要だと考えている人がいるのだろうか 2021/12/10 イチョウの木 サクラやイチョウの樹は 季節になると街に色をあたえてくれてます 我が家のそばにも安川沿いにイチョウの大木が 私的な庭に立っていても存在としては街のものです 伐られてしっまたら寂しがる人が私のほかにもたくさんいるでしょう 家の外観も実は 私的なものであり公的なものです 街並みをつくるという点で ここの公への考え方が希薄なのはなんでなのでしょう 2021/11/30 1 2 3 4 5 6 カテゴリー 家づくりのすすめ 伴東のライ麦畑 設計とは 体で感じる 思い出 デザイン 建築探訪 旅から 日々の生活 木について まちについて 空間づくりのヒント やりたいこと 家について 本の紹介 街の風色 ブログ記事一覧 増築 減築 乙島の浜(壱岐) 料亭三宜楼見学 モクヨンビル見学記 玄関の広さ Let,s talk
ボリューム 街散歩中に見つけた風景 平和公園から十日市にわたる橋から 川の先にはサッカー場 今までは川の向こうに山が見えていました こうやって見ていると息詰まりそう 球技場のボリュームがいきなり街の中には ちょっときつい 2023/11/25 樹木と建物 建物を西日から守るための欅並木 山形・酒田の山居倉庫の景色 どちらも残っている幸せな関係 青森・弘前の長勝寺参道 参道にはお寺がたくさん こちらは建て替えがおこなわれていますが 参道の樹はそのままに 秋田・男鹿半島 なまはげ伝承館裏の神社 山の中に建てられた祠は樹に囲まれている 山形・羽黒山 国宝五重の塔と杉並木 建物より年長の杉も点在する 山形市内の博物館 山形城内にもってこられた建物は 樹と一緒に保存される 2022/10/11 土地について 最近実家のある団地の風景が変わりつつある 団地開発から50年以上が経ち 次の世代住み継ぐことはなく 全て壊されて新しい家が建つことが多い 急傾斜の坂に狭い道路のため 土地の値段が安いのか 50年前の広い土地をそのまま一軒建つことが多いが 2軒に分割されて売られることもある 全て土地の価格のせいだ 全て土地に絡む税金のせいだ 全て土地を売っている不動産の収入がらみのせいだ お金が同じ額だけてにできればよいのなら せめて一般市民が手に入れられる面積を広くしてほしい 土地単価を下げて広い土地を そうしないと街はいびつな住宅ばかりを経ち続けることになる 土地の値段が上がるほど 小さく細く細分化される 地方都市が東京のようにならなくてよいのではないか 家にまつわる豊かさは 街にまつわる豊かさは 何なのか考えているのだろうか 2022/03/16 外壁の色(北欧) 北欧の郊外住宅 木の板張りを見かけますが 色は様々 あか あお きいろ みどりと 急傾斜な山が多い日本と違って なだらかなのか 地盤がかたいからなのか 日本の街中を占める きたない土木構造物はほぼ見当たりません ノルウェーでホームステイした時 ラガハイドに教えてもらったこと 外壁の塗り替えは自分たちでするということ 色をつけるのは 雪にかこまれる季節も想定して 彼女の務める学校を見学したとき 教室の色もカーテンの色も様々 学年が変わったらみんなで選んで 教室の色を塗り替えるそうです 色を変えて 環境にアクションを起こすって 体験しておいた方が良いことですね 自分たちの環境は自分たちでつくれると 青い空はどこにでもある みどりの木はどこにでもある 日本にも豊かな色の文化がある けどこと街中の外壁の色を見ていると 色の問題だけでなく 庭と家の問題 土木構造物の問題 素材の色を大切にしてきた日本人が作り出す 今の街並みはいかに 2022/03/08 素材感 イタリアのピエンツァ 素敵な街角に出会って写真をとったら 集合住宅(持ち家か賃貸かわかりませんが)でした レンガの壁に木製の建具 変換まわりの植栽は 焼き物の植木鉢のなか 日本の集合住宅は 工場で作られたサイディング (レンガや木の柄がデザインされている) アルミのサッシに時にはシャッター プラスチックのプランター どちらで生活したいかと言えば 素材感があたたかいイタリアの方かな 日本でも日本の素材で建てれますが 無機質な車のような家が みなさんの世界観とあっているのかな 2022/03/01 むらの原理 都市の原理 年末本棚の整理をしている時に久々に手にした本 なんとなく読み始めると 最近、設計の仕事や麦つくりの中で日々考えている もやもやとした境界線がスッキリとしました むらの原理と都市の原理を理解することで 今自分が住んでいる環境を どちらの物差しでも見ることができて よりよく理解できる気がしてきました 「むらは扶助と義務とで成り立つ自立の社会であり 都市は権利と管理で成り立つ分業の社会」 私は広島市郊外の昭和40年代に造成された住宅団地で育ち 都市で暮らすための教育を受けてきました 社会の一員として分業の一役を担っているのでしょう 戦後むらから人を吸収して都市は広がり 都市のルールでむらについても考える時代が続いて そのなかで育って生活してきたのでしょう むらでは 山の木で火を焚き 自然から水を得て 田畑で野菜・米などを作る時 一戸の家は自立できます 都市では 分業をこなし 給料を得て それを元手にすべてを買うことができます 全てに価格がつけられています 私が最近設計で関わった広島市近郊の農家はむらの原理でできたもの 自立するための設備をいつでも備えることができますが 都市の原理で生活することもできます 私が伴東で耕作している麦畑周辺は 都市化によって地力の持っている土地が 地辺となり売り出されていきます 自立する家をつくることは難しい状況です TVで見た 農家をシェアハウスにして 都市からちょっと逃げ出したい若者たちが集まっている状態 そこでむらの原理を知ることで 一人の人間の自立に必要なことを知れば むらでも都市でも生活する場所をみつけ出せるのでしょう 人が自然と共生して むらと都市を理解し どちらも成立させていけばよいと思います 最後に 町内会というのは むら的な扶助の考えを残して都市のなかにあります もう少し都市になじむように 働きと名前を変更させた方が良いと思いますが みなさんいかがでしょうか 2022/01/18 ガードレール 参道の軸線がきれいな神社に参ってきました 参りながら 振り返りながら 夕日があたる時は このような光の道になります 当然海まで歩いてみたくなりますよね 歩いた先の海岸線にはガードレール 参道からは見えないけど なんかおかしな光景 車の侵入を防ぐのであればもう少し方法があるのでは 「光の道」の先端ですよ もしかしたら夕日の祭りの時だけ外すのかしら 2021/12/14 住宅団地の開発 イタリア・トリエステ この写真を見ると いつも思うことがある 山の斜面に建てられた家の風景を見ると 家が樹木におおわれている 写真中心部の市街地の生活とは違う 郊外には緑豊かな生活があると *** 最近私の生活圏で 住宅団地の開発が進んでいる 山を切り崩し裸の土地となる かたや昭和に開発された団地は今 緑があったお庭や玄関まわりに樹木が 駐車場になったり 建売住宅が建ち どんどんと伐られている *** 郊外道路に植えられた広葉樹の街路樹も 葉っぱが落ちる前にむしり取られている 街と緑の関係について考える 街に緑が必要だと考えている人がいるのだろうか 2021/12/10 イチョウの木 サクラやイチョウの樹は 季節になると街に色をあたえてくれてます 我が家のそばにも安川沿いにイチョウの大木が 私的な庭に立っていても存在としては街のものです 伐られてしっまたら寂しがる人が私のほかにもたくさんいるでしょう 家の外観も実は 私的なものであり公的なものです 街並みをつくるという点で ここの公への考え方が希薄なのはなんでなのでしょう 2021/11/30 1 2 3 4 5 6 カテゴリー 家づくりのすすめ 伴東のライ麦畑 設計とは 体で感じる 思い出 デザイン 建築探訪 旅から 日々の生活 木について まちについて 空間づくりのヒント やりたいこと 家について 本の紹介 街の風色 ブログ記事一覧 増築 減築 乙島の浜(壱岐) 料亭三宜楼見学 モクヨンビル見学記 玄関の広さ Let,s talk
樹木と建物 建物を西日から守るための欅並木 山形・酒田の山居倉庫の景色 どちらも残っている幸せな関係 青森・弘前の長勝寺参道 参道にはお寺がたくさん こちらは建て替えがおこなわれていますが 参道の樹はそのままに 秋田・男鹿半島 なまはげ伝承館裏の神社 山の中に建てられた祠は樹に囲まれている 山形・羽黒山 国宝五重の塔と杉並木 建物より年長の杉も点在する 山形市内の博物館 山形城内にもってこられた建物は 樹と一緒に保存される 2022/10/11 土地について 最近実家のある団地の風景が変わりつつある 団地開発から50年以上が経ち 次の世代住み継ぐことはなく 全て壊されて新しい家が建つことが多い 急傾斜の坂に狭い道路のため 土地の値段が安いのか 50年前の広い土地をそのまま一軒建つことが多いが 2軒に分割されて売られることもある 全て土地の価格のせいだ 全て土地に絡む税金のせいだ 全て土地を売っている不動産の収入がらみのせいだ お金が同じ額だけてにできればよいのなら せめて一般市民が手に入れられる面積を広くしてほしい 土地単価を下げて広い土地を そうしないと街はいびつな住宅ばかりを経ち続けることになる 土地の値段が上がるほど 小さく細く細分化される 地方都市が東京のようにならなくてよいのではないか 家にまつわる豊かさは 街にまつわる豊かさは 何なのか考えているのだろうか 2022/03/16 外壁の色(北欧) 北欧の郊外住宅 木の板張りを見かけますが 色は様々 あか あお きいろ みどりと 急傾斜な山が多い日本と違って なだらかなのか 地盤がかたいからなのか 日本の街中を占める きたない土木構造物はほぼ見当たりません ノルウェーでホームステイした時 ラガハイドに教えてもらったこと 外壁の塗り替えは自分たちでするということ 色をつけるのは 雪にかこまれる季節も想定して 彼女の務める学校を見学したとき 教室の色もカーテンの色も様々 学年が変わったらみんなで選んで 教室の色を塗り替えるそうです 色を変えて 環境にアクションを起こすって 体験しておいた方が良いことですね 自分たちの環境は自分たちでつくれると 青い空はどこにでもある みどりの木はどこにでもある 日本にも豊かな色の文化がある けどこと街中の外壁の色を見ていると 色の問題だけでなく 庭と家の問題 土木構造物の問題 素材の色を大切にしてきた日本人が作り出す 今の街並みはいかに 2022/03/08 素材感 イタリアのピエンツァ 素敵な街角に出会って写真をとったら 集合住宅(持ち家か賃貸かわかりませんが)でした レンガの壁に木製の建具 変換まわりの植栽は 焼き物の植木鉢のなか 日本の集合住宅は 工場で作られたサイディング (レンガや木の柄がデザインされている) アルミのサッシに時にはシャッター プラスチックのプランター どちらで生活したいかと言えば 素材感があたたかいイタリアの方かな 日本でも日本の素材で建てれますが 無機質な車のような家が みなさんの世界観とあっているのかな 2022/03/01 むらの原理 都市の原理 年末本棚の整理をしている時に久々に手にした本 なんとなく読み始めると 最近、設計の仕事や麦つくりの中で日々考えている もやもやとした境界線がスッキリとしました むらの原理と都市の原理を理解することで 今自分が住んでいる環境を どちらの物差しでも見ることができて よりよく理解できる気がしてきました 「むらは扶助と義務とで成り立つ自立の社会であり 都市は権利と管理で成り立つ分業の社会」 私は広島市郊外の昭和40年代に造成された住宅団地で育ち 都市で暮らすための教育を受けてきました 社会の一員として分業の一役を担っているのでしょう 戦後むらから人を吸収して都市は広がり 都市のルールでむらについても考える時代が続いて そのなかで育って生活してきたのでしょう むらでは 山の木で火を焚き 自然から水を得て 田畑で野菜・米などを作る時 一戸の家は自立できます 都市では 分業をこなし 給料を得て それを元手にすべてを買うことができます 全てに価格がつけられています 私が最近設計で関わった広島市近郊の農家はむらの原理でできたもの 自立するための設備をいつでも備えることができますが 都市の原理で生活することもできます 私が伴東で耕作している麦畑周辺は 都市化によって地力の持っている土地が 地辺となり売り出されていきます 自立する家をつくることは難しい状況です TVで見た 農家をシェアハウスにして 都市からちょっと逃げ出したい若者たちが集まっている状態 そこでむらの原理を知ることで 一人の人間の自立に必要なことを知れば むらでも都市でも生活する場所をみつけ出せるのでしょう 人が自然と共生して むらと都市を理解し どちらも成立させていけばよいと思います 最後に 町内会というのは むら的な扶助の考えを残して都市のなかにあります もう少し都市になじむように 働きと名前を変更させた方が良いと思いますが みなさんいかがでしょうか 2022/01/18 ガードレール 参道の軸線がきれいな神社に参ってきました 参りながら 振り返りながら 夕日があたる時は このような光の道になります 当然海まで歩いてみたくなりますよね 歩いた先の海岸線にはガードレール 参道からは見えないけど なんかおかしな光景 車の侵入を防ぐのであればもう少し方法があるのでは 「光の道」の先端ですよ もしかしたら夕日の祭りの時だけ外すのかしら 2021/12/14 住宅団地の開発 イタリア・トリエステ この写真を見ると いつも思うことがある 山の斜面に建てられた家の風景を見ると 家が樹木におおわれている 写真中心部の市街地の生活とは違う 郊外には緑豊かな生活があると *** 最近私の生活圏で 住宅団地の開発が進んでいる 山を切り崩し裸の土地となる かたや昭和に開発された団地は今 緑があったお庭や玄関まわりに樹木が 駐車場になったり 建売住宅が建ち どんどんと伐られている *** 郊外道路に植えられた広葉樹の街路樹も 葉っぱが落ちる前にむしり取られている 街と緑の関係について考える 街に緑が必要だと考えている人がいるのだろうか 2021/12/10 イチョウの木 サクラやイチョウの樹は 季節になると街に色をあたえてくれてます 我が家のそばにも安川沿いにイチョウの大木が 私的な庭に立っていても存在としては街のものです 伐られてしっまたら寂しがる人が私のほかにもたくさんいるでしょう 家の外観も実は 私的なものであり公的なものです 街並みをつくるという点で ここの公への考え方が希薄なのはなんでなのでしょう 2021/11/30 1 2 3 4 5 6 カテゴリー 家づくりのすすめ 伴東のライ麦畑 設計とは 体で感じる 思い出 デザイン 建築探訪 旅から 日々の生活 木について まちについて 空間づくりのヒント やりたいこと 家について 本の紹介 街の風色 ブログ記事一覧 増築 減築 乙島の浜(壱岐) 料亭三宜楼見学 モクヨンビル見学記 玄関の広さ Let,s talk
土地について 最近実家のある団地の風景が変わりつつある 団地開発から50年以上が経ち 次の世代住み継ぐことはなく 全て壊されて新しい家が建つことが多い 急傾斜の坂に狭い道路のため 土地の値段が安いのか 50年前の広い土地をそのまま一軒建つことが多いが 2軒に分割されて売られることもある 全て土地の価格のせいだ 全て土地に絡む税金のせいだ 全て土地を売っている不動産の収入がらみのせいだ お金が同じ額だけてにできればよいのなら せめて一般市民が手に入れられる面積を広くしてほしい 土地単価を下げて広い土地を そうしないと街はいびつな住宅ばかりを経ち続けることになる 土地の値段が上がるほど 小さく細く細分化される 地方都市が東京のようにならなくてよいのではないか 家にまつわる豊かさは 街にまつわる豊かさは 何なのか考えているのだろうか 2022/03/16 外壁の色(北欧) 北欧の郊外住宅 木の板張りを見かけますが 色は様々 あか あお きいろ みどりと 急傾斜な山が多い日本と違って なだらかなのか 地盤がかたいからなのか 日本の街中を占める きたない土木構造物はほぼ見当たりません ノルウェーでホームステイした時 ラガハイドに教えてもらったこと 外壁の塗り替えは自分たちでするということ 色をつけるのは 雪にかこまれる季節も想定して 彼女の務める学校を見学したとき 教室の色もカーテンの色も様々 学年が変わったらみんなで選んで 教室の色を塗り替えるそうです 色を変えて 環境にアクションを起こすって 体験しておいた方が良いことですね 自分たちの環境は自分たちでつくれると 青い空はどこにでもある みどりの木はどこにでもある 日本にも豊かな色の文化がある けどこと街中の外壁の色を見ていると 色の問題だけでなく 庭と家の問題 土木構造物の問題 素材の色を大切にしてきた日本人が作り出す 今の街並みはいかに 2022/03/08 素材感 イタリアのピエンツァ 素敵な街角に出会って写真をとったら 集合住宅(持ち家か賃貸かわかりませんが)でした レンガの壁に木製の建具 変換まわりの植栽は 焼き物の植木鉢のなか 日本の集合住宅は 工場で作られたサイディング (レンガや木の柄がデザインされている) アルミのサッシに時にはシャッター プラスチックのプランター どちらで生活したいかと言えば 素材感があたたかいイタリアの方かな 日本でも日本の素材で建てれますが 無機質な車のような家が みなさんの世界観とあっているのかな 2022/03/01 むらの原理 都市の原理 年末本棚の整理をしている時に久々に手にした本 なんとなく読み始めると 最近、設計の仕事や麦つくりの中で日々考えている もやもやとした境界線がスッキリとしました むらの原理と都市の原理を理解することで 今自分が住んでいる環境を どちらの物差しでも見ることができて よりよく理解できる気がしてきました 「むらは扶助と義務とで成り立つ自立の社会であり 都市は権利と管理で成り立つ分業の社会」 私は広島市郊外の昭和40年代に造成された住宅団地で育ち 都市で暮らすための教育を受けてきました 社会の一員として分業の一役を担っているのでしょう 戦後むらから人を吸収して都市は広がり 都市のルールでむらについても考える時代が続いて そのなかで育って生活してきたのでしょう むらでは 山の木で火を焚き 自然から水を得て 田畑で野菜・米などを作る時 一戸の家は自立できます 都市では 分業をこなし 給料を得て それを元手にすべてを買うことができます 全てに価格がつけられています 私が最近設計で関わった広島市近郊の農家はむらの原理でできたもの 自立するための設備をいつでも備えることができますが 都市の原理で生活することもできます 私が伴東で耕作している麦畑周辺は 都市化によって地力の持っている土地が 地辺となり売り出されていきます 自立する家をつくることは難しい状況です TVで見た 農家をシェアハウスにして 都市からちょっと逃げ出したい若者たちが集まっている状態 そこでむらの原理を知ることで 一人の人間の自立に必要なことを知れば むらでも都市でも生活する場所をみつけ出せるのでしょう 人が自然と共生して むらと都市を理解し どちらも成立させていけばよいと思います 最後に 町内会というのは むら的な扶助の考えを残して都市のなかにあります もう少し都市になじむように 働きと名前を変更させた方が良いと思いますが みなさんいかがでしょうか 2022/01/18 ガードレール 参道の軸線がきれいな神社に参ってきました 参りながら 振り返りながら 夕日があたる時は このような光の道になります 当然海まで歩いてみたくなりますよね 歩いた先の海岸線にはガードレール 参道からは見えないけど なんかおかしな光景 車の侵入を防ぐのであればもう少し方法があるのでは 「光の道」の先端ですよ もしかしたら夕日の祭りの時だけ外すのかしら 2021/12/14 住宅団地の開発 イタリア・トリエステ この写真を見ると いつも思うことがある 山の斜面に建てられた家の風景を見ると 家が樹木におおわれている 写真中心部の市街地の生活とは違う 郊外には緑豊かな生活があると *** 最近私の生活圏で 住宅団地の開発が進んでいる 山を切り崩し裸の土地となる かたや昭和に開発された団地は今 緑があったお庭や玄関まわりに樹木が 駐車場になったり 建売住宅が建ち どんどんと伐られている *** 郊外道路に植えられた広葉樹の街路樹も 葉っぱが落ちる前にむしり取られている 街と緑の関係について考える 街に緑が必要だと考えている人がいるのだろうか 2021/12/10 イチョウの木 サクラやイチョウの樹は 季節になると街に色をあたえてくれてます 我が家のそばにも安川沿いにイチョウの大木が 私的な庭に立っていても存在としては街のものです 伐られてしっまたら寂しがる人が私のほかにもたくさんいるでしょう 家の外観も実は 私的なものであり公的なものです 街並みをつくるという点で ここの公への考え方が希薄なのはなんでなのでしょう 2021/11/30 1 2 3 4 5 6 カテゴリー 家づくりのすすめ 伴東のライ麦畑 設計とは 体で感じる 思い出 デザイン 建築探訪 旅から 日々の生活 木について まちについて 空間づくりのヒント やりたいこと 家について 本の紹介 街の風色 ブログ記事一覧 増築 減築 乙島の浜(壱岐) 料亭三宜楼見学 モクヨンビル見学記 玄関の広さ Let,s talk
外壁の色(北欧) 北欧の郊外住宅 木の板張りを見かけますが 色は様々 あか あお きいろ みどりと 急傾斜な山が多い日本と違って なだらかなのか 地盤がかたいからなのか 日本の街中を占める きたない土木構造物はほぼ見当たりません ノルウェーでホームステイした時 ラガハイドに教えてもらったこと 外壁の塗り替えは自分たちでするということ 色をつけるのは 雪にかこまれる季節も想定して 彼女の務める学校を見学したとき 教室の色もカーテンの色も様々 学年が変わったらみんなで選んで 教室の色を塗り替えるそうです 色を変えて 環境にアクションを起こすって 体験しておいた方が良いことですね 自分たちの環境は自分たちでつくれると 青い空はどこにでもある みどりの木はどこにでもある 日本にも豊かな色の文化がある けどこと街中の外壁の色を見ていると 色の問題だけでなく 庭と家の問題 土木構造物の問題 素材の色を大切にしてきた日本人が作り出す 今の街並みはいかに 2022/03/08 素材感 イタリアのピエンツァ 素敵な街角に出会って写真をとったら 集合住宅(持ち家か賃貸かわかりませんが)でした レンガの壁に木製の建具 変換まわりの植栽は 焼き物の植木鉢のなか 日本の集合住宅は 工場で作られたサイディング (レンガや木の柄がデザインされている) アルミのサッシに時にはシャッター プラスチックのプランター どちらで生活したいかと言えば 素材感があたたかいイタリアの方かな 日本でも日本の素材で建てれますが 無機質な車のような家が みなさんの世界観とあっているのかな 2022/03/01 むらの原理 都市の原理 年末本棚の整理をしている時に久々に手にした本 なんとなく読み始めると 最近、設計の仕事や麦つくりの中で日々考えている もやもやとした境界線がスッキリとしました むらの原理と都市の原理を理解することで 今自分が住んでいる環境を どちらの物差しでも見ることができて よりよく理解できる気がしてきました 「むらは扶助と義務とで成り立つ自立の社会であり 都市は権利と管理で成り立つ分業の社会」 私は広島市郊外の昭和40年代に造成された住宅団地で育ち 都市で暮らすための教育を受けてきました 社会の一員として分業の一役を担っているのでしょう 戦後むらから人を吸収して都市は広がり 都市のルールでむらについても考える時代が続いて そのなかで育って生活してきたのでしょう むらでは 山の木で火を焚き 自然から水を得て 田畑で野菜・米などを作る時 一戸の家は自立できます 都市では 分業をこなし 給料を得て それを元手にすべてを買うことができます 全てに価格がつけられています 私が最近設計で関わった広島市近郊の農家はむらの原理でできたもの 自立するための設備をいつでも備えることができますが 都市の原理で生活することもできます 私が伴東で耕作している麦畑周辺は 都市化によって地力の持っている土地が 地辺となり売り出されていきます 自立する家をつくることは難しい状況です TVで見た 農家をシェアハウスにして 都市からちょっと逃げ出したい若者たちが集まっている状態 そこでむらの原理を知ることで 一人の人間の自立に必要なことを知れば むらでも都市でも生活する場所をみつけ出せるのでしょう 人が自然と共生して むらと都市を理解し どちらも成立させていけばよいと思います 最後に 町内会というのは むら的な扶助の考えを残して都市のなかにあります もう少し都市になじむように 働きと名前を変更させた方が良いと思いますが みなさんいかがでしょうか 2022/01/18 ガードレール 参道の軸線がきれいな神社に参ってきました 参りながら 振り返りながら 夕日があたる時は このような光の道になります 当然海まで歩いてみたくなりますよね 歩いた先の海岸線にはガードレール 参道からは見えないけど なんかおかしな光景 車の侵入を防ぐのであればもう少し方法があるのでは 「光の道」の先端ですよ もしかしたら夕日の祭りの時だけ外すのかしら 2021/12/14 住宅団地の開発 イタリア・トリエステ この写真を見ると いつも思うことがある 山の斜面に建てられた家の風景を見ると 家が樹木におおわれている 写真中心部の市街地の生活とは違う 郊外には緑豊かな生活があると *** 最近私の生活圏で 住宅団地の開発が進んでいる 山を切り崩し裸の土地となる かたや昭和に開発された団地は今 緑があったお庭や玄関まわりに樹木が 駐車場になったり 建売住宅が建ち どんどんと伐られている *** 郊外道路に植えられた広葉樹の街路樹も 葉っぱが落ちる前にむしり取られている 街と緑の関係について考える 街に緑が必要だと考えている人がいるのだろうか 2021/12/10 イチョウの木 サクラやイチョウの樹は 季節になると街に色をあたえてくれてます 我が家のそばにも安川沿いにイチョウの大木が 私的な庭に立っていても存在としては街のものです 伐られてしっまたら寂しがる人が私のほかにもたくさんいるでしょう 家の外観も実は 私的なものであり公的なものです 街並みをつくるという点で ここの公への考え方が希薄なのはなんでなのでしょう 2021/11/30 1 2 3 4 5 6 カテゴリー 家づくりのすすめ 伴東のライ麦畑 設計とは 体で感じる 思い出 デザイン 建築探訪 旅から 日々の生活 木について まちについて 空間づくりのヒント やりたいこと 家について 本の紹介 街の風色 ブログ記事一覧 増築 減築 乙島の浜(壱岐) 料亭三宜楼見学 モクヨンビル見学記 玄関の広さ Let,s talk
素材感 イタリアのピエンツァ 素敵な街角に出会って写真をとったら 集合住宅(持ち家か賃貸かわかりませんが)でした レンガの壁に木製の建具 変換まわりの植栽は 焼き物の植木鉢のなか 日本の集合住宅は 工場で作られたサイディング (レンガや木の柄がデザインされている) アルミのサッシに時にはシャッター プラスチックのプランター どちらで生活したいかと言えば 素材感があたたかいイタリアの方かな 日本でも日本の素材で建てれますが 無機質な車のような家が みなさんの世界観とあっているのかな 2022/03/01 むらの原理 都市の原理 年末本棚の整理をしている時に久々に手にした本 なんとなく読み始めると 最近、設計の仕事や麦つくりの中で日々考えている もやもやとした境界線がスッキリとしました むらの原理と都市の原理を理解することで 今自分が住んでいる環境を どちらの物差しでも見ることができて よりよく理解できる気がしてきました 「むらは扶助と義務とで成り立つ自立の社会であり 都市は権利と管理で成り立つ分業の社会」 私は広島市郊外の昭和40年代に造成された住宅団地で育ち 都市で暮らすための教育を受けてきました 社会の一員として分業の一役を担っているのでしょう 戦後むらから人を吸収して都市は広がり 都市のルールでむらについても考える時代が続いて そのなかで育って生活してきたのでしょう むらでは 山の木で火を焚き 自然から水を得て 田畑で野菜・米などを作る時 一戸の家は自立できます 都市では 分業をこなし 給料を得て それを元手にすべてを買うことができます 全てに価格がつけられています 私が最近設計で関わった広島市近郊の農家はむらの原理でできたもの 自立するための設備をいつでも備えることができますが 都市の原理で生活することもできます 私が伴東で耕作している麦畑周辺は 都市化によって地力の持っている土地が 地辺となり売り出されていきます 自立する家をつくることは難しい状況です TVで見た 農家をシェアハウスにして 都市からちょっと逃げ出したい若者たちが集まっている状態 そこでむらの原理を知ることで 一人の人間の自立に必要なことを知れば むらでも都市でも生活する場所をみつけ出せるのでしょう 人が自然と共生して むらと都市を理解し どちらも成立させていけばよいと思います 最後に 町内会というのは むら的な扶助の考えを残して都市のなかにあります もう少し都市になじむように 働きと名前を変更させた方が良いと思いますが みなさんいかがでしょうか 2022/01/18 ガードレール 参道の軸線がきれいな神社に参ってきました 参りながら 振り返りながら 夕日があたる時は このような光の道になります 当然海まで歩いてみたくなりますよね 歩いた先の海岸線にはガードレール 参道からは見えないけど なんかおかしな光景 車の侵入を防ぐのであればもう少し方法があるのでは 「光の道」の先端ですよ もしかしたら夕日の祭りの時だけ外すのかしら 2021/12/14 住宅団地の開発 イタリア・トリエステ この写真を見ると いつも思うことがある 山の斜面に建てられた家の風景を見ると 家が樹木におおわれている 写真中心部の市街地の生活とは違う 郊外には緑豊かな生活があると *** 最近私の生活圏で 住宅団地の開発が進んでいる 山を切り崩し裸の土地となる かたや昭和に開発された団地は今 緑があったお庭や玄関まわりに樹木が 駐車場になったり 建売住宅が建ち どんどんと伐られている *** 郊外道路に植えられた広葉樹の街路樹も 葉っぱが落ちる前にむしり取られている 街と緑の関係について考える 街に緑が必要だと考えている人がいるのだろうか 2021/12/10 イチョウの木 サクラやイチョウの樹は 季節になると街に色をあたえてくれてます 我が家のそばにも安川沿いにイチョウの大木が 私的な庭に立っていても存在としては街のものです 伐られてしっまたら寂しがる人が私のほかにもたくさんいるでしょう 家の外観も実は 私的なものであり公的なものです 街並みをつくるという点で ここの公への考え方が希薄なのはなんでなのでしょう 2021/11/30 1 2 3 4 5 6 カテゴリー 家づくりのすすめ 伴東のライ麦畑 設計とは 体で感じる 思い出 デザイン 建築探訪 旅から 日々の生活 木について まちについて 空間づくりのヒント やりたいこと 家について 本の紹介 街の風色 ブログ記事一覧 増築 減築 乙島の浜(壱岐) 料亭三宜楼見学 モクヨンビル見学記 玄関の広さ Let,s talk
むらの原理 都市の原理 年末本棚の整理をしている時に久々に手にした本 なんとなく読み始めると 最近、設計の仕事や麦つくりの中で日々考えている もやもやとした境界線がスッキリとしました むらの原理と都市の原理を理解することで 今自分が住んでいる環境を どちらの物差しでも見ることができて よりよく理解できる気がしてきました 「むらは扶助と義務とで成り立つ自立の社会であり 都市は権利と管理で成り立つ分業の社会」 私は広島市郊外の昭和40年代に造成された住宅団地で育ち 都市で暮らすための教育を受けてきました 社会の一員として分業の一役を担っているのでしょう 戦後むらから人を吸収して都市は広がり 都市のルールでむらについても考える時代が続いて そのなかで育って生活してきたのでしょう むらでは 山の木で火を焚き 自然から水を得て 田畑で野菜・米などを作る時 一戸の家は自立できます 都市では 分業をこなし 給料を得て それを元手にすべてを買うことができます 全てに価格がつけられています 私が最近設計で関わった広島市近郊の農家はむらの原理でできたもの 自立するための設備をいつでも備えることができますが 都市の原理で生活することもできます 私が伴東で耕作している麦畑周辺は 都市化によって地力の持っている土地が 地辺となり売り出されていきます 自立する家をつくることは難しい状況です TVで見た 農家をシェアハウスにして 都市からちょっと逃げ出したい若者たちが集まっている状態 そこでむらの原理を知ることで 一人の人間の自立に必要なことを知れば むらでも都市でも生活する場所をみつけ出せるのでしょう 人が自然と共生して むらと都市を理解し どちらも成立させていけばよいと思います 最後に 町内会というのは むら的な扶助の考えを残して都市のなかにあります もう少し都市になじむように 働きと名前を変更させた方が良いと思いますが みなさんいかがでしょうか 2022/01/18 ガードレール 参道の軸線がきれいな神社に参ってきました 参りながら 振り返りながら 夕日があたる時は このような光の道になります 当然海まで歩いてみたくなりますよね 歩いた先の海岸線にはガードレール 参道からは見えないけど なんかおかしな光景 車の侵入を防ぐのであればもう少し方法があるのでは 「光の道」の先端ですよ もしかしたら夕日の祭りの時だけ外すのかしら 2021/12/14 住宅団地の開発 イタリア・トリエステ この写真を見ると いつも思うことがある 山の斜面に建てられた家の風景を見ると 家が樹木におおわれている 写真中心部の市街地の生活とは違う 郊外には緑豊かな生活があると *** 最近私の生活圏で 住宅団地の開発が進んでいる 山を切り崩し裸の土地となる かたや昭和に開発された団地は今 緑があったお庭や玄関まわりに樹木が 駐車場になったり 建売住宅が建ち どんどんと伐られている *** 郊外道路に植えられた広葉樹の街路樹も 葉っぱが落ちる前にむしり取られている 街と緑の関係について考える 街に緑が必要だと考えている人がいるのだろうか 2021/12/10 イチョウの木 サクラやイチョウの樹は 季節になると街に色をあたえてくれてます 我が家のそばにも安川沿いにイチョウの大木が 私的な庭に立っていても存在としては街のものです 伐られてしっまたら寂しがる人が私のほかにもたくさんいるでしょう 家の外観も実は 私的なものであり公的なものです 街並みをつくるという点で ここの公への考え方が希薄なのはなんでなのでしょう 2021/11/30 1 2 3 4 5 6 カテゴリー 家づくりのすすめ 伴東のライ麦畑 設計とは 体で感じる 思い出 デザイン 建築探訪 旅から 日々の生活 木について まちについて 空間づくりのヒント やりたいこと 家について 本の紹介 街の風色 ブログ記事一覧 増築 減築 乙島の浜(壱岐) 料亭三宜楼見学 モクヨンビル見学記 玄関の広さ Let,s talk
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イチョウの木 サクラやイチョウの樹は 季節になると街に色をあたえてくれてます 我が家のそばにも安川沿いにイチョウの大木が 私的な庭に立っていても存在としては街のものです 伐られてしっまたら寂しがる人が私のほかにもたくさんいるでしょう 家の外観も実は 私的なものであり公的なものです 街並みをつくるという点で ここの公への考え方が希薄なのはなんでなのでしょう 2021/11/30 1 2 3 4 5 6 カテゴリー 家づくりのすすめ 伴東のライ麦畑 設計とは 体で感じる 思い出 デザイン 建築探訪 旅から 日々の生活 木について まちについて 空間づくりのヒント やりたいこと 家について 本の紹介 街の風色 ブログ記事一覧 増築 減築 乙島の浜(壱岐) 料亭三宜楼見学 モクヨンビル見学記 玄関の広さ Let,s talk