家のあかり
![家のあかり](/wp-content/uploads/sk21-131.jpg)
夕方から夜にかけて
家にあかりがついていると
帰着感があがると思います
写真の照明が明暗センサーによって点灯して
ガラスを通して家の外に光が漏れるようにしています
先日写真撮影で夕方までいた時に
点灯の瞬間に立ち会えました
暗さが増すほど一つの電球の灯があかるく感じます
闇のない街ではこの感覚ももてないのでしょか
2021/12/02
どちらへ進むのか?
![どちらへ進むのか?](/wp-content/uploads/sk21-127.jpg)
アレックス・カー 美しき日本の残像から
「人類が宇宙に住む時代が来たら、日本人は一番スムーズに宇宙の生活になれるでしょう。
その理由は宇宙には木、草、鳥、動物、美術、文化的な街並みなどがないからです。
宇宙船の中、あるい月の上の植民基地はアルミと蛍光灯の世界です。
他の国の人たちは時々自然の森や生まれ故郷の美しい街並みを思いだして、地球に帰りたくなる。
けれども、日本人は日本を思い出してもアルミサッシ、蛍光灯、空に聳える鉄塔、
コンクリートとガラスの町しか思い浮かばないので、月での生活とそう変わらないはずです」
花鳥風月をめでる日本の文化と家があります
しかし、テレビで宣伝されている家たちは車のよう
どちらへ日本が進むのか
どちらにも極められる法でありつづければよいですが
photo:南フランス・モンテリマーレ・夕食時のレストラン
2021/11/26
いえづくりしながら考えたこと
![いえづくりしながら考えたこと](/wp-content/uploads/sk21-126.jpg)
build yourself with selfbuild
久しぶりに読んでみました
消費社会・分業社会から抜け出して
自分のhomeをつくられた方の本
セルフビルドは無理だとしても
家を自分で考えることが重要だとやはり思います
本文から
「効率よく生産された製品に囲まれる生活よりも、よろこびから生まれた物と向き合う生活の方が豊かといえないだろうか」
2021/11/25
間取りを描く
![間取りを描く](/wp-content/uploads/sk21-123.jpg)
子供のころ家の間取りを描いていたと
何回か耳にしたことがあります
私はもっぱらLEGOブロックで家をつくっていましたが
皆さんはいかがでしょう
***
大人になって家の間取りをなぜ書かなくなるのでしょう
住宅の相談会というのも
ほとんどがお金がらみのものが多い
お金の相談が終わったら、いくら使えるか決まったら
家の大きさがだいたい決まるので
一度自分で住みたい家の間取りを描いてみてはいかがでしょう
***
実家は素人の私の父親が描いたものを
太平住宅という在来木造のメーカーが建ててくれました
大きなダイニングキッチンをなりたたせるのに
鉄骨の梁が二本も入ってます
施主の思う通り建ってます
***
間取りを一緒に考えるのが家を建てる建築士の仕事だと思います
間取りによって家の持ちも違ってきますよ
2021/11/23
外壁について
![外壁について](/wp-content/uploads/sk21-121.jpg)
友達の家の外壁の改修について相談に載ってます
サイディングの壁が一部剥げてきていたので
工事の見積もりを依頼する前に現状把握
出窓の庇と外壁がぶつかる部分から
防水シートが張られてない状態
コーキングの隙間から入った水の出口がなく
壁の中で木を腐らせていました
構造補強の筋交いも
モルタルの壁はひびがはいるのでどこから水が入るかわかりますが
サイディングはわかりにくく
わかりやすくなった時はこんな状態と聞いたことはありましたが
実際目にしたのははじめて
シートの状態での現場での検査は大切にしないといけませんね
2021/11/18
実家の庭
![実家の庭](/wp-content/uploads/sk21-120.jpg)
流行りで日本庭園と池を
祖父祖母の時代に設けた実家
二人が他界したあと
コロナ中の影響で家にいることが多くなった母と
少しずつ整備
小さいころから見ていた木を選別して新しい庭造り
春先には病気にかかったクロガネモチを倒しました
造園から45年たっていますが
庭のリノベーションにはまってます
2021/11/16
近くのもので
![近くのもので](/wp-content/uploads/sk21-119.jpg)
グロバーリズムが進んで
お金さえあれば
どこにいても同じような生活ができるようになりました
その対価は値段がつけれないくらい高いものになっている気がします
地球の環境のなかで人間は住む場所をかりている
その場所に負荷をかけない生き方をするのであれば
昔ながらのその土地の材料で家を建てることが一番でしょう
それを科学データで説明することも重要ですが
時間経過とともに歴史・文化とともに
国土の中での人々の暮らしを振り返れば
最良の着地点がみつかるとおもうのですが
photo:日干し煉瓦(モロッコ)
2021/11/15
家の基礎工事について
![家の基礎工事について](/wp-content/uploads/sk21-116.jpg)
家の基礎工事について最近思うことがある
家の値段が安価なものでも
基礎の仕様はどんどんと高くなる
家と基礎の予算のバランスが悪いのではないかと
木造住宅唯一の土木工事
そのためか単価が他より高めである
最近改装している家はなぜか基礎がない家ばかり
最高の基礎にした家はどこまでももつのであろうか
コンクリートの寿命と木組みの寿命
どちらがながいのだろう
2021/11/12
実家の屋根裏
![実家の屋根裏](/wp-content/uploads/sk21-111.jpg)
実家近くの屋根を直した業者さんが
屋根ずれていると教えていただいたようなので
実家の屋根裏に潜ってみました
そこには竣工当時の棟札が
昭和47年に祖父が建てたことがわかります
築49年の家
来年築50年なので大きくメンテナンスをする予定
木組みをすべてチェックして階下に
設計素人の父が書いた平面図を可能にするため
大きな梁や鉄骨が
育った家のことがよくわかるようになったことに少し喜びをかんじました
雨漏りはまだ起こってないようで安心
2021/11/04
買うものですか?
![買うものですか?](/wp-content/uploads/sk21-108.jpg)
死んでから眠る場所はどこでもよいと思いますが
緑の庭園の中にあるようなミロゴイ墓地にあこがれます
平らで足が悪い人はカートで近くまで行けるような
どんな宗教のひともお墓を立てれるような
お墓やお葬式事情を見るにつけ
ある言葉を思い出します
「家でお葬式をしなくなったらホテルと変わりがない」
家が軽く・商品化しているのはこのあたりと関係するのかしら
2021/10/25