含水率計

この機器は木材に含まれる水の量を計るものです
人間の肌は水分がほどよくあったほうがよいので
保湿の方で水分を計りますが
木材は乾燥させた方が
形状も安定・強度も増します
昔は木を倒してから、自然に乾燥させていましたが
今は乾燥機にいれて乾燥させています
50年以上かけて育てた木を
最後に急いで乾燥させるサイクルには少し違和感がありますが
なかなか天然乾燥材を手に入れることが難しい時代です
2021/11/21
外壁について

友達の家の外壁の改修について相談に載ってます
サイディングの壁が一部剥げてきていたので
工事の見積もりを依頼する前に現状把握
出窓の庇と外壁がぶつかる部分から
防水シートが張られてない状態
コーキングの隙間から入った水の出口がなく
壁の中で木を腐らせていました
構造補強の筋交いも
モルタルの壁はひびがはいるのでどこから水が入るかわかりますが
サイディングはわかりにくく
わかりやすくなった時はこんな状態と聞いたことはありましたが
実際目にしたのははじめて
シートの状態での現場での検査は大切にしないといけませんね
2021/11/18
実家の庭

流行りで日本庭園と池を
祖父祖母の時代に設けた実家
二人が他界したあと
コロナ中の影響で家にいることが多くなった母と
少しずつ整備
小さいころから見ていた木を選別して新しい庭造り
春先には病気にかかったクロガネモチを倒しました
造園から45年たっていますが
庭のリノベーションにはまってます
2021/11/16
近くのもので

グロバーリズムが進んで
お金さえあれば
どこにいても同じような生活ができるようになりました
その対価は値段がつけれないくらい高いものになっている気がします
地球の環境のなかで人間は住む場所をかりている
その場所に負荷をかけない生き方をするのであれば
昔ながらのその土地の材料で家を建てることが一番でしょう
それを科学データで説明することも重要ですが
時間経過とともに歴史・文化とともに
国土の中での人々の暮らしを振り返れば
最良の着地点がみつかるとおもうのですが
photo:日干し煉瓦(モロッコ)
2021/11/15
家の基礎工事について

家の基礎工事について最近思うことがある
家の値段が安価なものでも
基礎の仕様はどんどんと高くなる
家と基礎の予算のバランスが悪いのではないかと
木造住宅唯一の土木工事
そのためか単価が他より高めである
最近改装している家はなぜか基礎がない家ばかり
最高の基礎にした家はどこまでももつのであろうか
コンクリートの寿命と木組みの寿命
どちらがながいのだろう
2021/11/12
呼吸(いき)する環境

この空間がなぜか落ち着く
この空間が好きだ
この空間が快適だと思ったら
どうしてそう思うのかを解明してくれる本です
自分とそれを取り巻く環境をどのように見るのかの
視点を与えてくれます
身近な環境を理解し変えていくことができると
そのパワーは
街・国を変えていくことになるのではと
2021/11/11
スロー・イズ・ビューティフル

この本で使われるスローは
エコロジカルやサステナブルを
詩的にわかりやすく表現したもの
2001年発刊当初読んで頭だけで理解していたものが
最近の山作業や畑作業
建築設計の仕事で体感しつつある
畑を手作業ですることの美しさを感じる
効率化とは違う方向で何かを成長させている
成長を急ぐ時代はすっかりおわり
次はゆったり何をしようかと考えている方におすすめです
2021/11/10
木を運ぶ

木を運ぶ風景を北欧では鉄道から何度かみました
日本では物流は今はトラックですね
昔は川の流れを使って
上流で伐った木を下流の町まで運んで家を建てていました
自然をつかった物流ですね
トラックの運賃を下げるためか
フローリング材や板材も2mを超えるものは少なくなりました
土地のものをつかうとことがエコである
施主が買いやすい材木市場があるといいな
2021/11/09
たくさんの丸太

山から運びだされた杉・ヒノキの丸太
たくさん集積している場所に初めて行きました
工場で作業しやすい寸法のものだけが製材されていきます
規格外のものは
選別して
太すぎるものは合板に
細いものはバイオマスの燃料に
2021/11/08
ライ麦種まき

60坪のライ麦畑を
この精度で種まきしている人はいないでしょう
おそらくする必要はないでしょうけど
美しいライ麦の茎を得るためチャレンジ
仕事終わりに畑に行って少しずつ
5センチ間隔に一粒を
腰まげてまいていきました
麦が倒れなければ収穫まで作業はないので
気合を入れた種まきです
2021/11/05