惹きつけられる
![惹きつけられる](/wp-content/uploads/k-70.jpg)
同じ場所に二度たちました
1998年
外壁は汚れ真っ黒でしたが
私有地のマンションのようでしたが思い切って
通路の向こうに光が落ちていた光にひきつけられて中へ
セピア色の世界
歩いて1ブッロク
建物 お庭 建物 お庭と繰り返されていました
2016年
とても印象に残る空間体験だったので
もう一度その場所へ
全てがきれいにリノベーションされていて
照明器具・サッシなども
街中なので通路の両脇に
素敵なホテル・ギャラりー・飲食店などがならんでいました
時代や使う人は変わっているけど
この空間の構成の力は変わらない
そんな建物にいつもひきつけられます
photo:ブタペストの街角
2021/05/12
音の記憶
![音の記憶](/wp-content/uploads/k-60-1.jpg)
先日安芸太田町の深入山に
天気にも恵まれ遠くの山々まで見えました
この写真からは聞こえてきませんが
ゴーっという天界からの音
最初はどこの旅客機かねと思ってましたが
そのうち低空飛行の飛行機があらわれ
轟音が響き渡る
恐怖の音の記憶として残ると思います
2021/04/28
街中洞窟タブラオ
![街中洞窟タブラオ](/wp-content/uploads/k-53.jpg)
広島で70年続いている珈琲屋さんの
70周年お祝いの席
いつも珈琲を売っているお店を
洞窟タブラオに見立てて
日常とことなる空間のつかいかたはおもしろい
2021/04/18
はたけ仕事
![はたけ仕事](/wp-content/uploads/k-51.jpg)
建築設計・監理の仕事は
計画をして
その通りに進むように
時間・空間・人を監理している
先週はほぼ畑の中にいた
雨がふり風が吹いて
2m近くになったライ麦が横に倒れてしまって
それをひたすら起こしていた
自然相手の仕事って予測ができない
けど監理できないあきらめも持てる
photo:麦畑
2021/04/16
色の豊かさ
![色の豊かさ](/wp-content/uploads/k-46.jpg)
麦畑の世話をしながら
ライ麦と麦のみどりの違い感じ
自然界の色の豊かさを体感する
春の日差しのなか里山をドライブすると
赤・ピンク・紫といろんな色に出合う
日本の色の豊かさは
四季の中で暮らす人々がとらえた自然の色の数だけある
数値化された色ではない
自然の色にたくさん出会いたい
2021/04/06
実家の木
![実家の木](/wp-content/uploads/k-43.jpg)
実家の庭のクロガネモチの木を
先日姪と一緒に伐りました
低い木から伐り始めて最後に大きな木を
自分たちで整備をするようになってから
庭に愛着がでてきました
自分たちで手をかけることは
何においても必要な行動だと思います
自分たちでできないことをプロに任せることで
職人さんのすごさもわかります
興味を持ちながら物事を見るにはまず一歩自分で
2021/03/30
残るもの
![残るもの](/wp-content/uploads/k-41.jpg)
五島列島の北の端
野崎島に行った時のこと
かつて集落があり生活があった場所
木造の家は植物にのみこまれ腐敗し
集落が鹿の栖とかしていました
そのなかで残っているのは
丘につくられた小さなレンガの教会
島の住民・信者が費用を捻出してつくられたもの
長年の宗教弾圧のあとの自由を手に入れた人々の喜びが形に
この建物を見た時から
建物を見る視点がひとつ加わりました
なにが残っていくのか
なにをのこしていくのかが
2021/03/24
つばきの群生
![つばきの群生](/wp-content/uploads/k-37.jpg)
つばきの木との出会いは
五島列島の上五島の北の先端 津和崎灯台に行った時でした
地元の方が籠を背に椿の実をあつめておられました
海が近い風吹く場所にも椿は自生しているのだと気づきました
その後写真山口県萩市にあるの笠山椿群生林へ
椿のイメージが一新されました
子供の頃の絵本などにでてくる木のなかをあるくイメージは
杉やヒノキの針葉樹でなく椿の方が近いかも
椿が咲く季節がよいですがこの群生のなかに身を置くことを
萩に出かけられるときはおすすめです
2021/03/16
アプローチ
![アプローチ](/wp-content/uploads/k-9.jpg)
橋を渡って
門をくぐってと
神社仏閣などは
敷地入り口から本殿に向かうまでを計画がしてあります
家を建てる場合も
玄関よりもまだ外側のアプローチの計画は必要です
まちとの距離感
駐車場との関係
植栽・お庭などの関係
一番最初の配置計画で決めていきます
photo:東福寺
2021/01/20
おやすみの空気
![おやすみの空気](/wp-content/uploads/k-7.jpg)
お正月休みなどは道路の車も減って
音が静かになり
なんとなく空気も澄んでいるよう
街が休みをとっている感じ
子供の頃感じていましたが
最近はずっと動いている
フィンランドなどは日曜日の午前中には教会にいくので
デパートも午後から
街もすべてが休む日があってもよいのではないでしょうか
photo:お正月の港 船が停泊中(倉橋島)
2021/01/19